芝居流通センター デス電所「すこやかに遺棄る」@下北沢ON・OFFシアター

c0025481_22175197.jpg【あらすじ】
人口が減りつつある地方都市。その男は、全てを失いかけていた。小学校時代からの友人に相談をするが、彼もまた、全てを失いかけていた。二人には、現金が必要だった。それも今すぐ、大量の。二人は謎の人物から「掃除」という仕事を頼まれ、とあるマンションの一室に呼び出される。
そこには、一人の女性の死体が転がっていた、彼らが頼まれた仕事とは、女性の死体を「掃除」して遺棄することだったのだ。二人は慣れない手つきで女性の死体を解体し始めるのだが、次々と女性の死体に不審な点が浮かび上がり始める。同時にマンションの室内でも、子供の姿が見えたり、泣き声が聴こえたりする。女性の胃袋からは、「おかあさん」と書かれた手紙も見つかり、更に以前、育児遺棄された児童が餓死した事件のあったマンションの部屋が、今自分たちのいる部屋だと気づく…
この女性は何者なのか?死因は?依頼主の正体は?そして二人は、無事、死体を遺棄してもう一度やり直すことが出来るのか?「どなたか、おられますか?」
(チラシより引用)

5年ぶりの本公演とのことで。
身近な人に、劇団の大ファンの人がいるのですが、自分自身は、大阪拠点だった時に1度観たことがあって、東京進出後はこれが初。
大阪の時もそうだし、東京でももう少し大きなところでやっていた印象があったのですが、久し振りの本公演は、ON/OFFだし、出演者もずいぶん
少なめな印象。(事実少ない)

内容は、ざっくりまとめていってしまうと、ワンシチュエーションコメディっぽいのかな。
自分自身、劇団の流れをきちんと追っているわけではないのでアレですが、とはいえ、やっぱり諸々に対して5年のブランクを感じてしまう部分はありましたです、はい。うーん、ブランクというよりは、5年の月日の経過、といった方がいいのかもしれない。

劇中の登場人物のうち2人は、実際の劇団員と同じ40歳前後の設定で、登場人物が「今の自分でやれる範囲のことをやる、できないことはやらない、無理しない」旨の台詞を発していたのですが、なんちゅーか、すごく、作・演出の考えているところを如実に表している気がするのです。
そして、この作品全体として、台詞以外の要素からもそのことが伝わってきてたなぁ…と。劇団員よりも自分は少し下の世代になるわけですが、まぁ、近い世代なのは間違いなく、その感覚には結構同意しちゃうところもあるわけなのです…!

そして、月日の経過というのは、劇団だけが経過しているわけではなく、私(たち)にとっても経過しているわけでして。気付いてはいたけど、久しぶりに観ると自分自身の中に起きた変化みたいなものにも気付かされるんですね。ええ。いいのか悪いのかわからないけど。

ただ、その一方、劇場規模が小さくても、人数が少なくても、やっぱり「デス電」な部分は変らず「デス電」なんですよね。出演者が少なめで劇団員も少なめだけど、やっぱり(大阪の劇団らしく)劇団そのものの色が出ていたし、舞台上でやってることや、戯曲の流れって、もしかしたらオールドファンへの復活記念サービス要素もあったのかもしれないけど、それでもやっぱり「デス電」だったし、竹内作品だったなぁ、と感じるところがあって。
そういうのは、やっぱり嬉しいですよね(笑)

結局まとめると、ある程度想定していた部分もあったんですけど、かつての結構派手にドーン!とやっていたイメージがどうしてもあったので、そこから比較すると、色々とダウンしちゃってた部分があったのは確かで、その点は正直にいって残念な印象だったんです。
でも、元々持っている基本路線としては大きくは変わっていなくて、「デス電」はやっぱり「デス電」だったし、竹内作品は竹内作品だったし、自分としては、気持ちのいいリズム感で2時間弱しっかり楽しめたので、結局のところ面白かったんですけど、ですけど、まぁ、ちょっと自分なりにもモヤっとしたモノも残ったなぁ…ということころですかね。はい。
(まとまってない)

-------------------------------------------------------------------------
芝居流通センター デス電所
「すこやかに遺棄る」
2017年4月26日~30日 @下北沢ON・OFFシアター

作・演出:竹内佑
出演:丸山英彦、豊田真吾、浅見紘至、荒威ばる(劇団ジェット花子)、ハブサービス
舞台監督:中村貴彦(キーストーンズ) 美術:渡邉景子 照明:山崎佳代
音響:小早川保孝 宣伝美術:フジマキコクバン 制作:武内奈緒/上村幸穂
協力:ON・OFFシアター、(株)よしもとクリエイティブ・エイジェンシー、
(株)アニモプロデュース、劇団ジェット花子

[PR]
# by yokusang_09 | 2017-04-29 16:50 | 芝居を観てきた2017 | Comments(0)

