ヌトミック「ワナビーエンド」@愛知県芸術劇場小ホール

c0025481_22101436.jpg【演出コメント】
ラブストーリーを上演します。本格的に大人の自覚が出てきた20代半ばの男女。終わりゆく青年期をヌトミックなりに描いた作品が『ワナビーエンド』です。もちろんそれだけではなく、せっかく大勢の 人が集まる劇場空間で、今出来る遊びをとことんやっていこうと思います。ヌトミック としてはおよそ2年ぶりの物語。そして初の2都市ツアー。ご期待ください。
(チラシより引用)


昨年、AAF戯曲賞の公演で額田作品は観ましたが、
本家ヌトミックが芝居をするのは観たことがなくて。
というわけで、上京予定をちょいと調整して観てきました。

あ~~、なるほど、これは横浜でやってそう(笑)
ストレートな芝居、とは言いにくい気もするのだが、
演出の(純演劇畑との)土壌の違いは感じる。
なんといいますか、グルーヴ感はありました。ええ、確かに。
それと、なんか、あれは、一種のDJプレイな印象(ラジオじゃない方)。
喋ってるからラップじゃなくて、どちらというと、テクノとかそういう流れからの。
自分の中ではそういう音楽が立ち上がっていた。実際は鳴ってないのだが。
見えない・聞こえないけど、あの芝居には音楽があった。
なるほど、「楽譜のような上演台本」だわ~。

作りとしては、チェルフィッチュを想起させられる部分もあるし、
地点っぽいなと思う瞬間もある。意外なほど身体が存在感を持っていた印象。
若さと、エネルギーと、隠れたエロスみたいなのが、無機質な質感なんだけど、
でも温度と湿度をもって伝わってくる感覚がなんとも。
温度と湿度に関しては、プリミティブな意味で、役者と客席との距離感というのも
影響しているとは思うけれど。
あのあたりは、演出もあるけど、キャスティングも大きいのかな。
さわやかさがいい。

男子だけが、舞台美術として垂れ下がっていたプチプチを踏んでいるところ、
きっと男子の思考を表しているに違いない。(自分の思い込みで快感、のような)
というか、あの男女のディスコミ具合が、極めて現代的、というわけでも
ないのかもしれないが、「あー、わかるわ~~~」といった具合に、
私はグルーヴ感を感じちゃってましたけどね。
ちなみに、私は、きっとプチプチ踏んじゃうんだけど、
プチプチを踏んじゃうことが怖い男子です。
30代も後半になって、なんか深いコミュニケーションが怖くなってきた…というw
(後は省略します)

体調面から途中何度か眠たくなってしまうことがありましたが、個人的には
割と楽しめた作品でした。今度はもっと元気な状態で観たい。

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愛知芸文フェス/愛知県芸術劇場ミニセレ
ヌトミック「ワナビーエンド」
(愛知公演)2018年11月2日~4日 @愛知県芸術劇場小ホール

作・演出・音楽:額田大志
出演:中澤陽、深澤しほ
舞台監督:高橋将貴  舞台美術:タカハマハヤ  音響・衣装:額田大志 
照明:松本永(eimatumoto Co.Ltd.)、佐々木夕貴  宣伝美術:三ッ間菖子
記録:徳永綸  演出助手:櫻谷翔吾  制作:河野遥 
協力:飯島商店、みんなのひろば 製作:ヌトミック

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# by yokusang_09 | 2018-11-03 15:08 | 芝居を観てきた2018 | Comments(0)

今までどおりのことができない。

※静岡の街で見かけたお肉屋さんのトラックに描かれたマスコット
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実は今年の4月ごろから、今まで出来ていたことが、今までどおりにできない。
仕事が忙しくなった、ということではないのだが(若干環境が変わったかな?)、
兎に角、今まで難なくやれていたことが、時間と精神的余裕がなくてできない。
仕事と家事と、ジムにいくのが精一杯。

あんなに好きだったお芝居も、どうも最近はあまり気乗りしないし。
(見たくないわけではないのだが)
あと、虚無感が結構すごい。

どうしちゃったもんかねぇ。
(体調面含めて更年期障害が有力かな…)
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# by yokusang_09 | 2018-08-22 21:49 | よくさん日記 | Comments(0)

