カテゴリ:芝居を観てきた2005( 11 )

メガトンロマンチッカー『ワーニャ伯父さん』@七ツ寺共同スタジオ

名古屋の劇団・メガトンロマンチッカーが
6ヶ月連続でやっとる、リーディングの公演。
前回に続き、今回も行ってまったがんね。

ちなみに脚本は、チェーホフの『ワーニャ伯父さん』。
チェーホフといえば、シェークスピアと並ぶ、演劇界のどら大御所。
まま、いわゆる古典と言われるジャンルなんだがんね。

演出の刈馬カオス氏によりますと、(パンフより引用)

なぜか彼の作品は「貴族たちによる上品で小難しい、静かな芝居」というイメージが
強いようです。この先入観は、新劇(文学座などの老舗劇団のスタイルです)がチェーホフを
上演する際、作品の持つ「アンニュイさ」とか「外国人っぽさ」とかを強調したところから
蔓延したとも言われています。
演出家が役者に「ロシア人はそんな風にサモワールを飲まない」と注意したという
エピソードは、そのあたりを如実に表しているなと思います。
実は、私もそんな先入観をもっていました。実際に読むまでは。
チェーホフは人間同士の激しいぶつかり合いのドラマでした。
「上品で静かな古典」なんてとんでもない!エモーション・パッションを爆発させないと、
表現できない世界がそこにはあります。
(以下略)


ふ~ん。ほうかねぇ。
確かに、外国の戯曲とか演じることになったら、なんかちょっと自分も金髪で青い目になって、
「ネッサガムラスタ~ン」みたいなこと言ってまっとる気分になってまうかもせん。
なーんて思っとったけど、そういうもんでもにねゃあんだねぇ。
つまり、ノリとしては、「ハウス世界名作劇場」くらいの感覚でいきゃー!って
ことなんかしらん。
(余談だけどよぉ、中世ヨーロッパの田舎の風景って、まーはい日本人の原風景だと
言っても言い過ぎとらんとと思っとるんですけど。どうでしょ。)

てなことをボロボロと考えとったんだけど。で、実際見てまったわけね。

…なーんてゆうのぉ。確かに、エモーション・パッションは爆発だったわ。
大体、貧乏人のお話だもんで、そんなセレブリティなオーラだせれーせんしね。
だけど、芝居が静かであったことは間違いにゃーんだわ。わりーけど。
だって、ひたすら暗いでかんがね、話が!(笑)
冬で~、ロシアで~、土地が痩せてて~、貧乏で~、「もう年だぁ」とか言っとって~、
家族仲が悪くて~、ってアンタ、こんだけ聞いただけでもドヨヨ~ンって
感じだがんねぇ(苦笑)

とゆうわけで、感想を手短にまとめてまうと、
登場人物のアツイ感情はわかったが、やはり全体にわたって静かだった。
ということでござーました。

役者個々人はみんな実力者だもんで、魅せれてまうんだがねー。

******

メガトンロマンチッカー act8 私の声はモノガタリのために
12月『ワーニャ伯父さん』
2005年12月23日~12月25日 @七ツ寺共同スタジオ

作:アントン・チェーホフ 
演出+上演台本:刈馬カオス
キャスト:久川德明・来々舞子・大久保明恵・ヒート猛・織田紘子・岸良端女
[PR]
by yokusang_09 | 2005-12-25 16:22 | 芝居を観てきた2005 | Comments(0)

パルコプロデュース「12人の優しい日本人」@パルコ劇場

今日は仕事を休んで、渋谷パルコへお芝居を観に~。
とゆうわけで、東京日帰り・しかも高速バスとゆーわけだがね。
ワタクシ、よー知らんかったんですけど、
この公演、どーーーーらチケット争奪戦だったみたいだがんね…。知らんかったわぁ。
(ほんでも、席は、あからさまに滑り込んだ感がある位置だったでなぁ…)
だいたいこの公演に気づいたのって、キャラメル観に行ったときのビラ処分するときに
ふと目にとまったのがきっかけだでねぇ。まー人生そんなもんだわ。

c0025481_0121885.jpg

「12人の優しい日本人」という芝居は、三谷幸喜作・演出でございまして。
彼がまだ劇団(東京サンシャインボーイズ)をやっとったころの作品なんだがんね。
よーするに今回は再演だがね。
タイトルからバレバレだけども、映画「12人の怒れる男」が下敷きになっとる。
現在の日本に、もしも陪審員制度があったら、という設定で、12人の陪審員が、
案件となっている殺人事件について、喧喧諤諤と議論をやりあう、という芝居。

