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ポツドール「夢の城 -Castle of Dreams」@元・立誠小学校

自分の中では、この「夢の城」という作品は、ポツドールの真髄的な
作品のひとつだという認識がありまして、京都でやるんだったら、
そりゃあいかねば!って感じで観てきました。

c0025481_0475131.jpg【作品について】
『夢の城』は2006年初演。1Kのアパートで集団生活を営む若者たちを無言劇のスタイルで描き、賛否両論を呼んだ問題作。寝て、食べて、テレビを見て…、だらだらと無気力に暮らす若者たちの状況を、観客はただのぞき観ることになる。
2010年のドイツ・エッセンでの公演を皮切りに、2011年にはブリュッセル、ウィーン、モントリオールと海外でも上演を重ねてきた『夢の城』。細部にいたるまで作りこまれた1Kアパートや、舞台で描かれる虚無的で無気力な若者の姿は、日本社会の一断面であるとともに、空虚なフィクションとして見えはじめるだろう。はたして最後に残るのは嫌悪感か!? 共感か!? それとも…!?
(京都国際舞台芸術祭2012HPより 一部抜粋)


覗き見する構図の無声劇っていうのは知っていたし、美術も写真で見たことがあったもんで
知っていたのですが、ほんでもちょっと予想と違っとったかな。
だって、完全に無声ってわけじゃなくて、喘ぎ声とか、息使いとかは聞こえてきたもんで。
別にそれがいかんってわけじゃなくて、むしろそのことによって、
作品の緊張感だとかそういうものが伝わってくるもんでいいんだけど。
冒頭は、夜中の2時に、クルマが通る騒音の中、チーマーやらギャルやらギャル男やら8人が
生活しているマンションの一室の様子を、完全に外からのぞくような構図で、
芝居が始まります。そのときは完全に中の音が聞こえないので、
「このまま80分はちょっとツライかも・・・」と一瞬思ったけど、
途中でマンションの外壁がなくなるもんで(あの構造はすごいよなぁ・・・)、
なんかより近くで観察できるんだけどw
もうその8人の生活(というか生態)のひどいことと言ったら、まぁw
場末を通り越して、ちょっとした動物園のオリみたいな感じなんだよね。
周りに関係なくセックスおっぱじめて、そのまま乱交状態になっちゃったり、
突然殴りあいのケンカを始めたり。部屋だってグチャグチャだし。
そして、朝がくると、各々勝手に寝ぼけながらも身支度を始めて、出かけていき、
夕方になると帰ってくる。んで、またクスリをキメちゃったりしてるんだけどw、
そのうち、女の子達がご飯の準備を始めて、みんなで鍋を囲んで食事しはじめるんだわね。
そして、なぜかピアノ伴奏も始まる・・・(笑)
でも、ここが一番グッとくるシーンだったりするわけです。
どえらいシュールな場面であることは間違いないのですがw、
おそらく、何か夢なり希望を持って東京という街にでてきて、こんなにロクでもない生活を
している彼らの、一人ひとりの生い立ちなりを含めた個性であったり、
一見ムチャクチャでバラバラのようにみえて、ちゃんと寄り添って共同体を形成して
生活していることだったり、要するにきわめて人間的な暖かみみたいなものが、
確かに提示されているんだわね。
社会的には相当ダメな感じで、まるで動物のような彼らに対して、
最初からあまり好感を持っている客はかなり少ないと思うんだが、しかしそんな姿から逆に
人間としての純粋さだったり、温かみを感じさせられる、ということに
軽く心を抉られるというか、ドキッとさせられた人は少なくないと思う。
いつもは、「自分は違う」と思いながら客は観ていて、笑ったりしているけど実は…、とは
ちょっと逆の構図なんかしらん?
まぁ、田舎のヤンキーは実は結構いい奴が多い、みたいな理屈に似てなくもないけどw

あと、さらに言うならば、こういったことが、台詞なしの無声劇で伝わってくるってことよね・・・。
だいたいいかに台詞に込められた気持ちを伝えるか、というのが芝居なり役者なりの
どらめちゃ重要な要素なのに、それが排除された状況でもしっかり観客に
伝えられちゃうという、作演と役者の巧さたるや!
てか、冷静に考えてみて、芝居とかって台詞きっかけで動くこととか多いのに、
あの状況であの緻密な連携した動きとができちゃうってのも、ちょっと理解できーせんw

