悪い芝居「罠々」@HEPHALL

c0025481_27682.jpg【あらすじ】
芝居を観よう。芝居を観よう。どうせ観るなら『悪い芝居』を観よう。
幸も不幸も苦も楽も、誰かが仕掛けた罠だと思うと、
雲吹き飛んで快晴になりました。
でも、人生はドッキリだってことを知らずに、
完全に騙されてる方がマシだったかもしれないです。
閉じ込められてた部屋から逃げ出して見た朝焼けはとても眩しすぎて、自由がちょっと不安になりました。
さて、これからどうしようか。
被害妄想はファンタジーなんだ。
悪い芝居2017年最新作は、罠にハメられたと思い込む人間たちによる、愛しい復讐劇。
(劇団特設HPより)


何だかここ最近、やたらと「悪い芝居」の芝居が観たいなぁ、と思っており、
そんなタイミングでの上演だったので、過去最高レベルでふらっと大阪へ。
なんか、最近稼ぎもよくないのに散財癖が復活してきていて、ふらっと大阪とか
やっちゃうので困ったもんだが、ふらっと行けちゃうのである。近鉄とか駆使して。

ここ最近の作風とは少し違うようなことが言われているらしい。
確かに、最後に自分が観た芝居(東京時代に赤坂で観た作品)に比べると
生バンド演奏もなくて静かめだった、といえばそのとおりなのだが、作品名は
忘れてしまったが、過去の作品(ビデオで観た)に舞台上の雰囲気が通じるものが
あったことや、やはり戯曲自体は、山崎色がでていたこともあり、個人的には
特に違和感を覚えることはなく。(違和感覚えるほどしょっちゅう
観ているわけではない、というのが最大の理由だが…)

17年ぶりだか18年ぶりに、故郷の中途半端な街(どうやら奈良県らしい)に
戻ってきた青年が「誰かに罠を仕掛けられている」という何ともサイコな
発言から始まる本作。そのサイコな出だしと、チラシにもある「罠にハメられたと
思い込む人間たち」というコピーから当初はその「罠」が一体何なのか、
という謎解きに関心が向かいがちなのだが、正直、その「罠」が具体的に
何を指していたのかは、最後までわかったような、わからなかったような…。

いくつかのパートに分かれて進む物語が、この街で、まさか全部が一つに
つながったとき、劇中に何度か出てくる「人生はドッキリだ」という台詞が、
脳内の電光掲示板にデーン!と表示され、知れば「わなわな」してしまう事実が、
全部一つの束になって、何も知らなかった人にズトッと入ってきてしまう。
このことこそ、何者かによる「罠」と言いたくなってしまうよなぁ…
なんて考えていた。自分も、ここしばらくそういうことに悩んでいて、
正直、気が狂いそうになっていた時期もあったので、自分なりに回収して
しまったところもありつつ。

2時間かからない程度の尺の芝居なのだが、盛りだくさんの伏線と、
終始疾走感のあるテンポで、最後には鮮やかなまでに、ストーリーとしては
回収してまとめているので、ストーリー自体が難解であるという印象はない。
むしろ、そのテンポと伏線の回収具合から、観劇後は軽い爽快感さえ
感じていたのだが、ただその分、まるで長い夢を見ていたかのような、
ところどころ靄のかかったところだったり、ザラッとした感触を残して
いかれることもあり、受け手によって印象が異なる作品だったのでは。
リアルな設定で、そしてネガティブな事象が起こっているのに、
それに対する感度が妙に鈍い、そんな長い夢を見た後のような感覚。
(多忙な時期に、仕事の夢を見て魘された、みたいなやつw)

関西の劇団らしい客演が2人出演していたのだが、NMB48石塚朱莉さんが、
劇団のカラーと大変マッチしていたのと、緒方晋さんが個人的にはこれまで
見たことない感じの演技をしていたのが、収穫。
もちろん劇団員の皆様もよかった(やっぱり山崎さんの演技も好きなのだ)。