さすがは三谷幸喜、2時間強、しっかり楽しませてもらったわー。

まー、他にも、色々とどえらい芝居だったけど、
やっぱしビビっとかなかんのは、キャスト陣だがね。
江口洋介・石田ゆり子・筒井道隆・小日向文世・温水洋一…と
テレビや映画で見たことある人ばっかしだし!(一応ミーハ-発言w)
ってか、それ以上にすごいのは、その誰一人としてミスキャスじゃないこと。
(そりゃ、三谷幸喜が声かけとるんだで、当たり前といやぁ当たり前なんだけど…)
全員が、きちんとその役を演じとる。とゆーか、なりきっとるんだがね。
上っ面じゃないことが、観とってよーわかるもん。125分間、暗転ナシの
全員出づっぱりだもんで、そりゃ役しっかり作って集中しとらなかんわねぇ…。
江口洋介なんて、初舞台とは思えれーせんかったて。

(一応断っときますけど、ここから下、ネタバレってやつ臭いでね)

125分ぶっ通しってことを考えると、戯曲の構成や演出ってことも
かなりええ感じなんだがー。
最初は、喫茶の出前の注文をとるシーンがあるんだけど、正直、ちょっとその辺は
だりぃんだわ。とろくっさいってゆーか。不条理臭っつーか(w
だけど、段々エンジンがかかってきて、最後はオォー!って感じなんだがんね。
最初ずーっと黙っとったのに、江口洋介喋りまくり~、みたいな。
最初は力抜かせといて、後からのハイテンションな展開に備えとったんかー、
って考えるのは、考えすぎかしらん(w

あと、でらすげ-って思ったのが、サスの間に装置で天井の梁が作ってあったこと。
よくあるがね。学校の教室とかにあるアレ。
アレが照明の間と間にあるんだがね。それがまた装置のリアルさを出しとって、
たまらんかった。遠近法と、天井かぁ。なるへそ。

最後に。筒井道隆の演技がやっぱし好きだった。
最初、髪型がヘンで、気づかんかったけど(笑)
あの、フツー感がたまらんがね。魅力的な無難さ、とでも言えばいいんかしらん。
小日向文世も相当よかったし。温水さんは、相変らずの怪演でございましたー。

ってか、おれ、今度の芝居でコレをやろうとか言われたら、まーかなわんかもね…。


*********
パルコプロデュース「12人の優しい日本人」

2005年11月30日~12月30日@パルコ劇場(東京)
2006年1月6日~29日@シアター・ドラマシティ(大阪)

作・演出:三谷幸喜
出  演:浅野和之・生瀬勝久・伊藤正之・筒井道隆・石田ゆり子・堀部圭亮
      温水洋一・鈴木砂羽・小日向文世・堀内敬子・江口洋介・山寺宏一
美  術:堀尾幸男
照  明:服部基
衣  装:黒須はな子
音  響:伊藤正弘
ヘアメイク:河村陽子
[PR]
by yokusang_09 | 2005-12-07 23:07 | 芝居を観てきた2005 | Comments(4)

劇団新生「マシーン日記」@七ツ寺共同スタジオ

松尾スズキ作の「マシーン日記」を名大の劇団がやってまうわけ。
ちなみに、ワタクシが衣装の一部を手がけとります!!(手袋とサスペンダー)

おはなし~。(パンフより引用)

夏の嵐の夜、ミチオは自宅の工場で働くサチコを強姦した。
それを知ったミチオの兄アキトシは、離れのプレハブにミチオを監禁し、
サチコと結婚した。
その1年後、ケイコという巨大な大卒のオバサンが工場にパートとしてやってきた。
彼女は中学時代にサチコをイジメから救った恩師だった。
未だ監禁されているミチオのクズっぷりに、何故かハマっていくケイコ。
そして、ケイコはミチオに言った。「私、アンタのマシーンになる」


ま、あとは戯曲よみゃあ(w

自分が途中の一部分でお手伝いさせてもらった芝居だもんで、
やっぱよく見えてまうんだけど(苦笑)、
基礎がしっかりしとる役者さんたちだもんで、
安心して観られるってところはあるがんね。
演出の仕方も含め、
さわやかってゆーか、落ち着いとるってゆーか。
あと、ダンスのつかい方がでら上手かった。
これ、下手なところはホントに下手くそな使い方なんだわ。
ほんでも今回は、どら絶妙なタイミングで使っとった。さすが瀧出身!

