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チェルフィッチュ「わたしたちは無傷な別人である」@愛知県芸術劇場小ホール

あいちトリエンナーレ、2度目のパフォーミングアーツ。(個人的に)
日曜日に大きな仕事があったもんで、ダメだーって思っとったけど、なんかムリヤリ観てきた。
ちなみに、チケットも土壇場だったで、前日に仕事を1時間だけ抜け出して買ってきたw

実は、名前だけは聞いたことあったんだけど、中身は全然知らんかったのです…。
あと、演出の名前も、もんのすごい聞いたことあったんだけど。

c0025481_1421429.jpg【あらすじ】
2009年8月29日(衆議院議員選挙投票日の前日)建設が予定されているタワーマンションに入居が決まっている若い(裕福な)夫婦。その夫婦のもとを、妻の会社の後輩が、チーズとワインを持って訪れる。
夫婦は自分を幸せだと思っているが、妻はときどき、「自分が幸せでいていい理由なんてない」と思い悩む。
そして、妻に不幸せだという謎の男。後輩が帰宅後、涙ながらに悩みを打ち明ける妻を、夫は慰める。そしてセックスする。翌朝、二人は投票に行き、朝ごはんのバケットを買う。


で、感想。…なんなんだろ、どらめちゃ初体験の世界。
(いつも観とるタイプの芝居とは大違いだからですw)
一瞬意味不明なところがあったりもしたんだけど(笑)、
段々と描かれているものが立体化してきて、
(アフタートークの言葉を借りれば、「ピースが埋まる」)観客(おれ)の頭や心に、
スコッと入ってくるわけですよ。いつになく「スコッ」と。もしくは浸透してくる。

台詞とは一見関係のない動きを繰り返し、まるでト書きのような台詞を言いながら、
物語は、静かに進行していく。
そして、ぼんやりと浮かんでくる「幸せ」とは何か?というテーマ。
この立ち上がってくる感覚っていうのが、海外で評価されるポイントなのかとも思ったり。
(それは、平田オリザ氏の芝居にも共通することかなーって思う。いわゆる「日本的」では
ないかもしれんけど、でも、この感覚は、きっと西洋人はあんまり表現できん気もする。)
オレ、そこまで表現が達者じゃないし、あれこれ言っちゃうと折角体感した
この感覚が崩れてまう気がしてまうでかんのだけど、きっと言われてみれば
誰もが感じとんじゃないかと思われる、このぼやっとした、一言では言い表せない
この「幸せ」「不幸せ」な感覚を、見事に舞台上で立ち上がらたチェルフィッチュの芝居。
観終わったあとは、なんとも研ぎ澄まされたような、脳みそを直接触られたような、
今まで体感したことのある「感動」や「興奮」とは一味違う感覚が残った。
関係のない動きや、ト書きのような台詞をから自分の頭で世界を立ち上げていくもんで
演出のコメントにあるとおり、確かに「観客への負担が大きい」芝居だったけどw、
その「負担」の先にあった感覚は、すんばらしいモンだったて。

やっぱすごいわ、あいちトリエンナーレw
ひゃー。なんか、すごいよ、岡田さん。
でも、例えばこの作品の元になった「わたしたちは無傷な別人であるのか?」が
横浜の美術館で上演されたあたりからしても、「演劇」の枠を若干はみ出して、
「パフォーマンス」って感じもしましたです。ハイ。
てか、違う作品が観てみたい。(他の作品じゃもっと動いて喋っとるっぽいしw)

なんでもえーけどよー、マンション欲しくなっちゃった!!!(爆)
あと、英語がもっと聞き取れるようになりたいがー!!(同時通訳とかいらんくなりたい)

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あいちトリエンナーレ2010 パフォーミングアーツ
チェルフィッチュ 『わたしたちは無傷な別人である』【世界初演】
2010年9月24日~26日 @愛知県芸術劇場小ホール

作・演出:岡田利規
出演:山縣太一/松村翔子/安藤真理/青柳いづみ/武田力/矢沢誠/佐々木幸子
音楽:大谷能生  舞台美術:トラフ建築設計事務所  舞台監督:鈴木康郎
音響:牛川紀政  照明:大平智己  字幕翻訳:アヤオガワ  字幕制作:並河咲耶
制作:山口佳子(あいちトリエンナーレ2010アシスタントキュレーター)
    中村茜、奥野将徳、山崎奈玲子、黄木多美子、門田美和(Precog)

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by yokusang_09 | 2010-09-25 22:26 | 芝居を観てきた2010 | Comments(0)