てなわけで、個人的には過去に観た作品の中では一番お気に入りかもしんない。
(衝撃的だったのは、そりゃあ最初の芝居だったりしますけど)
てか、どうでもいいけど、最後、ポツドールだけど少し拍手が起きとって、新鮮だった(笑)
でも、今回の作品についてはちょっと気持ちわかるな。
自分も内心、拍手したくなったもんねw
あと、こんな芝居が、京都のわりといかがわしいエリアにある(元)小学校で
上演されるという、このシュールな状況はちょっとウケちゃうよね…。

------------------------------------------------
ポツドール 「夢の城-Castle of Dreams」
(京都公演)
2012年10月25日~28日 @元・立誠小学校 講堂

作・演出:三浦大輔
出演:米村亮太朗 古澤裕介 鷲尾英彰 井上幸太郎 松浦祐也
    遠藤留奈 新田めぐみ 宮嶋美子
舞台監督:筒井昭善  舞台美術:田中敏恵  照明:伊藤孝(ART CORE)  音響:中村嘉宏 
映像・宣伝美術:冨田中理  小道具:河合路代  制作:木下京子  製作:ポツドール
協力:ゴキブリコンビナート、THE SHAMPOO HAT、スターダス・21、ぱれっと、バードレーベル、
   ダックスープ、オフィス PSC、スペーステン、マッシュ
京都公演主催:KYOTO EXPERIMENT

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by yokusang_09 | 2012-10-27 19:38 | 芝居を観てきた2012 | Comments(2)

この頃の事務作業ツール

実は最近は、この辺のツールを使ってブログの原稿を書いとる。

c0025481_23145047.jpg
ポメラです。しかも、一番最初の型w
これ、有楽町のビックカメラのアウトレットで4,000円だったんだわ。
8月の東京出張の帰りに寄り道した時なんだけど。
で、ポイントも使えるもんで、なんと財布から取り出したのは2,000円のみ!
やっぱカフェとかでブログ書いたりしたいなぁ、って願望があって、
なんかそういうことできるどえりゃあ器具(笑)を買わんとかんのかーって思っとったんだけど
(※どえりゃあ器具=MacBookAir とか、iPadとかww)
テキスト入力さえ出来りゃえーもんで、これでよかった。
どこでもカチャカチャ打てるし、どーせネットでクレジットとか検索するし、
あとは自宅PCに取り込んで、推敲してアップロード。
(実は最近の観劇ブログの原稿は、たいていこれを使ってお外で書いています。)
下手にネットにつながらんのも、集中して書けるでええよ。
c0025481_23145270.jpg
ちなみに、横浜中華街で見つけたパンダのポーチが
ちょうどいい大きさだったもんで、これに入れとるwww
(電池も入るし、USBケーブルも入るで純正のよりいいかもしれん…)

あとはこれ。
c0025481_23145433.jpg
でたーw あいぽん5!
初スマホでございますですよ、おみゃーさんよ。
発売後10日くらいでやってきました。
段々フリック入力にも慣れてきましたが、元々、毎日PCのキーボード触っていても
相変わらずミスタイプが絶えないワタクシですので、誤入力とかはいっぱいですけど…。
あと、片手で入力が大変。
元々ケータイでゲームしないので、もっぱらインターネットばっかりです。
これで疑問に思ったことは即座に調べてます。カフェで。
まぁ、バシバシテキスト入力するなら、iphoneにキーボードつなぐっていう
手段とか色々あるんですけど、31年生きてきてわかるんですけど、
それは確実に性に合わんのだわね…。
なんか、自分自身が結構セクショナリズムの塊みたいな人だで…。
意味不明ですね…すみません。わかる人だけわかって(笑)
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by yokusang_09 | 2012-10-26 23:33 | よくさん日記 | Comments(0)

体現帝国「女中たち」@七ツ寺共同スタジオ

体現帝国、無期限活動停止前の最後の公演。
本番にお邪魔ができないので、演出の渡部せんせいの好意に甘えて、
ゲネを見せてもらいました。
でも、タダってのも申し訳なかったでちゃんと差し入れは買っていったよ(笑)
クリスピークリームドーナッツを名古屋で買えるようになるとはね・・・。

c0025481_0163144.jpg【作品について】
戯曲『女中たち』では、
2人の姉妹の女中が「奥様役」と「女中役」を演じる“ごっこ遊び”で物語が進んでいきます。
そして“ごっこ遊び”の中で妹のクレールは死を迎えます。
同じく、近年 私たちは複数の「役柄」を演じるようになりました。
「演じる私」は一歩一歩「私自身」を侵食し、現実と夢とは見境がつかなくなってきました。
境界の無くなった私たちの日常は、様々な形で小さな終演を迎えました。
自分で始めて自分で幕を降ろすしかない私たち
そして その連鎖を止めることのできない私たちは、悲劇的であると同時に なんと滑稽なのでしょう。
(劇団HPより)