ほんで何より、この脚本、下ネタがいいんだわー(爆)
オーバーザレインボーにあわせて「♪クリトリスが4センチ」は
何度聞いても心に染みる台詞だがね(w
あと、「(Hしてる最中に)プレハブが揺れてたわよ」も(w
(…すいませんね。気分害してまった方は、自助努力でなんとかしてちょお。)

ついでに、ソーチもどら力作だった。金属加工が苦手なワタクシとしては、
機械の廃材を使ったオブジェ(?)なんてよーできーせんでね。ゲージツだわ!

って、なんか褒めてばっかだもんで、ここいらでキビシーことも言ってみようかと。
上でさわやか~って話をしたんだが、正直言うとそれが若干アダになってまっとる
ところもあったかなぁ、とは思った。なんちゅーか、下ネタ連発のブラックな脚本だったり
するんだけど、どーもパンチが足りとらんって感じは否めれんかったのね。
あの下ネタはまっと活用できたようにも思うわけ。
さわやか過ぎちゃったとゆうか、もーちょっと「作られとらんオバカ」さとか、
「デロデロ~」って感じがでたら、なお良かったかもしれんね。
(もしくは突き抜けてオサレ感丸出しか。…てそりゃムリか)

ほんでもまー、なんだかんだで一番良かったのは
六本指の手袋とサスペンダーだがね(爆)

まま、皆さんお疲れ様でした&お世話になりました☆
(お蔭で玉止め玉結びできるようになったし)

***************

名古屋大学劇団新生
「マシーン日記」
2005年12月3・4日@七ツ寺共同スタジオ

演出:坂口斗志也
出演:堀井淳史・泉温子・武久英人・山添賀容子
[PR]
by yokusang_09 | 2005-12-04 23:17 | 芝居を観てきた2005 | Comments(0)

劇団B級遊撃隊「ピンクの象と五人の紳士」@姫池052スタジオ

名古屋を代表する劇団、劇団B級遊撃隊のスタジオ公演を
観てきてまったがね。@姫池052スタジオ。
覚王山の貯水塔の近くだがー。

ちなみに、B級遊撃隊の主宰・佃典彦さんはあの
「加藤家へいらっしゃい」とか「中学生日記」の
脚本とかもやっとらっせる方です。わー。

「ピンクの象と五人の紳士」は、佃さんのオリジナルではなく、
別役実の脚本。そうだがね、あの不条理系の。
以前、メガトンロマンチッカーのレビュー(?)のときにも
書いたんだが、「不条理系=眠い」という公式は
崩してもらえるんかしらん!?と
ちーとばかし、ドキをムネムネさせたわけだがね。

とゆうのも、

「難解」か「困難」か?

 別役さんの戯曲は勘違いされやすい。ただただ「馬鹿馬鹿しいオフザケ」の連続パンチが繰り広げられているだけなのに「不条理」っていう先入観が難解な印象を与えてしまう。違うのだ、別役戯曲は「難解」なのではなく「困難」な戯曲なのだ。「オフザケ連続パンチ」だけで劇世界を成立させるのは実に「困難」な作業なのだ。僕が「不条理演劇」の系譜に入る作家である以上、B級遊撃隊も一度はこの男の劇世界を体感しない訳にはいかない・・・という次第で別役やります!   佃 典彦


ってゆー話だったもんだで。

で、結果。
どら面白かった!
ちっとも眠くなかったでねぇ。
演出は神谷尚吾氏だったが、台本解釈はまさにコレだがね、って感じだった。
役者がみんな上手いし、個性的だもんで、ややこやしい台詞も
するする~っとおもしろ~って感じで流れとって。(←良い意味で)
神谷さんのアドリブ臭い演技もステキだし、池野さんの演技も相変らずだったし。
「『困難』な戯曲」と上に書いたるけども、それはこの公演をみて
よー意味がわかった。あんまりヘタッピなところがやってかんて。別役戯曲は。
(って、前もこんなこと言っとった気がするけど、ホントそう。)
あと、重苦しくやっとってもかんね。「オフザケ連続パンチ」なんだがね。