NYLON100℃「睾丸」@東京芸術劇場シアターウエスト

c0025481_19532362.jpgナイロン100℃、25周年記念公演の第2弾は新作書下ろし。
タイトルだけはやたらインパクトがとあって、
一体どんな作品なのか全然見当がついていなかったのだが、
ただ、劇団員も客演もみんなひっくるめて
キャスティングだけは妙に気になっていたのもあって、
チケット確保。
しかも、劇場が芸劇のシアターウエスト。入るの初めて!
ちなみに、今から25年前と、さらに25年前を行き来する、
かつての学生運動仲間(?)を中心とした話だった。

お話としては、ナイロンのこの系統の王道というか、僕の好きなパターン。
まさかのどんでん返し、とまでは思わないけど、「あ、その人物がそうなるんだ…」
という意外性はあったかな。登場人物は意外とみんな"何か"があった(笑)
あと、久し振りに現代日本(25年前だけど)の設定の作品を観た気もする。
結構なナンセンスというか、ブラックコメディ寄りな感じで大満足。
ただ、その内容はいつもよりわかりやすく、そして示唆的だった印象。
要するに、「しっかりしろ!男なら金玉ついてんだろうーが!」的台詞が
作品のタイトルになっているわけだが、それがいろんな物事に引っかかってるし、
引っかかった先で、それぞれ何をぶら下げているのだろう、みたいな"総括"が
なされている気がして、自分の中でのその余波が面白い。
(「男だろ」はそれほど関係ないです)

役者・演出面に関しては、最近ご無沙汰していた(かも?な)役者もたくさんでていたし、
客演の4人もすごくいい仕事していたし、大変良い空間が作り出されていた。
イキウメの安井さんは、あんなイメージ(性格)の役もやるんだなぁ、とちょっと意外。
坂井真紀は、やっぱ女優だわ…。目の輝き・曇りのあの切り替えが素晴らしい。
赤堀さんに関しては、あれくらいのノリが好きだなぁ(笑)好き。
それと、三宅さんの鴻上○史のモノマネは爆笑でした。
戯曲の構造も大いにあるのだが、登場人物の散らし方や、キャスティングのバランス感が
個人的には凄く功を奏していて、それもあってかなり楽しかった。

と、まぁ、なんかいろいろ言ってますけど、結構噛みしめて楽しみたい作品よね。
「わが闇」に次ぐ、私の中での大好き作品かもしれません。好き。

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NYLON100℃ 46thSESSION
「睾丸」
(東京公演)2018年7月6日~7月21日 @東京芸術劇場シアターウエスト

脚本・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:三宅弘城、みのすけ、新谷真弓、廣川三憲、長田奈麻、喜安浩平、吉増裕士、
眼鏡太郎、皆戸麻衣、菊池明明、森田甘路、大石将弘、坂井真紀、根本宗子、安井順平、赤堀雅秋
声の出演:小松利昌
音楽:鈴木光介(時々自動) 美術:香坂奈奈 照明:関口裕二 
音響:水越佳一 映像:上田大樹 衣装:前田文子 ヘアメイク:宮内宏明
擬闘:明樂哲典 演出助手:山田美紀 舞台監督:竹井祐樹
宣伝美術:チャーハン・ラモーン 制作:川上雄一郎、杉上紀子、桑澤恵、仲谷正資
票券:北里美織子 広報宣伝:米田律子 プロデューサー:高橋典子
製作:北牧裕幸 企画・製作:シリーウォーク、キューブ

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# by yokusang_09 | 2018-07-21 22:41 | 芝居を観てきた2018 | Comments(0)

モダンスイマーズ「死ンデ、イル。」@東京芸術劇場シアターイースト

c0025481_23034512.jpgふとしたタイミングで友人に勧められたきっかけで、句読点3部作のラストを観劇。
実は2013年に上演された再演作品。と、会場で初めて知るw

震災後、原発事故による避難を余儀なくされた、
福島県浪江町に暮らしていた女子高生が行方不明にあった後に
遺された周囲の人々の話。といえばいいのかな?
周辺の人との関わりや、彼女が残したスケッチブックから、
一体どうして彼女が行方をくらましたのかが明らかになっていくという構図。