(ゲネなので、感想は軽めです)
どんな風なのか原作の内容もよく知らなかったので、タイトルを聞いても
さっぱりわからなかったのですが、結構しっかりふつうにお芝居でした。
女中と主人の奥様が、入れ替わっているかと思ったら、それは遊びで、
役割が固定してきたかと思ったらまたひっくり返される、という、まぁ、それだけ言ったら、
なんだか前にも観たことある芝居みたいに聞こえちゃうんですけどw、
べつにそうではなくて、なんか芝居の持つ緊張感と、
その後ひっくり返される感じが、個人的には絶妙なバランスで実に心地よかった。
てか、芝居も面白いんだけど、また役者の身体がキレイなこと!
イヤらしい意味ではなくて、バレエとかやってみえるからなのか、
きちんとコントロールされた身体のキレとかがやっぱむちゃくちゃキレイで、
芝居全体の世界観や緊張感をしっかりと形成してた。
踊ったり、明らかに特殊な動きをするときの身体って、まぁわかりやすいんだけど、
スリ足だったり、ちょっと足をあげたりするときの美しさって、
もうわたしにゃ・・・ムリですね・・・。(自分基準で語るなって話ですが・・・)
あと、美術もムチャかっこいい。七ツであんだけ仕掛けだらけになるんかて!
って感じでした。あの女優3人で、あの作風であんだけ舞台を遊んじゃうってのも、
ちょっと意外性があって楽しかった。
もう難しいことはおいといて、ただただ興奮したし、面白かったんだよー。

ただ、ゲネなのであまり言ってはだめなのかもしれませんが、
ちょっと役者の演技は一部引っかかったかな・・・。うん。
若い女優さんだけなのでしょうがない部分はあるのかもしれませんが。

もう、コレで最後とかホントに惜しすぎる。
あと、やっぱり本番が観たかったな・・・。
(自分のスケジュール組が悪いんだからしょうがないんだけど)

-----------------------------------------
体現帝国 第五回公演
「女中たち」
2012年10月27日(土)~28日(日) @七ツ寺共同スタジオ

原作:ジャン・ジュネ
構成演出:渡部 剛己
演出助手:坪井 菜摘
出演:櫻井 春菜子、佐原 優、堀場 美貴
作曲:田中 航  照明:則武 鶴代  舞台監督:岡田 保(演劇組織KIMYO)
衣裳協力:山本 紗弓  映像撮影:谷本 英一(オレンヂスタ)
制作:今井 絢子、呉竹 みのり(劇団バッカスの水族館)、棚橋 亜也加(愛知淑徳大学演劇研究会「月とカニ」)

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by yokusang_09 | 2012-10-24 23:52 | 芝居を観てきた2012 | Comments(0)

なぜか今まで知らなかった京都



先日、観劇のために、ぶらり京都に行ってきました。
ゆきは東海道線、かえりは新幹線で。(帰りが遅くなってしまったため…)
なんか、観劇がメインだったし、やっぱりお寺とかめぐる気分でもなかったので、
ちゃんと街をぶらぶらしてみることに。
で、気づいちゃったのよ…。

てか、今まで、自分は京都で何をしとったんかしらん、とw

割としっかり敢行するか、出張とか、結婚式だったりなのだが…。

なんか、これまで、街歩きっていっても、なし崩し的に四条通を
ぶらぶらするみたいなことしかしとらせんかったんだけど、
ふと、京都に住んでいた高校の先輩とかが「京都は古着屋が多い」とか
言ってたのを思い出して、(そりゃ、「京都の着だおれ」って言うしね…)
ちょっと探検してみたくなって、ちょちょいと、グーグル先生で
調べてみたら、おみゃーさんよ。
なんか、何度も歩いたことある道をちょっと入ったら、
そんなのがいっぱいあるらしいがねw

てなわけで、御幸町通とか三条通とかその辺をぶらぶら。
(てか、三条通ってアーケードのあたりだと思っとったんだけどw)

で、ぶらぶらした結果www
c0025481_1163642.jpg


ふらっと入ってみた古着屋(なのか?)で、いきなりジャージが800円とか、
ビルケンが2,800円とかだったもんで、お買い上げ。
このビルケンは、もうちょっとしたら柄モノ靴下と合わせる予定!
で、さらに、久々の「よーじや」でゆずの香りがするあぶらとり紙もお買い上げ。
まぁ、別に「よーじや」は三条通じゃなくてもあるんだけど、かなりナイスタイミングで
登場だったもんで。最近、嬉しいことに、顔の皮脂がちょっと復活してきたのです~。
(乾燥肌がちょっと改善されてきた、という意味で。まぁ、出過ぎたらかんけど)
あと、グランマーブルでもお買い上げ。
意外とお値打ちなのね。美味しいでいいんだけど!