というわけで、直前にさくっと予約を入れて、さくっと行った(実はお忍び)
大阪での観劇だったが、大変満足でございましたなのでした。以上。

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悪い芝居vol.19
「罠々」
(大阪公演)2017年4月8日~16日 @HEPHALL

作・演出:山崎彬
音楽:岡田太郎
出演:渡邊りょう、山崎彬、野村麻衣、植田順平、中西柚貴、北岸淳生、畑中華香 
長南洸生、東直輝、川人早貴、松尾佑一郎(以上、悪い芝居)
石塚朱莉 (NMB48)、緒方晋 (The Stone Age)
舞台監督:大鹿展明 美術:竹内良亮 照明:加藤直子
音響:児島塁 衣裳:植田昇明 映像:松澤延拓
舞台監督助手:進野大輔、佐藤かりん 宣伝美術:植田順平、野村麻衣
写真(メインビジュアル・メンバー):bozzo 演出助手:藤嶋恵、大益賢佑
メンバー:大川原瑞穂、米田優 制作:加藤恵梨花、阿部りん、畑中華香
協力:kasane、Quantum Leap*、The Stone Age、株式会社Showtitle、
DASH COMPANY、ナッポスユナイテッド、株式会社NEGA、リコモーション
主催:悪い芝居
京都芸術センター制作支援事業

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# by yokusang_09 | 2017-04-08 22:56 | 芝居を観てきた2017 | Comments(0)

2017年春のおしゃれ散財記録(その2)

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前回、腕時計やらストールやら買ったって話をしましたが、
その後もちょっと買い物しておりまして。
とはいえ、必要を感じていたものしか買っていないのですが。
洋服に関しては。

ここ数年ずっと欲しいといっていたのに買えてなかった
ストライプシャツですが、素材感が気になってhaversackのに。
なんだかんだで、よく服買うエリア=銀座~有楽町にて。
しかし、そのあと、大阪の梅田で見かけた、某ブランドのストライプシャツも
極めて良すぎたので、危うく買いそうになったけど我慢…。
そんなにストライプシャツばっかりあっても仕方がないから…。
あとは、春夏に被るキャップを買いました。こちらは大阪で。
案外お値打ちだったんですよ、これ。だもんで。
頭大きいし顔大きいしなので、いろいろ気を遣わなかんのだけど、
いいのに出会えたら、やっぱりそれはうれしい。

それと、先日、国立新美術館の草間彌生展に行ってまいりまして。
なんか、グッズとかが森美術館っぽいなぁ、とか思ってたんですけどw
展覧会もよかったし、この図録自体もよかったので、久しぶりに図録購入。
なかなかの存在感を放っております、我が家の本棚でw

あと、池袋で芝居観た後、芸劇の前でフリマやってたんですけど、
そこで見つけちゃったポーチ。レトロなテキスタイルがかわいい。
もうオッサンだけど、そんなの無視して購入。(カラーリングも好き)
PC周辺用品ってゆーか、まぁ、外付けの光学ドライブやハードなんぞを
入れてまいる所存。それでスタバ行ってノマドしちゃうw

まぁ、春だでよ。
出かけると楽しいし、物欲刺激されるがんね。
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# by yokusang_09 | 2017-03-23 21:39 | ファッション | Comments(0)

SPAC「真夏の夜の夢」@静岡芸術劇場

c0025481_125019.jpg【作品について】
その恋、気のせい!?いいえ、木の精のしわざかも…
妖精、悪魔、人間が繰り広げる、SPAC「祝祭音楽劇」の真骨頂!
世界的に活躍する劇作家・演出家の野田秀樹が、シェイクスピアの恋物語を大胆に潤色。富士山麓の「知られざる森」を舞台に、原作には登場しない悪魔メフィストフェレスを忍び込ませ、見る者を夢と悪夢のはざまへと誘う。その巧みな言葉遊びに、宮城聰ならではの機知に富んだ演出と躍動感あふれる打楽器のリズムが絡み合い、幻想的な森の異世界が立ちあがる!2011年に初演、14年にはロングラン上演を成功させ、「フェスティバル/トーキョー15」のオープニングを飾ったSPACの大ヒット作が、三たび、静岡芸術劇場に堂々登場!!
(SPAC ウェブページより)