誕生日でした。

オレにだって、こんな可愛い頃があった…はず。
c0025481_0123253.jpg

先日、お誕生日を迎えてしまいました。
お祝いメッセージを下さった皆様、ありがとうございました。
なんか、そういうメッセージ貰うと、普段の自分の人徳のなさが反面的に
思い起こされて、懺悔したい気分になるよ…。

アレです、ついにアノ年齢だでよ!どひゃー。
ちなみに、あのドラマが毎年再放送されとるのは、東海地方だけらしい。
あー、今年もやるんかしらん。ブルーレイ買ったら、録画するもんね!
大事な年齢だでw、1年間、だだくさに過ごさんようにしたいと思います…。
この1年間のテーマは、「ハリ・ツヤを取り戻す」だでよw

それにしても、最近、身に起きた変化が、年齢のせいなのか、
外的要因?(例えば季節とか、仕事疲れとか)なのかよく分からんことが多いww
例えば、最近、写真撮ると「あ、なんかそれなりに歳とったがやー…」って
思うんですけど、その一方で「疲労が顔にありありと出とるよね…」とも思う。
(実は最近、毎日終電で帰宅なのですー。そろそろエライ。)
まぁ、実は、物心ついたときに知った母親の年齢を過ぎてまったもんで、
そう考えりゃあ、ほりゃあねぇ…って感じなんですが。

…うん。 

なにはともあれ、健康に1年間過ごせるようにしたいです。(どら重要)
ほーだわー、「ハリとツヤ」だわー、化粧品のCMじゃにゃーけどよw
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by yokusang_09 | 2010-09-16 01:24 | よくさん日記 | Comments(0)

NODA MAP「表へ出ろぃ!」@東京芸術劇場小ホール1

c0025481_0512846.jpg【あらすじ】
信じるとは何なのか?これは一夜にして崩壊する家族の物語。
人間のレゾンデートル(=存在理由)を思索する哲学という学問が廃れてしまった。けれども、人間は何かしら生きる意味を見出さないと生き難い。その空白を埋めるために、自らの趣味嗜好に過剰な価値を置く。「はまる」という現象。何かにはまっていないと生きてる気がしない。換言すれば、偏愛。しかもその歪みにも気付かない。疑うことすらない。これはすでに信仰に近い、ただの趣味嗜好なのに。アミューズメントパークを偏愛する父、アイドル系を偏愛する母、ファーストフードを偏愛する娘。そんな3つの偏愛が混在する、鎖でつなぎ合わせないと成立しないほど、バラバラな家族の物語である。(HPより引用)


多分、東京で一番出入りしとる劇場=芸劇の小ホール1。 
NODA・MAPの番外公演。野田さんが中村勘三郎と夫婦役で
しかも(当然)、野田さんが嫁役だってゆーんだから、ほりゃあんた、
役者野田秀樹が好きなワシとしては観にいかなかんがね。
(番外公演の方が、役者として頑張っとるところが観られるでえーんだわ)

とりあえずの感想=面白すぎた!
いやー、久々に「あああ、野田だ、野田!」って感じの演技観たよー。
甲高い声で「ジャアパニ~ズは…」とか言っとらしたwww
わしゃ、もうソレを結構間近で1時間半拝めただけで、もう満足なんですけど!

でも、もうちょっと感想を書きます。
前作の「ザ・キャラクター」とテーマは同じ。
日本人の幼稚さとか、しょーもない信仰心?みたいなのが流れにある。
あとは、それに絡めて「価値観の違いに対する拒絶」みたいなのが。
まぁ、島宇宙化とか言われとりますんでね…ゼロ年代。
ただ、内容は思いっきりタァケなハイテンションwww
50過ぎのオッサン2人が、実の子どもぐらい娘相手に、やりたい放題やっとる。
もうね、ホント楽しそうにやっとんのよー。特に野田さんが。
勘三郎も、モリモリっとなった前髪を歌舞伎みたいに振り回したりして、
どえれーことになっとったよ。客もどらウケとったw
んで、何より目を見張るのが、ど濃ゆい大御所のオサーンたちに負けじと立ち向かう、
黒木華センセイ。90年生まれ!プロの女優ってわけじゃないんだよー。
(注:ダブルキャストなので、自分の観た回は黒木さんでした)
な!の!に!!あんまり食われとらんの!すげー。ベテランの域ですよw
ついでに、劇中のお話がさりげなく前作と絡んどるのも芸が細かくて◎
で、ハイテンションの話ばっかりになってまったけど、
そのハイテンションに紛れて、現代日本人の価値観とかをチクチクやっとるわけです。
これだて~これ、野田さんの芝居ってこういうのだがね?(ってオレなんかは思う)