あー、そうなんだ。別役ってそーなんだ。って目からウロコ~みたいな1時間半だった。
ってか、この1時間半がまたいいんだがんねぇ。
はー、久し振りのB級だったわー。また次回いこ。

*************
劇団B級遊撃隊
「ピンクの象と五人の紳士」
2005年11月21日~27日@姫池052スタジオ

作:別役実  
演出:神谷尚吾
出演:佃 典彦・神谷尚吾・池野和典・徳留久佳・江副公二
    山口未知/斉藤やよい 加藤裕子(Wキャスト)

舞台美術:左甚五郎
音響:後藤佳子
照明:エジソン太郎
大道具:江副組
衣裳:上海リル’S
直筆許可書:別役実
イラスト:jaaja
宣伝美術:山積課題
制作:Y企画
[PR]
by yokusang_09 | 2005-12-04 22:41 | 芝居を観てきた2005 | Comments(4)

イッセー尾形のとまらない生活2005in名古屋@テレピアホール

c0025481_094665.jpg

イッセー尾形の一人芝居を観てきてまったがね@テレピアホール
5月に「桃井かおり一人芝居」を大阪まで観にいったけど、あれのイッセー版。
(ってゆーか、イッセー風のを桃井がやっとったんだけど)

今回は新ネタが殆どらしいがんね。
とはいえ、初めて観るやつだもんで、
何が新ネタかよーわっかーせんでかんけど(笑)
なんやかんやと小ネタ盛り沢山の楽しい2時間だったがね。
(ただ、ネタを知らんと笑えんところは結構あったかも…)

働かないで、子どもに家計を任せとる大工のオヤジと、
魚津にやってきたストリートミュージシャンの話が自分的には
ヒットだったがー☆

てゆーか。
一人芝居って森田雄三演出作品以外観たことがないもんだで、
なんとも言えれんけど、よー考えると不思議な世界だったりする。
演劇には説明ってモンがツキモノだったりするがんね。
例えばいちいち自己紹介したり。(映画にはそういうシーンってあんましない)
一人芝居って、意外とその手の台詞がないんだわ。
あるにはあるんだけど、なんか少なく感じる。
一人⇒設定とか関係性とかが若干わかりにくい(かも)⇒一生懸命想像する
ってゆーのとの相乗効果(←間違っとるね、この言葉)なんか?

だもんで、時として、シーンの具体的な設定が
よーわからんときもあるんだけど、
ほんでも、なんかわかったような気がして楽しめてまう、とゆうこの不思議な感じ。
だけど、「なんかわっかーせんけど楽しかった」っていうのは、映画・演劇にとって
でら大事な要素だもんで、よー出来とるんだと思う。

余談ですけど、本を買ったらサインしてもらってまったがねー!
握手もしちゃったよん。いつもやっとるんだって。すごいねぇ。どらステキ!
c0025481_0212967.jpg



・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「イッセー尾形のとまらない生活2005in名古屋」

2005年11月11日~13日 @テレピアホール

演出:森田雄三
出演:イッセー尾形
[PR]
by yokusang_09 | 2005-11-12 23:54 | 芝居を観てきた2005 | Comments(4)

『世にも奇妙な物語』 『おはようと、その他の伝言』

実は先週の土曜日、初めて芝居を3つ梯子してまったがんねぇ。
南山大学⇒大須⇒伏見。
とゆーわけで、遅ればせながら「おすぎ」ごっこだがね(笑)

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

①「HI-SECO」企画 『世にも奇妙な物語』
(演出:HI-SECO企画 出演:加藤好昭ほか)

南山大学の演劇部。こないだ共演したカトウくんが出演するため、
芝居のメンバーでガブリヨリで観てまったがね。
お話は、まーなんといいましょうか。不思議なはなしだがね。
テレビでやっとったような怖いのはなかったけど。

とりあえず、面白すぎなんだわ。涙が出てまったでかん。
(まー、知り合いが出とるって部分は大きかったように思うけど。)
教室公演って、ちーこい分、結構好きなように演技ができるもんで、
それはそれでオモロイかもしれん。やっぱし。参考にします。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