以前からその評判は聞いていたのですが、今回初めて観ちゃいました。
SPACの「真夏の夜の夢」。実は野田秀樹が潤色したバージョンだったんですね。
なので、まんまシェイクスピアではないわけで。そういえば、初めてこの劇場来た時も、野田秀樹のシェイクスピア作品を元にした昔の脚本だったんだよな…。(「三代目りちゃあど」でしたね)

作品解説は、劇場で配られる当日パンフに詳しいのでそちらにお任せします…。
http://spac.or.jp/culture/?p=706

野田秀樹潤色という時点で、なんかちょっと小難しそうかもしれない…と構えかけていたのですが、まぁ、確かにちょっと難しくなっていたかもしれないのですが、それほど苦もなく。なんといいますか、作家の若さもあるし、作品そのものというよりも、シェイクスピアに生意気かつ果敢に挑んぢゃる!みたいな、そういう感じがするのよね、野田さんがシェイクスピアを扱うと。(そこが生意気感なのかしらんw)

元々は結婚式の余興用に書かれた作品なのですが、野田版は悪魔(メフィスト)が登場することで、単純な喜劇ではなくて、ハラハラドキドキの展開に。舞台も富士山のふもと(ご当地!)だし、登場人物の名前も日本風に変っているし、いかにも野田さんな言葉遊びもてんこ盛りだし、かなり大胆に潤色しているのに、でも、意外と(?)基本線は外していないからなのか、やっぱり「真夏の夜の夢」なんですよね。

まぁ、小劇場演劇らしいといえば小劇場演劇らしい戯曲だとは思うのですが、戯曲だけでも、なんか不思議な感覚を覚える作品なのに、ここにもう一つ、宮城演出が加わることで、本当に不思議な夢の世界を見ているような、そんな気持ちになるわけです。決していい夢というわけではないですが。

実は、前半、特に開演後暫くは、どうもノリきれていなったんです。芝居に慣れてない人からしたら、「うわー…」って感じだったと思うし(芝居を観慣れていない中学時代を思い出した)、ちょっと造作感が強いというか。多分、ビジュアルとファンタジー感が相まって、イカニモ感が強かったんだと思います…。でも、段々ノれてきて、気付いたら、本当にハラハラドキドキしながら舞台上の登場人物達の行く末を、それこそ手に汗握る勢いで見守っちゃってて、こりゃまた、純粋な気持ちで面白いもの見ちゃっていた…という。(奈良の時と一緒w)

全体を通じて感じたのは、この戯曲の面白さのプリミティブな部分が、実に丁寧に抽出されていた印象。演出だけでなく、カンパニー全体から作品に対する愛を感じる。
途中、意外とがっつり客イジリする場面があって、それが案外、観客を舞台に引き寄せる仕掛けになっていたのが印象的でした。実はこの時の公演、前日に役者さんが怪我をしてしまったらしく、その影響で、演出の宮城さんが出演していて役者から盛大にイジられるとかも大変思い出に残るエピソードw(その結果、ク・ナウカ方式(?)が一部導入されていて、アレの印象が強い私は、それはそれで満足だったんですけどね…)

なんといいますか、冒頭でも「小難しいかも」と身構えたと言いましたけど、逆に最後、自分でも驚くほど、特に何かを持って帰るって感じでもなく、身軽かつ楽しい気持ちで終わっちゃったんですよね…。もちろん良い意味です。手に汗握って、ハラハラドキドキ、難しいこと考えずに楽しんじゃった。

確かに「演劇は難しくない」のコピーに偽りなしですわw 
実は、GWも新作を観に行くので楽しみにしています。

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SPAC 秋→春のシーズン 2016-2017 #5
「真夏の夜の夢」
2017年2月25日、3月5日、11日、18日、19日、20日
@静岡芸術劇場