てなわけで、観劇前に、初めての街との出会いにコーフンしつつ、
ちゃんとお買いものも楽しんでしまった。
まぁ、若干若いエリアだったんですけどw、堀江くらいの勢いかな。
関西は路面店が多いから、街歩きが楽しいです。
てか、こういうの好きなんだて。正しくお出かけ、みたいな感じで(笑)
休みの日は、買い物して芝居観て、お酒飲んで帰るっていうのが一番幸せだがんねw

てなわけで、実は今月はもう1回京都方面に行く用事があるもんで、
またなんか新たな発見があると嬉しい。なー。みたいな。
あぁ、なんか楽しかった。
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by yokusang_09 | 2012-10-12 01:28 | よそんとこ | Comments(0)

ロロ「LOVE02」@元・立誠小学校

ニッポンの河川から、ハシゴ芝居。
だって、同じ建物内だしね。
でも、あまりにもすぐだったので、頭の切り替えにだいぶ時間がかかりましたw
知人にもファンの多いロロですが、自分はお初だったもんで、どんなもんかと、わくわく。

c0025481_2347558.jpg『LOVE02』は誰かの想いがほんのちょっとだけ別の誰かに届いて、その別の誰かの想いが、そのまた別の誰かにほんのちょっとだけ届いて、 そうやって想いが波及してゆっくり広がっていく景色を夢みながらつくりました。
この作品がもっとずーっと遠くまで波及していくように、そんな景色を夢みながら乗り込みますっ。
正夢にしますっ。(劇団HPより)


いやー、京都にもロロファンって多いのね。
全然しらなんだわ。
以前に少しだけ噂を聞いたことがあって、
幼稚そう見えてすごく大事なことを伝えている、
みたいな話を聞いたんだけど、なんか、なるほどなぁ。と納得。
誰かのことを好きになることのすばらしさが超絶詰め込まれてました。
でも、大人向けの絵本(←昔のエロ番組のタイトルみたいになっとるけどムシしてw)
って感じで、ただの恋愛モノってわけでもない。ファンタジーっぽく見えて、
でも妙に現実的なモノがブッコまれてたり。ラノベみたなテンションなんでしょうか。
あんま読んだことないもんでわからんけど、なんかなんとなくそんな感じ。
調べるところによると、三浦さんという方は意図的にゼロ年代・ポストゼロ年代の
作風というモノを意識しているらしい。
そんなコト考えながら、あんな愛らしい作品ができちゃうなんて、
なんか、すごいわね・・・w
「恋人がいるときは私は恋をするけど 恋人がいなくても私はそんなに困らない」
アタクシとしましては、泣いちゃうほどまでグッとはこなかったんですがw
この、ある意味ヒネリが全くない(←ほめ言葉です)、「ラブ」のぎっしり詰め合わせ
セットには、流石にちょっと心が揺れてまったよね。
個人的には、みんなが笑っていたシーンだけど、「いとしのエリー」に合わせて
彼女に、好きだという気持ちを伝えるシーンが一番感動したw
でも、あんだけの「ラブ」があるんだから、みんなそれぞれ好きなところで
感動すればいいと思うよ・・・。
俺は作者じゃないで、無責任な発言だとは思いますけどw

でもなぁ、やっぱあのど直球で、幼くみえて、でもちゃんと大人のツボ抑えてる感じ、
やっぱ初めてだったなぁ。
ついつい、恋愛ってところに目が行ってしまいがちなのですが、よくよく思い出してみると
実にアレコレやっていたって印象なんだよね。歌ってたし、光ってたし、脱いでたしw
確かに同じくポストゼロ年代といわれる作家の作品と共通する何かは
感じるんですが、でもあの感覚は初めて。
今回の作品について言えば、まぁ、ネタ的にそこまで好みだったって
わけでもないのですがw、ちょっと他の作品も見てみたいかなぁ。って思いました。
なんかえらそうでごめんね。