②メガトンロマンチッカー 『おはようと、その他の伝言』

作:宮沢章夫  演出+舞台美術:刈馬カオス
キャスト:東方るい・来々舞子・大久保明恵・大和田忍・渡辺真輔・織田紘子・片山京子 ほか

2005年11月3日~6日 @七ツ寺共同スタジオ


芝居ってゆーか、「リーディング」とゆうやつだったんですけど。
早い話が、ラジオドラマを想像してちょお。あんな感じ。(決して「朗読」ではないがんね)
結構新しい試みかと思います。6ヶ月連続で、毎月1本づつやってく企画だそうです。
詳しくはこちら⇒http://megaton.fc2web.com/act8/

お話は、はっきり言って不条理モノだもんで説明が出来ません(w
「東京・中央線高円寺駅という架空の駅で、電車を待つ人々。
先の駅での飛び込み自殺で電車は来ない。
サミュエル・ベケットの諸作をモチーフに描く、生と死の交錯する乾いた叙情戯曲。」
とゆう、演出の刈馬さんの解説で勘弁してちょお。

サミュエルベケットといえば、「ゴドーを待ちながら」とゆう不条理演劇の傑作がございますが、
観るとわかりますが、個人的には、別役実な感じが濃いぃ作品だった。
「ゴドーを待ちながら」よりは「天神さまのほそみち」を思い出してまったがんね。
不条理モノって、実は観とると結構イライラしてくるがんねぇ(w
はなしが堂々巡りってゆうか、クドイ☆爆
(だからこそ、不条理芝居の脚本をやると勉強になるんだろうとか思うけど。)

今回のリーディングは、役者も実力ある人達ばっかしだったし、
舞台美術もオサレにスマートにまとめとったし、
ナレーション(ト書き)を上手い事使っとったもんで、
結構さらっとわかりやすく流せてたようにも思うけど、(←勿論、良い意味で)
やっぱし途中、眠くなってまう瞬間があった…。
これってやっぱり不条理にはツキモノなんかしらん(苦笑)

しかし、改めて認識したが、「不条理」といわれる芝居は、
結構芝居を見慣れて20歳越えないと、あんまし面白いと
思えれんもんなのかもね。
高校の頃はこれっぽっちも面白くなかったもんね。別役とか。
だもんで、11月末のB級遊撃隊の別役実作品に期待。
[PR]
by yokusang_09 | 2005-11-11 22:55 | 芝居を観てきた2005 | Comments(0)

双身機関「箱男と箱女」@円頓寺商店街

円頓寺商店街でお芝居みてきました。
商店街の中にある集会所、とかじゃにゃーでね。
商店街でお芝居なんだがね!c0025481_21464327.jpg


ホントにこんなアーケードとか、四間道の神社とか、五条橋のたもととかで
芝居してまっとるんだがー。
お客は、地図を買って(2000円ないし2500円)、時間に合わせて
町の中をうろうろ歩く。
途中、蚊に刺されまくるのは御愛嬌…なんかしらん?(笑)
演技しとる横をチリチリーンって、自転車が通り過ぎたり、
屋根神様とか撮りに来たであろうオジサマ達が、バシャバシャ写真撮りまくっとったり。
なかなか不思議な光景でございますた。

お芝居の内容は安部公房の「箱男」をベースとしたお話。
正直、安部公房はあんまし読んだことがあれせんもんだで、
(確か、教科書で『空飛ぶ男』を読んだことがあるくらい)
深い部分はわっかーせんかったでかんけど、
白塗り、クネクネでイカニモ~な世界がおもろかったです。
内容も、試みも。

当時、世界を代表する前衛作家。
寺山修司も改めて読んでみたいけど、
今度読んでみーよっぺ。

どうでもいいですが、ワタクシの中での3大難解作家は
安部公房・寺山修司・三島由紀夫 だがんね。

…好きな人には怒られそうですけど。

****************

双身機関第九回公演「箱男と箱女」
10月8日(土)〜10日(祝)、15日(土)16日(日)
会場:名古屋円頓寺商店街及びその周辺

原作:安部公房
演出:寂光根隅的父 時田鉄目
音楽:小野浩輝 鈴木茂流 平尾義之 よいこちんどん 
    照喜名俊典 他(コーディネート:橡川キョウ)
出演:獅子見琵琶 山田ちひろ 佐伯知佳子 井上貴仁 室屋美鈴 冨田Ω奈々
    牧野謙(アーノルドSネッガーエクスプロージョンシステム)
    あぼともこ(座★NAG AKUTE) 
    尾張ゴール 橡川キョウ 奥田寛明(COZYダンススタジオ) 入馬券(てんぷくプロ)
    花嵐(京都) 寂光根隅的父 時田鉄目 ほか