女子高生の身に起こったことは、まぁ、創作的には「あるある」かもしれない。
(ちょっと都合よく事件が起こりすぎな気も否めないのだが、とはいえ、
 煽りすぎない程度に「あるある」なところが、また心苦しいところではある)
そして、一つ一つの出来事は、他人からしてみれば、大したことでもないかもしれない。
でも、それが自分が原因でもない、地震と原発事故に端を発していると思うと、
もうその怒りの原因をどこにもぶつけようがないというか、その理不尽さに、
自分だったら発狂してしまいそう。
(最近、少しケースワーカーの人の仕事に触れる機会があり、そういう経験が
登場人物に対する理解、というか想うところがあったんだろう、という個人的理由。)

とはいえ、そんな彼女の身におきたことを、「理不尽」とか「居た堪れない」という気持ちで、
回想的に・ドキュメンタリー的に振り返っている観客の自分(たち)も、
児童虐待や、子供の誘拐殺人事件が発生すると、決まってテレビニュースで放映される
もっともらしいことを言う「近所の人」やら「献花に来た人」のような、
事案が発生しないと出てこない人(←これがうまく言えないのだが)のような
ポジションで、勝手に分析したり共感したりしているような気がして、途中から
それもすごく嫌な気持ちになった。(効果的な投げかけがあった、という良い意味)

シーンはいくつか飛ぶものの、冒頭の設定部分(といえばいいの?)さえ
クリアできれば、あとは流れを追うことは楽なので、比較的シンプルな構造。
ぱっと見、ポツドール的な見せ方をしてもいいのかな、とは思ったけれど、
そういう戯曲でも演出でもないので、やはり役者が持つ部分が大きいかと。
(ふと思ったけど、サンプルでもやれそうだけど、違うよねぇ。)
スクリーンに映し出された、絵や文字といったスケッチブックの書き込み
場面場面に大きな影響力を持っているけれど、超しっかり会話劇。

むしろ、それがゆえに、マームでよく観ていた成田さんと、猫ホテの千葉さんあたりが
どんな仕事っぷりか気になっていたのですが、いい意味でお二人ともいつもどおり。
成田さんのあの演技は、マーム以外でやるとああいう強さとしなやかさがあるわけね、
というのは新たな発見だった。
ただ、全体的に、やや煮え切らないような福島弁は、色々よくわからない(笑)
(なんか、あの「直りきらない東北訛り」って感じのニュアンス難しい…)
でも、田舎特有の土の生臭さはあったから、あれくらいは入れた方がいいのかな。
でも、たまに、台詞の強度が怪しくなってた瞬間があったしなぁ…。ちょっと難しい。


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モダンスイマーズ 句読点三部作連続上演 第三弾
「死ンデ、イル。」
2018年7月20日~29日 @東京芸術劇場シアターイースト

作・演出:蓬莱竜太
出演:片山友希、古山憲太郎、津村知与支、小椋毅、西條義将(以上モダンスイマーズ)
   松尾潤、成田亜佑美、野口卓磨、千葉雅子(猫のホテル)
美術:伊達一成 照明:沖野隆一 音響:今西工 衣裳:坂東智代 
演出助手:滝沢めぐみ 舞台監督:清水スミカ 宣伝美術:金子裕美 
プロダクションスタッフ:中村優衣・中尾友也 制作:ヨルノハテ
助成:芸術文化振興基金助成事業  主催:モダンスイマーズ
提携:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)

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# by yokusang_09 | 2018-07-21 18:48 | 芝居を観てきた2018 | Comments(0)

のぞみグリーン車で行く広島の旅(2日目)

広島旅行二日目。

ホテルから平和記念公園まで、朝から散歩がてら移動。
歩いている途中、数年前に仕事で予約しまくったホテルが沢山でてきて、
色々と当時のことを思い出す(笑)ホントはこのあたりのホテル狙ってたんだけどな…。
平和記念公園、私はこれで5回目くらいですけど、いつもは原爆ドーム側から
公園に入るので、平和大通り側、つまり資料館側から公敷地に入るのが
初めてでございまして。イサムノグチの平和大橋も初めて徒歩で渡った~。
(自動車の流れ的にはボトルネックになってますね、ここ…)

しかし。公園に到着して驚いた。
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資料館やってない!!!! 
しかも軽く半壊状態!!!!
どーゆーこと!?!?