あ。そうだ。
なんでもいいけど、この1年くらい、男優が素っ裸になる芝居に出くわし過ぎな気がする…。

-------------------------------------------------------------
ロロ 京都→仙台ツアー公演
KYOTO EXPERIMENT 2012 フリンジ "PLAYdom↗"参加
「LOVE02」
(京都公演)2012年10月5日~9日 @元・立誠小学校 講堂

脚本・演出:三浦直之
出演:板橋駿谷 亀島一徳 篠崎大悟 望月綾乃 森本華(以上ロロ)
   金丸慎太郎(贅沢な妥協策) 北川麗(中野成樹+フランケンズ) 小橋れな
   島田桃子 高木健(タイタニックゴジラ)
照明:工藤雅弘(Fantasista?ish.)  照明オペ:菅原和恵  音響:池田野歩
音響オペ:角田里枝  美術:松本謙一郎  衣裳:藤谷香子(快快)
舞台監督:鳥養友美  演出助手:中村未希  宣伝美術:玉利樹貴
仙台公演制作協力:森忠治  制作助手:横井貴子  制作:坂本もも

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by yokusang_09 | 2012-10-08 23:40 | 芝居を観てきた2012 | Comments(0)

ニッポンの河川「大地をつかむ両足と物語」@元・立誠小学校

c0025481_053542.jpg
なんと、あのニッポンの河川が京都で上演するっていうんだで行くしかないがねー!
ってなわけで、京都に出かけてきた。
毎度の東海道線ですが、電車で寝すぎて、寝過ごすところでしたwww

第4回のときよりも、役者の数も少ないし、コンセントの類もシンプル。
カセットも思いのほか捨ててなかったし。
個人的にはもっとごちゃごちゃしていてほしかった気もしたけど、
古い小学校の教室という劇場の個性を考えると、あれぐらいでちょうどいい気もした。
お話は、なんてゆうか、ある家族の不思議な出自(?)に関するお話。
・・・一応間違っとらんよね?(笑)

全体のお話が一本通っとるもんでかしらしらんけど、そりゃあもう、
シーンがてれんくれんになりまくっとって、
あの役者が忙しい芝居が故のテンションと相まって、
50分という短い時間に爆発的なエネルギーが詰まっとったー!って感じでした。
それにしても、アンドロイドの子供の動きに対して「コンテンポラリーなやつめ」は爆笑www
もうなんてゆーのかしら、きわめてよい意味で大人の「おたのしみ会」みたな
ノリなんだわね。元は小学校の校舎だったところでやっとるもんで余計になんだけど。

脚本について何か重要なテーマ性などはあえて見いださんことにしますが、
といいますか、別にそんなものは特にないと思っているのですがw
なんか結果的に印象的だったのは、アンドロイドを開発する博士の話(というか、存在)。
いや、結局、山中教授がノーベル賞ってニュースがあった日だもんで余計にw 
でも、なんか何なんだろうね。あの「博士」とか「研究者」というものの、
人間的な温かさと無機質が、交わりきるわけでもなく同居する感じ。
このお話に漂うノスタジルジー感と、屈折感と、無機質な質感のバランス調整役として
「博士」っていう存在が自分の中では不思議と大きかった。
大学院に進学できなかったことが未だにどこかコンプレックスなんでしょうかw
(別に修士まででよかったんですけど。自分の進学希望は)

なんか、「楽しかった」だけでは味気なかったもんだで色々書きましたけど、
実際のところ、やっぱり猛スピードと爆発的なエネルギーに煽られまくった
楽しすぎる50分だった!っていうところに集約されちゃうね。

面白かった!楽しかった!大好き!
それでいいんだてw (多分。でもそれが重要)

-----------------------------------------
ニッポンの河川 第5回公演in京都
KYOTO EXPERIMENT 2012フリンジ “PLAYdom➚"
「大地をつかむ両足と物語」
2012年10月6日~10日@元・立誠小学校 音楽室

脚本・演出:福原充則
出演・音響・照明: 森谷ふみ、光瀬指絵、金子岳憲
改造1:碓井清喜 改造2:寺西麻利子 買い出し:三橋亜耶野 受付:たけいけいこ
協力:ヨーロッパ企画 スペシャルサンクス:森下由美子、高山玲子

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by yokusang_09 | 2012-10-08 18:31 | 芝居を観てきた2012 | Comments(0)


生きて名古屋に帰って来たよ。


by yokusang_09

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