*****************
[PR]
by yokusang_09 | 2005-10-17 22:03 | 芝居を観てきた2005 | Comments(0)

演劇集団キャラメルボックス「スケッチブック・ボイジャー」@シアターBRAVA!

(久しぶりの芝居レビューだがーん。)

成井豊氏率いる、上川隆也も所属する「キャラメルボックス」設立20周年公演だがー。
ちなみに生キャラメルは「太陽まであと一歩」(@愛知厚生年金会館)以来。
これが2回目なんだわ。

ワタクシ、キャラメルってどら贔屓にしとるわけでもないもんで、
公演を観に行くかどうかは、主として3つの判断基準で選んどる。

①上川隆也が出る
②名古屋でやる
③その他の好都合

今回は、③で。
DMとタイトルが何か気になったのと(ボイジャーなんて懐かしいがーん)、
大阪なら行こうかなって気になったもんで。
何かDMのイラストからすると、お洒落な感じを受けたんだわ。
(「スケッチブックボイジャー」は劇団初期の作品なんだけど、内容は知らんかったの)
ほんでも実際の内容は全然違って、
「暑苦しいSF格闘系ラブコメ」って感じの内容だったんだわー(笑)
ぶっちゃけ肩透かし喰らってまったて…!

てなわけで、正直に言ってまうと、脚本は面白くない…。

がっ!これが、観られまうんだがんねー。
とゆうのも、役者がどら上手いんだて!
ギャグにしろ動きにしろ、一人ひとりがどえらい立っとるの。
しかし、たまにやりすぎて間延びしかかっとるところはありましたが…。

ってか西川さん面白過ぎだでかん(笑)

やっぱプロだわぁーと感心してまったわ。

ほんで改めて思ったのは、成井豊の脚本は
やっぱしキャラメルがやるのが一番面白い。
成井豊の作品って、色んな世代にウケる、
どらエンターテイメントな作品なんだがんね。(故に?臭い台詞も多かったりする。)
早い話がとっつきやすい。野田と違ってわかりやすい!(笑)
だからこそ、高校演劇なんかで上演されやすいんだけど、
ほんでも逆に、みんなが楽しめる、わかりやすいエンタメだからこそ
本当に面白くやるには、演出も役者も技量がでら要ると思うがんね。
(言ったらかんけど、高校の場合は下手っぴなとこが多い…)

大学から芝居を始めたような人には、
成井作品を馬鹿にするような奴が結構おるけど、
そーゆー人こそ一度ホンモノを観なかんわ。


あー…けど、そうゆう人は今回のは観んくてもいいかも(笑)



結論からすると、キャラメル(の役者さん)は芝居が上手い。
そんなことを再認識。ビバー☆

*********

演劇集団キャラメルボックス 劇団創立20周年記念公演3
『スケッチブック・ボイジャー』
大阪公演:2005年9月23日~9月29日 @シアターBRAVA!

作・演出:成井豊
出演:大森美紀子・西川浩幸・細見大輔・真柴あずき・山田幸伸(GUEST)・三浦剛
・大木初枝・温井摩耶・筒井俊作・青山千洋・岡内美喜子・左東広之
(9月25日の出演キャストです)

http://www.caramelbox.com/  (←どんなDMだったかはこちらで確認してちょお)
[PR]
by yokusang_09 | 2005-09-26 21:11 | 芝居を観てきた2005 | Comments(4)

ザ・シャカリキ第11回公演 「アイス」@愛知県芸術劇場

なんか、5月~6月頭にかけて、結構芝居観とったがんねぇ。
桃井に始まり、そしてシャカリキに終わってまうでよぉ。
(暫くは何もナイ)