しかしあれだてー、この「価値観の違いとその受け入れ・拒絶」って、
なんかズーッと悩まされとる気がするがんね…。オレ、色々とニッチな子だもんでw
でも、最終的に居心地がいいのって、同調してくれる人がおるってのが理想だけど、
周りが理解してくれるっていうのが、一番居心地がいいがんね。
結局長く付き合いたいお友達って、それがお互いに出来る人な気がします。ええ。
(こないだ、転校先の中学の同級生と会って、久々に思い出した。この感覚。)

てなわけで、もんのすごい楽しかった80分(位)でございました。
野田さん、まぁ、今回も観る人に言わせりゃ、
「あんな演劇部みたいな演出手法使いやがって!」とか言われるんだろうけどw、
もっと、なんかやりたいことやればいい気がする。再演とか。
別に「ザ・キャラクター」がやりたい事じゃないとは言わんけど(てかやりたい事だけど)、
なんかねー、むー。そう思っちゃう。今回の元気さを見てまうとw
あと、やっぱ役者として舞台上で飛び回っとってもらいたいんです。個人的には。
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by yokusang_09 | 2010-09-11 22:58 | 芝居を観てきた2010 | Comments(0)

「トイレット」@ミッドランドスクエアシネマ

駒ケ岳に行く代わりに、ミッドランドで観て来た。
なんか、すんごい人気で、上映回を遅らせて見た。

c0025481_13582.jpg『あらすじ』
「みんな ホントウの自分で おやんなさい」
「人生は退屈の繰り返しに耐え忍ぶことだと思う」そう信じて生きてきたプラモデルオタクの青年レイ、引きこもりピアニストの兄モーリー、エアギアターで自分のスピリットを表現しようとする大学生の妹リサ。
バラバラに生きてきた3兄弟が、生前母親が日本から呼んだ“ばーちゃん”と一緒に暮らし交流していく中で、次第に心の扉を開いていく…。
(チラシより)


「かもめ食堂」「めがね」に続く、荻上直子監督最新作。
「プール」はわかりやすいけど、違うと思っとったら監督が違いましたけど、
今度は、ちゃんと荻上さんですんで(笑)
カナダでロケだったらしーんだが(しかし登場人物はアメリカ人って言われとる)、
そして、登場人物はみんなカナダ人らしいんですが(英語の字幕だもんね)、
なーんか、日本っぽかったですw ある意味、「かもめ食堂」に通じるテンション。
「めがね」や(監督は違うけど)「プール」に比べると、説教臭くないというか、
ヘンな造作感がないというか、わたしゃ好きでしたよ。
むしろ、「ばーちゃんと心が通じ合って兄弟が自立していく」みたいなのが
宣伝段階でストレートに出とるもんで、いいんじゃないかと思います。
家族が云々って時点で「プール」と同じなのに、監督が変わるとこうなるんかとは思ったが。

ただ、指摘する声が多いみたいですが、若干もたいまさこ演じる「ばーちゃん」の
キャラクター設定(つーか、演出)が、何だったんだろ?ってところはあるかな…。
英語が喋れんくて、いっつも仏頂面のばーちゃんと、一体どーゆープロセスを経て
一番上の兄(モーリス)と、妹(リサ)は心を開いたのか、とか。
バカ丁寧に描く(つーか、説明する)必要もないけど、スルっとはいかんのも事実。
わからん、というよりはブラックボックスに近い描かれ方なんだがんね。だで、余計。
(しかし、ここで丁寧に説明してしまっては、「プール」と一緒になっちゃう。)

ただ、結果的に日本人キャストを罇真佐子だけにして、しゃべらせんかったってーのは、
なんか個人的には、映画として正解だった気がしとる。
あと、最終的に「ばーちゃん」が死んだことも。予定調和なかおりがしても死んで正解。
予定調和なかほりがしたって、流石にちょっと最後感動したもんね。ウルッってきた。

最後のレイがウォシュレットに感動するシーンは、「キミはそんなにアナルが感じるのか」
って一瞬思っちゃったけどwww、日本人としてはちょっと誇りに思ったぜ!
しかし、ワシは痔になりやすいので、あの水流は刺激が強くて苦手なのです…。
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by yokusang_09 | 2010-09-04 21:34 | 映画を観てきた。 | Comments(0)


生きて名古屋に帰って来たよ。


by yokusang_09

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