2012年 02月 18日 ( 2 )

快快「アントン、猫、クリ」@nitehi works

三軒茶屋から横浜へ。東急にこんなに乗ったの初めてだてw
東横線のホームは好きなのですが、地上に上がるのがメンドくて
早く副都心線とつながればいいのに…って思ってしまったワタクシをお許しください…。

で、横浜に来た目的は2つあったのですが、そのうちの一つがコレ。快快。
前々から気になっていたんですが、なかなか観る機会がなかったんだよね。
会場に入って驚いたよ…。客の8割がシャレオツ!!
(自分もその8割に入っていた自信はあるけどw)

c0025481_3192633.jpgWhat's「アントン、猫、クリ」
2009年4月、こまばアゴラ劇場で行われた演劇イベント『キレなかった14才♡りたーんず』内で主催者である快快/篠田千明が作・演出し、上演された作品が「アントン、猫、クリ」の初演にあたります。物語は演出家の体験をもとに、実在した白血病の野良猫"アントン"とその猫をめぐるご近所の交流を描いています。題材としてはどこにでも転がっていそうな本作ですが、作者の実体験であるということや快快とは違った篠田独自の儚げな世界観が好評を博しました。(当日パンフより)


おれ、横浜で活動する劇団って、チェルフィッチュのイメージがあって、
だもんで、なんかアートっぽいというか、インスタレーション的な作風の
イメージがあったんですけど、まぁ、そうといえばそうでしたw
「ポリフォニー劇」の説明を聞くと、なにやら音楽的なつくりをイメージしていたんだが、
実際のところは、確かに台詞と身体で音楽を奏でていた、とは思いますが、
そういう「音楽性」以上に、それらから立ち上がってくる世界観に、
(舞台上には何もないし、説明的でもないのに)妙にストイックな演劇性を感じた。
なんかねー、浮き上がってくる言葉だけをつなぐと、トリエンナーレで観た
チェルフィッチュみたいになってまうもんでイヤなんだけどw、
ほんでも、ソレとは印象が全然違うんだよね。
(もちろん全体の構造もそうなんだけど、一部を切り抜いても。)
演出の篠田さんは、アフタートークで、一瞬「パフォーマー」という言葉を使ってみえたが、
チェルフィッチュよりも、身体と台詞の関係性を(素直に、って言えばえーの?)
捉えていたところなんか、やっぱり「パフォーマンス」というより、
「リアルなドラマ(演劇)」だったなー、という印象。
ポリフォニー云々っていうよりも、実に色んな手法が取られていたのもあるかな。
(英語字幕はてっきりTPAMだから出てるんだと思ってましたけどwww)

ただ、「リアル」っていうのは、手法的なものもあるかもだけど、
もちろんストーリーの要素もある。あの、野良ネコが結びつける都会的人間関模様の
実に絶妙な描きっぷりとかね!最初は割とヤッツケだった、みたいなこと
言っとらしたようですけど、ちょっと…信じられんのだけどwww

てか、なんか、いろいろ考えてはみたんだけど、ぶっちゃけ、オレは
その音楽的な身体と言語に素直に乗っかって、パーティー的に楽しんでまったけど!!!
だってさー、なんかやっぱオシャレだしさー、東京にはない空気感だしさー、
役者さんがみんなすんごい魅力的だったしさー。
てか、オレがたーけだでいかんのだけど、捩子ぴじんさんって、ダンサーさんなのね…。
まったくもってフツーに役者さんでしたけど。
坊主頭とお肌が美しくてちょっと見とれてましたw(あと、まったく年上に思えない)
正しくは、全員肌艶がよくて、全員の肌に見とれとりました(爆)
衣装も妙にオシャレだし。
やばいなー、たまんないなー。あの、美大のオシャレなノリ?

色々ほかにも思ったことあるんだけど、もうまとまらせんで、ここで終了w
でも、とにかく、ホントに面白かった。
オシャレで切なくて、どらめちゃ愛おしい!