作:ウィリアム・シェイクスピア 小田島雄志訳『夏の夜の夢』より
潤色:野田秀樹
演出:宮城 聰
出演:赤松直美、池田真紀子、泉陽二、大高浩一、春日井一平、加藤幸夫、河村若菜、木内琴子、
貴島 豪、小長谷勝彦、桜内結う、佐藤ゆず、鈴木真理子、大道無門優也、たきいみき、
武石守正、ながいさやこ、本多麻紀、牧山祐大、森山冬子、吉見亮、若宮羊市、渡邊清楓、渡辺敬彦
音楽:棚川寛子 舞台監督:内野彰子 舞台美術デザイン:深沢 襟
照明デザイン:岩品武顕 [(公財)埼玉県芸術文化振興財団]
衣裳デザイン:駒井友美子 演出補:中野真希
演出部:神谷俊貴、横田宇雄、市川一弥 美術助手:佐藤洋輔
照明操作:神谷怜奈 フォロースポット:小早川洋也、板谷 航、加藤悦子
音響:原田 忍、澤田百希乃  ワードローブ:清 千草、川合玲子
ヘアメイク:梶田キョウコ、高橋慶光  技術監督:村松厚志  
英語字幕翻訳作成:エグリントンみか 英語字幕翻訳協力:アンドリュー・エグリントン 
制作:尾形麻悠子、雪岡純 宣伝写真:小濱晴美  宣伝美術:坂本陽一(mots)
撮影ヘアメイク:YUKI & RENA(La SUPREME 新静岡セノバ)
主催・製作:SPAC – 静岡県舞台芸術センター  協力:NODA・MAP
支援:平成28年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
ふじのくに芸術祭共催事業

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# by yokusang_09 | 2017-03-20 19:51 | 芝居を観てきた2017 | Comments(0)

春を探しに、いなべへ、長浜へ。

3連休、元々はちょっと旅行に行きたいなと思っていたのに流れてしまったのですが、
そのかわり、というわけでもありませんが、ちょっと久しぶりに会う友人と一緒に、
三重県のいなべ農業公園に梅を愛でに行ってまいりました。
なんか、梅を見に行くって、完全に関東在住時に仕入れた楽しみなんですけどねw
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白梅は軒並み開花していて、紅梅はまだこれから、って感じでしたが、
でも結構咲いていて、なかなかに春の訪れを満喫。
お天気にも恵まれたので、山の上なので多少の肌寒さもむしろ快適。
名古屋から行きやすいところでこんなところがあるとは知らんかったなぁ。
しかし、梅ってもっと早い時期に咲くもんでないのかしら?
実は梅のシーズンってよくわかっていない…(笑)
でも、桜よりも長いよね…?

そしてそのあとは、1時間ほどドライブして、滋賀県の長浜までドライブ。
実は長浜も初めてなんだよなぁ。黒壁スクエアとか有名ですけど。
わしが大学生のころは、地域活性化の成功例として紹介されることが多くて
だで、その手の資料はよく読んでいたんですけど、行ったことはなかったというw
実は黒壁スクエアは最近経営がよろしくないようなことを目にしたことがあるが、
とりあえず、むちゃくちゃ観光客はいましたけどね…。
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歴史を感じる建物やら、激シブな建物やらたくさんあって、
カメラとおこずかい持ってぶらぶらすると楽しい感じです。食べ歩きとか。
もっと時間があれば琵琶湖畔まで行ったり、ヤンマーの展示施設行ったりとかも
出来るんだろうけど、このときは黒壁スクエアのある商店街をぶらぶら。

偶然通りかかった有名なパン屋の列に、軽い気持ちで並んでみたら、
なんと、ギリギリのところで石窯で焼いたパンを買えてラッキー(笑)
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あとは、近江牛のコロッケ買って食べたりしてね。うまうま。
(飛び出し坊や推しなのは、発祥が滋賀県の近江地方(八日市)だからです)
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そんでもって、お土産で堅ボーロを買ったのですが、これが激うま。
ショウガの風味が効いてて止まんないの。堅いのもサイコー。また買う。
サラダパンは、このときは買えませんでした…。
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たまにはドライブ行くのもいいなぁ。こういうの、名古屋に戻ってから久しぶり。
琵琶湖畔とか、滋賀県って結構近いのに、なかなか関ケ原の向こうって億劫なのw
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# by yokusang_09 | 2017-03-19 22:08 | よそんとこ | Comments(0)

