ハポン劇場project×TURTLE ISLAND 「パンク歌舞伎 マクベス」@名古屋能楽堂

以前、新感線の、メタルなマクベスは観たことあるんだけど、
今度はパンクで歌舞伎なマクベスだがねwww
クリスマスイブ、定時近くで職場を脱出して、能楽堂へ。
エレベーターで、知人に「クリスマスイブはどうするの?」って聞かれたから、
「一人で楽しいところに行くよ」って答えといたったwww (正しいがね)

c0025481_005339.jpg17 世紀初め英国においてシェイクスピア作「マクベス」上演される。同じころ日本では「歌舞伎」が産声あげる。どちらも白ぬりの顔した男達によって演じられた。客はバケモノを見る様に息つめて見つめたにちがいない……。
私の芝居は「オモシロ」ければイイ。
愛しい人間達の身体が心ゆくままネジれてくれればイイ。……と思っている。
モンスター・マクベスと彼を自在に操る妖巫達の血ぬられたゲーム。ハゲシク。セツナク。コッケイにしてザンコク。江戸に咲いた悪の華「歌舞伎」そのもの。こんな「見世物芝居」にはパンクロックがよく似合う。パンクは真っ直ぐ。一瞬にして掴み去るスピード。朴訥と語りかける節くれ立った力強さ。そんなバンド「TURTLE ISLAND」に出会い、ついにパンク歌舞伎「マクベス」の誕生だ。舞台はもちろん能舞台。まわりをお客にぐるりと囲まれ「見世物芝居」を演るにはもってこいの場所なのだ。音・映像・ダンス・芝居、絡まるサイケデリックな舞台、特に今回は全25 曲オリジナル。しかもTURTLE ISLAND 生演奏だ。
シビレルぜ。 ─────原 智彦


実は原さんの歌舞伎舞台を観るのって初めてなんですわw
ましてや初めての能楽堂だし、色々期待も高まるじゃない?
…でも、最初、正直言うと、眠かったwww
能舞台ってどこを正面にして芝居するかってわからんくって、
座席位置を若干とちったんだわねw ってのもあるが、
まぁ、よー考えたら、シェイクスピアだがんね…。
シェイクスピアって、大抵、出だしのつかみはイマイチだがんね…。(個人的には)
前半がチンタラとなんか正直退屈で、後半にワーッっとたたみかけるってのがパターン。
だもんで、中盤くらいからは段々とノってきて、面白かったわ。
原さんが教室も開いとらっせる摺り足を駆使しまくった役者の動きが印象的だった。
正直言うと、衣裳やメイクなんかの統一感がもう少し欲しかったかもせーんて感じだけど、
(三妖巫なんて、もろ現代風だったし、マクベスとかの衣裳も若干中途半端な印象…)
全体としては、歌舞伎の動きと、パンクロックの音楽が、ファンキーなじいちゃん(笑)の
センスで上手いこと能舞台のうえで融合しとったって感じだった。
バンド(タートルアイランド)も途中、台詞つきで舞台上に登場して芝居に絡んどって、
その使い方も上手いなぁ、ってゆーか、演出の原さんの愛を感じてまったしw
んで、チラシにもあったけど、ラスト20分のマクベスの大殺陣千人斬りは圧巻。
あのシーンが一番面白かった。興奮した。
なんて言やぁえーんかしらんけど、ある種の村芝居的な要素を盛り込んだ、
大人のエンタメって感じで、まさにカブいとったし、過去のハポンの作品に比べたら
だいぶ暑苦しい仕上がりになっとったけどw、またまたカラダで楽しんじゃうパターンだった。
(あとねー、やたらスキンヘッドが出とったのは、アレだわ、タイムリーだがんねwww)

つーか、観とるあいだ、全編にわたって感じたのが、原さんの「オモシロイ」芝居に
対する気概なんだわねー。その情熱とか精神力っていうか、なんか、そういうものが、
自分の今の隙間風が吹き気味の心を地味に荒々しく刺激してった、みたいな感じ。
観終わったあとに、意味不明に神妙な顔になってまったよ…。
で、芝居本体の出来とは関係なく、一人悶々として帰ったという…。
いや、作品はよかったんですけどね。好き嫌いは分かれるし、体調も選ぶパターンだけど。
大須という街が持つ毒っ気か。

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ハポン劇場project×TURTLE ISLAND 「パンク歌舞伎 「マクベス」」
2010年12月23日~25日 @名古屋能楽堂

原作:ウィリアム・シェイクスピア
台本:渡邉 健、原智彦
演出:原智彦
出演:永野昌也、小早川道江、野畑幸治、鈴木大輔、久川徳明、桂 元枝
    末吉康治、瑞鳳澄依、安藤鮎子、田辺 舞、小島万智子、浅野 誠、イマプー
    金城じょっちゃん和幸、ちげちょい、杉崎真治、長尾武典、新美清彦、早川 徹
    吉住繁則、脇山康貴、A2C、youu-ji、岩田純子 、大垣明日香、大西可弥子
    奥村明日香、奥村めぐみ、川瀬結貴、桐 なつね、笹野はな香、鈴木千章、冬眠 繭
    どれ子、中西桃子、美々らん、室井 杏、村神くみ、山口奈穂、原 智彦
音楽:TURTLE ISLAND ソプラノ:大脇 薫  琴:笹野大栄
衣裳:久野周一、鯉江あかね、加藤寿枝、浮田みどり  照明:古川博
音響:正木 隆、松井信樹   映像:河本隆志、勝見大輔  宣伝美術:アマノテンガイ
美術・題字:西島一洋 カツラ:神田カツラ   制作:ハポン劇場project
<制作> ハポン劇場project

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by yokusang_09 | 2010-12-24 23:56 | 芝居を観てきた2010 | Comments(0)


生きて名古屋に帰って来たよ。


by yokusang_09

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