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快快 「アントン、猫、クリ」
2012年2/16(木)〜2/20(月)@nitehi works

Performing Arts Meeting/TPAM in Yokohama 2012
TPAM Showcase Program

作・演出 : 篠田千明  
脚本:北川陽子
出演:捩子ぴじん 大道寺梨乃 野上絹代 山崎皓司
舞台監督:佐藤 恵  舞台監督助手:小原光洋  舞台装置:佐々木文美  照明:中山奈美  
映像:伊藤ガビン(ボストーク) 宮本拓馬(BOW) 天野史朗
音楽:安野太郎  音響:星野大輔  衣装:藤谷香子  宣伝美術:天野史朗
写真・Web:加藤和也  記録映像:鈴木余位 加藤秀則 川添 彩 甫木元空
字幕・翻訳:Sebastian BREU  制作:河村美帆香

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by yokusang_09 | 2012-02-18 23:49 | 芝居を観てきた2012 | Comments(0)

演劇実験室◉万有引力「奴婢訓」@シアタートラム

以前、公演でお世話になった渡部センセイがご出演されていることもあり、
雄姿を拝むべく、三軒茶屋まで行ってきましたよ。
どうでもいい情報だけど、多分、この日は、生まれてから一番東急に乗った日です…。
てか、全体的に電車移動が多かったんだわね…。

c0025481_2249574.jpg 78年に寺山修司率いる演劇実験室◉天井棧敷が初演し、その後世界30都市以上で上演を重ねた本作。
同劇団では89年より公演を行っています。
主人がいない邸で、召使たちが主従ごっこを繰り広げるという物語。
主人不在をテーマにしており、リーダーの存在が希薄な現代の
日本を映す作品と言えるでしょう。
(世田谷パブリックシアターHPより)



名古屋ってテント芝居よくやってるとかってわけじゃないんだけど、
割とこういうアングラ系のって根強いイメージがあるんですわ。
でも、ごめん、ぶっちゃけワタシはあまり得意な分野ではないんです…。
ほんでも、万有引力だし!何より、渡部センセイがマジ薦めとったし、
ってことで観ちゃった。

あのー、ホントに詳しいことはわからんので私の感覚でしかないんですが、
ひとまず感想を言うならば、想像していた以上に、ずっとエンタメで、ずっと現代で、
でもちょっと懐かしくて、面白かった。
寺山作品といえば、毛皮のマリーを観にいったことがありますが、
アレに似た感覚もありつつ、
(あのときのインパクトが、目の前の舞台で立体化するっていうのは、
いつもドキドキする)でも、白塗りの役者がウニョウニョしてますので(笑)、
もう一歩進んだ感とでもいいますかw
でも、ただ単におどろおどろしいってわけでもなく、あの白塗りの身体性とワイキャイ感は、
なんだか、「キャッツ」に通じるものを感じてまったし(笑)
…て、こんなこと言ったら殴られるかしらん。すみません。
でも、「主人のいない屋敷で、主従ごっこを繰り返す」っていう、ある意味で、
物語的進展が大してないところも、キャッツに似とるがんね。
(もちろん、キャッツの方が新しいことは認識しておりますが、先に見たのがキャッツだで)
ほんでも、四季を思い出しちゃうくらい、美術的にもそれぐらいの
エンタメっぷりだったんだよね。(シアタートラムの舞台のでかさにもビビったけど)
とても文学的に、退廃した世界を描いとったと思うんですけど、
まったくもってして退屈ではなく、エキサイティングな舞台でした。

いやもうほんと、予想をはるかに上回る面白さで、ホント興奮してまったのよ。
これが何かの暗喩かとか、あれこれ考えることなく、
(というか、そこまでの知識もあれせんかったんだけどw)、
脳みそをすっからかんにして、身をゆだねて楽しめた芝居でした。
そして、渡部センセイ、お疲れ様でした。


(それにしても、役者さんがみんないい身体しとったなー。ああいう筋肉つかないかな…。ムリか。)

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演劇実験室◉万有引力 「奴婢訓」
2012年2月12日~2012年2月19日 @シアタートラム

作・演出:寺山修司
演出・音楽:J・A・シーザー
美術・機械工作・衣裳・メイク:小竹信節
構成台本・共同演出:髙田恵篤
出演:旺なつき、髙田恵篤、伊野尾理枝、小林桂太、テツ、村田弘美、木下瑞穂、飛永聖、
   森ようこ、髙橋優太、七生、賀来匡識、杉村誠子、米塚杏子、吉家智美、神田律音、岡庭秀之
   森祐介、貞森裕児、岩瀬明日香、渡部みか、青森、神林和雄、曽田明宏
   小見川千明、橋本有紗、前田文香、八木光太郎、谷藤遥、渡部剛己

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by yokusang_09 | 2012-02-18 17:35 | 芝居を観てきた2012 | Comments(2)


生きて名古屋に帰って来たよ。


by yokusang_09

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