ミクニヤナイハラプロジェクト「曖昧な犬」@クリエイティブセンター大阪ブラックチェンバー

c0025481_1871176.jpg[あらすじ]
小さな部屋に閉じ込められたふたり。光のないその部屋からは何も見えず、世界が続いているのかさえわからない。そんな不安と絶望の中で、未来に希望を見出せない人たちの物語。なにもない閉ざされた世界にあっても、それでも「最期まで生きる!」ことの意味を問う矢内原美邦最新作!


ふらっと大阪まで。
このシーズンは、やはり18きっぷ利用の新快速で行くのが快適です。そりゃホントは新幹線が一番だけど…。
初めてIKEA以外で大阪南港の方行きましたけど、何となく名古屋の築地口とかあの辺と似てますね…。

劇場が、こまばアゴラ劇場をもっとソリッドにしたような感じで。
確かに今回の芝居には、ロケーションも箱も大変マッチしておりました。

ただ、芝居が始まってしまうと、ちょっと加減があるというか、
東京で観ていた役者さんとは色が随分違う印象で、ちょっとそこに
慣れない感じは否めなかったかも。
とはいえ、やっぱり矢内原さんの作品だけあって、すごい運動量とスピード感。
ただ、なんか、いつもより真面目な印象だったかな…。
個人的には、もっとハンパないムダとキレ、そこに洗練されたアーバンな
空気感が乗ってくる感じを想像していたので、今回はそれに比べると、
台詞も真面目だし、ムダが少なめだったような…(笑)

というわけで、正直に言うと若干ノリ切れなかった部分があったんです…。
というか、なんか観ている間は、結構追いついていくのに集中していて、
あまり考えていなかったのですが、これ、よく考えたら、不条理劇ですね…。
ミクニヤナイハラ版不条理劇。おお、なるほどw
そうやって考えると、正直、ちょっとノリきれなかったのがわかる…。
閉塞感に満ちた不条理劇、自分はどちらかというと得意ではないのだ!(笑)

自分、実はこの芝居の意外すぎるラストを観たとき、
もしかして「木の芽時、すぐ『死にたい』っていう人への処方箋」なのかな、
と思っておりました。窓もある、ドアもある、鍵もある、監視カメラもある。
でもどうにもならない閉塞感。そして、募る焦りや苛立ち。
案外、ブレイクスルーなんて、切り替えひとつで、大して意識することもなく
やれちゃうことだったりするのかもしれない。勿論、閉塞感というのは、
今の時代性を反映させた部分もあるとは思っているのですが、それも含めての、
もっと個人ベースな話をされているような、そんな感覚を覚えました。
劇中に出てくる景色の描写が、関西での上演が故に、自分が一人で見た関西の
風景と重なったからかもしれません。

まぁ、あまり多くは語りませんが、自分自身も現在、
結構な閉塞感とか詰み気味なところがありまして。
ちょっとこの陽気にやられて、軽く死にたくなることもあるんですが、
でも自分が可愛いので死ねないんですけど、
そんな自分には特に、言語化するのが難しいのですが、
ちょっとザラッとした何かを残された、という感じですかね。


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ミクニヤナイハラプロジェクト「曖昧な犬」
2017年3月17日~19日
@クリエイティブセンター大阪 ブラックチェンバー

作・演出:矢内原 美邦
出演:立花 裕介、白木原 一仁、生島璃空
映像・照明:高橋啓祐  制作:秋津ねを
協力:竹内桃子 、プロデュースユニットななめ45° 、STAND FLOWER
主催:ミクニヤナイハラプロジェクト/ニブロール
助成:おおさか創造千島財団

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# by yokusang_09 | 2017-03-18 18:04 | 芝居を観てきた2017 | Comments(2)


生きて名古屋に帰って来たよ。


by yokusang_09

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