今回観たのはザ・シャカリキとゆう劇団の「アイス」とゆうお芝居。

 話のあらすじとしては…、でーら大雑把に言うと、
 「冬の一族」(早い話が雪女)見ちゃった青年が、
 「私たちを見たことを、他言したら殺す」とゆう条件で
 とりあえず生かされたんだけど、(それは、雪女の一人が青年に恋したから)
 結局喋っちゃって、ほんでもまたその雪女のおかげで
 命は助けてもらえた~みたいな話。(相変らず、でら適当だ…)

この劇団、個人的にはスキなんだがんね。
オサレだし、基礎重視で上手いし、ホールでやるし。
(この、しっかりした劇場でやるってのは最近重要だったりしとる。)
なんてったって、アノ岐南工高OB系だし☆

ただ、今回のお芝居に関しては、正直期待はずれだったかなぁ…。

①よくない意味で、「学芸会」的芝居構成だった。
②空間を生かしきれとらんかったなぁ…。
③なんとゆーか、芝居全体がシンプルすぎた感アリ。(脚本・裏方・演技)

といった感じかしらん。(なんか、上手いこと説明できとらん…)
なんか、色々もったいないことになってまったとことかも気になり系だったがんね。
(そこは笑っちゃだめなのに、役者の知り合いなのか、笑っとらっせる方とか)
色んなバランス加減が難しかったんかしらん。演出じゃないでよーわからんけど。

よいところもあったけど。
①あいかわらず、オサレ。
②基礎がしっかりしとる。台詞がちゃんと聞こえます。(重要!)
③配役がよろしぃ。ってか、美しい。

そんなこんなでした。
次回公演に期待だがーん。

しかし、お芝居観ると色々勉強になるねぇ。あー、芸風広げてぇ。

・・・・・・・・・・・・

ザ・シャカリキ第11回公演 「ice」

2005年6月4日~5日 @愛知県芸術劇場・小ホール
作・演出:大和田忍
キャスト:おかひろみ・へば(そらかん)・大和田忍・ぺったんこ児玉・松岡純希 他

ザ・シャカリキHP
・・・・・・・・・・・・
[PR]
by yokusang_09 | 2005-06-12 20:53 | 芝居を観てきた2005 | Comments(6)

メガトン・ロマンチッカー「モンスターとしての私」@東文化小劇場

ナゴヤドームのすぐとなり、東文化小劇場でお芝居だがー。
(関係ないが、かつてここで芝居をやろうと企んだ経験アリ)
c0025481_23594181.jpg

今回は「メガトン・ロマンチッカー」とゆう劇団の「モンスターとしての私」とゆう芝居。
作・演出の刈馬カオス氏のお芝居は、高校の頃に観て以来なんだがんね。
ほんだで結構楽しみだったんだわー。

話のあらすじとしては、
中学生の頃に同級生を殺してしまった主人公が、医療少年院を仮退院する。
ほんで、とある街で、保護監察官との共同生活がはじって、
そこで、あれやこれやと…

って、ボクが説明するの面倒だもんで、詳しくは公式HPへドゾー。
http://megaton.fc2web.com/act7/index2.html


実に丁寧なつくりをした芝居だとゆーのが、一番最初の感想だわぁ。
良い意味で基礎に忠実。直球勝負って感じの芝居なんだがね。
正直、直球勝負(しかも書きおろし)とかって、へなちょこ~になりがちだったりすんのね。
(まぁ、この刈馬さんは、ちゃんとお勉強されとらっせる方だもんで、全くの素人じゃ
ないんですけどね)
でも、やっぱ基礎がしっかりしとるからこそ、直球で勝負できとるんだわー。
説明台詞が多いなぁと感じる瞬間もなきにしもあらずだったけど、
それだって、基礎に忠実であるからこそ、なんだがね!