と思っていたら、リニューアル(要は耐震工事中?)なのだそうで。
昔からある(といえばいいの?)本館は入れませんが、東館は営業中でした。
本来は本館に展示されているものも、一部抜粋というか凝縮した感じで、
東館に特別展示中です。なので、行っても損ということはありませんが、
いつもよりアッサリした感じです。
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でもまぁ、こんな状態が見られるのも今だけ、ということで。
そして、ここも外国人観光客が多い。
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この日も初夏の日差し。
緑がまぶしい季節です。

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元安橋の上流の雁木部分(原爆ドームの対岸)から、水上タクシーが出ておりまして。
なんでも「ブラタモリ」でも登場したとのことで。
そういわれたら気になっちゃうがねw
ってことで、10分間500円の水上散策。
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実は、広島の河川で船に乗るのは初めてなのです。
確実に初めての景色。風も気持ちいいです。
いつも思うことなのですが、広島みたいな河川のある都市にあこがれてしまうんですよね…。
河川敷の芝生エリアなんかもいい具合に市民に利用されている様子なんかも、
船上から眺めながら、名古屋のウォーターフロント事情を嘆いておりました…w

そうこうしていたら、そろそろお昼に差し掛かってきたので、
そそくさと路面電車に乗り換えて広島駅に向かい、呉線に乗って、呉へ。
戦艦大和に興味があったわけではないのですが、
5年前に出張で行った呉に、今度はちゃんと観光しに行きたくてw
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というわけで、早速ランチで海軍カレーをば。
ガイドブックをもとに若干さまよった結果、辿り着いた店が、
出張の時に懇親会で利用したお店だったことを思い出し、
何故かテンションMAX。
ちなみに、クラフトビールが旨い店なので、そりゃ飲みますよね。

本来であれば、「この世界の片隅に」を観てから(または読んでから)いくと、
今どきな楽しみ方ができたのだと思いますが、予習している暇がなくw、
その辺は次回に回すこととして、自分としては潜水艦が見たかったので
「てつのくじら館」へ。
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ショッピングモールの裏側に突然潜水艦がどーーーーんと出てきます。
何故かその向かいには、「イエローサブマリン」感満載の潜水艦もあるのですが、
こちらは深海探査艇でした。(写真はない)

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海自の広報施設で無料と言えど、侮るなかれ。有料施設レベルの充実具合です。
潜水艦の歴史について勉強しながら、最後は潜水艦の中にも入れるのです。
なんか、「南極観測船ふじ」とか思い出しちゃう(笑)

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一通り見学が終わったら、軽くお土産チェックして、カフェスペースで休憩。
海自アイスコーヒー(?)と、潜水艦クッキーで一息。オシャレ。
快速で30分くらいなのですが、広島と全然雰囲気が違っていて面白い。
カープ坊やよりも、戦艦大和推しだから(笑)
呉はほかにも良いところがあるので、いつかまたゆっくり来たいです。
(その時には、「この世界の片隅に」も観ておこうかと思います)

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そんなこんなで、6時前には広島に戻って、エキナカでお好み焼きとビールを。
今度は、うどん。てか、お好み焼きにうどん入れたの、初めてだわ…。
これ、やはりそば派・うどん派で、やはり分かれるんでしょうか。
自分はどちらかというと焼きそばかなw
そのあとはお土産買って、さらに「むさし」のおむすびを買って、
最終東京行き新幹線で帰宅。パフュームのメンバーが好きなんだとか。
(同行者のオオサワ君が東京発着なので、東京発着基準なのです…。)

いやー、久しぶりに旅行らしい旅行したー。
うんうん。
こうやって、旅行らしい旅行に再び行ける日は来るのだろうか。
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# by yokusang_09 | 2018-04-22 23:17 | たびにでたがね。 | Comments(0)


生きて名古屋に帰って来たよ。


by yokusang_09

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