あとは、役者とか諸々の技術力ってのもおっきかったわー。
今回このお芝居の案内くれた、客演の織田サン(大学の先輩)をはじめ、
みんなウマイんだて。


ちなみに。
これを観にいったおともだち曰く、脚本の内容に大きく共感できたそうな。
確かに、お題が「少年犯罪」だもんで、タイムリーだで、入りやすいがんね。

ほんで、ふと思い出したんだけど、ボクがみた彼の芝居ってのも、
どえらい面白かったわけなんだが、そのときの芝居のテーマになっとったのは、
(お話の設定?)やっぱ「高校生」とか「青春」みたいなんだったんだがね。

その時々にあったモノを提供するって、でゃーじなんだねぇ、
ナマが売りの舞台演劇なだけに。

とゆーこととか、諸々気づかせてくれるお芝居でございました。ハイ。
これから、久し振りに舞台を踏むワタクシにとって、大いに勉強なってまったがーん。

今後も刈馬さんとかは色んなところで御活躍の予定だそうです。
機会があれば、ぜひ観たってちょお。

・・・・・・・・・

メガトン・ロマンチッカー 「モンスターとしての私」

2005年5月25日~29日 @名古屋市東文化小劇場

作・演出:刈馬カオス
出演:大久保明恵・時田和典・織田紘子 ほか
[PR]
by yokusang_09 | 2005-05-30 23:21 | 芝居を観てきた2005 | Comments(4)


生きて名古屋に帰って来たよ。


by yokusang_09

プロフィールを見る

S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

おしらせなど

☆気軽にコメントしてちょお
*エキサイトIDをお持ちでない方はコメントを入れるときに、ご自分でお好きなパスワードを入力してください。

☆記事の内容に関係のないコメント・トラックバックはこちらの判断で削除させていただく場合があります。

☆現在、スパム対策として、当ブログの記事にリンクのないTBを拒否する設定にしています。(エキサイトブログはリンク無しでも可)。

お気に入りブログ

フランス落書き帳
広島きのぴーワールドヽ(...
勝手気ままに書き綴りたいこと
おてんば日記~~魅惑のゲ...
パルケのひとりごと
やっとかめ どっとこむ
北欧建築ゼミ アアルト
グッドデザイン フォー ミー
龍眼日記 Longan...
smilecircle
近代建築ゼミ Moder...
-since 1984-...
ユロ*グラフィック ニュ...
メンズファッション塾-ネ...
コペンハーゲン mell...
青山おしゃれ古着店
バンコク mellow ...
グッドデザインニューヨーク
橙通信/堀江宏樹ブログ
WITH LATTICE

カテゴリ

全体
ナゴヤだがー。
芝居を観てきた2018
芝居を観てきた2017
芝居を観てきた2016
芝居を観てきた2015
芝居を観てきた2014
芝居を観てきた2013
芝居を観てきた2012
芝居を観てきた2011
芝居を観てきた2010
芝居を観てきた2009
芝居を観てきた2008
芝居を観てきた2007
芝居を観てきた2006
芝居を観てきた2005
映画を観てきた。
ファッション
多事争論@ナゴヤ
探検・発見@ナゴヤ
のみくい@ナゴヤ
おでかけ@ナゴヤ
アイチだがね。
物欲との死闘
ギフもええよ。
ナガノの近く。
よそんとこ
たびにでたがね。
よくさん日記
芝居稽古日誌
東京暮らし
このブログのこと
未分類

最新のコメント

>やっとかめさん ..
by yokusang_09 at 01:51
あけましておめでとうござ..
by yattokamedagaya at 23:27
>やっとかめさん そう..
by yokusang_09 at 00:17
普段ほとんど上が100い..
by yattokamedagaya at 19:30
>やっとかめさん ..
by yokusang_09 at 21:51
新しいPENTAX、いい..
by yattokamedagaya at 16:52
>秋津さま 私も初めて..
by yokusang_09 at 23:40
ご来場ありがとうございま..
by 秋津ねを at 18:23

以前の記事

2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
more...

タグ

(174)
(142)
(52)
(48)
(41)
(38)
(36)
(30)
(20)
(20)
(20)
(17)
(14)
(10)
(8)
(8)
(8)

検索

最新の記事

木ノ下歌舞伎「勧進帳」@神奈..
at 2018-03-04 17:51
ほりぶん「荒川さんが来る、来..
at 2018-03-03 19:50
虚構の劇団「もうひとつの地球..
at 2018-02-04 17:57
青年団「さよならだけが人生か..
at 2018-01-27 19:12
ロロ「マジカル肉じゃがファミ..
at 2018-01-21 18:59
東京芸術劇場「秘密の花園」@..
at 2018-01-20 22:38
玉田企画「あの日々の話」@B..
at 2018-01-20 17:55
2018年の生き方標語とか。
at 2018-01-05 01:39

ブログジャンル

つぶやき
演劇