コトリ会議「あ、カッコンの竹」@ナンジャーレ

c0025481_11255.jpgこの春、名古屋で一番楽しみにしていた芝居といっても過言ではない!
ってくらい楽しみにしていたコトリ会議。
一緒に5都市ツアー公演をやって以来ぶりの再会です。
とはいえ、実は本公演はこれが初めてでございまして。

相変わらず不思議な宇宙人が冒頭から登場してきて…。
竹藪に住んで、何やら恐ろしいことをしているっぽい野おかあさん…。
そして、どういうわけか死にたい人がたくさん登場しちゃうんですね…。
あと、また脳みそいじってたし。

竹藪というシチュエーションだったり、宇宙人が登場してきたり、
子供が誘拐されたり、ずっと竹藪で過ごす人物がいたりと、
少し古典っぽい香りもしつつ、それでもやっぱりSFっぽい香りもしつつ。
(トータルすると、竹取物語だったり、不思議な設定の御伽草子のような…?)
でもすべてがコトリ会議(というか、山本さん)の紡ぎ出す世界に包まれていて、
登場人物は死にまくるし、好意の類は全然実を結ばないのですが(笑)、
最終的に愛とやさしさに満ち溢れまくっておりました。
愛する人と人生を一緒に重ねるって素晴らしい。
愛こそすべてですよ、やっぱり。(すっげー雑な感じで言ってますけど)
そして、なぜだか、そんな愛と哀しみに気持ちよく包まれながら、
健やかに絶望して、そっと死にたいな~気分にもなっちゃったりして。

しかし、本公演を純粋に客の立場から見て思ったけど、この味わいについて
明確に説明するのが難しいな…とも思った。
(結構好き嫌い分かれるみたいですからね…)
少したってから振り返ると結構曖昧なんですよね、記憶が(笑)
あと、なんだかんだで独特。
でも、「この部分のストーリーがよかった!」というよりは、
戯曲も含めてなんですけど、舞台から醸し出され、
伝わってくるものが好きなのかな、と。

野おかあさん役の牛島さんは、今回も相変わらず超素敵な芝居をされておられましたし、
宇宙人の妹役の要さんもいい仕事してました。客演さんもみんな素敵。(特に女優陣が…!)
正直、朝11時から観劇とかちょっとしんどかったんですけどw、
でも朝から優しい気持ちになれたし、芝居も面白かったので、
わたしゃ大満足でした。名古屋で観られてよかったー。

------------------------------------------------------------------------------------------
コトリ会議 お礼してまわるツアー(演劇公演15回め)
「あ、カッコンの竹」
(名古屋公演)
2017年4月21日~23日 @ナンジャーレ

作・演出:山本正典
出演:牛嶋千佳、要小飴、若旦那家康(以上、コトリ会議)
大石丈太郎、野村由貴、藤谷以優、まえかつと、三村るな、本田椋(劇団 短距離男道ミサイル)
舞台美術:柴田隆弘 音響:佐藤武紀 照明:石田光羽 
照明オペレーション:木内ひとみ(東京のみ) 舞台監督:柴田頼克(かすがい創造庫)
衣装:山口夏希 小道具:竹腰かなこ 音楽:トクダケージ(spaghetti vabune!)
宣伝美術 小泉しゅん(Awesome Balance) 制作:若旦那家康
制作助手:渡邊歩惟
制作協力:佐和ぐりこ(オレンヂスタ)、秋津ねを(ねをぱぁく)、杉浦一基
主催:コトリ会議

[PR]
# by yokusang_09 | 2017-04-22 15:51 | 芝居を観てきた2017 | Comments(0)

悪い芝居「罠々」@HEPHALL

c0025481_27682.jpg【あらすじ】
芝居を観よう。芝居を観よう。どうせ観るなら『悪い芝居』を観よう。
幸も不幸も苦も楽も、誰かが仕掛けた罠だと思うと、
雲吹き飛んで快晴になりました。
でも、人生はドッキリだってことを知らずに、
完全に騙されてる方がマシだったかもしれないです。
閉じ込められてた部屋から逃げ出して見た朝焼けはとても眩しすぎて、自由がちょっと不安になりました。
さて、これからどうしようか。
被害妄想はファンタジーなんだ。
悪い芝居2017年最新作は、罠にハメられたと思い込む人間たちによる、愛しい復讐劇。
(劇団特設HPより)


何だかここ最近、やたらと「悪い芝居」の芝居が観たいなぁ、と思っており、
そんなタイミングでの上演だったので、過去最高レベルでふらっと大阪へ。
なんか、最近稼ぎもよくないのに散財癖が復活してきていて、ふらっと大阪とか
やっちゃうので困ったもんだが、ふらっと行けちゃうのである。近鉄とか駆使して。

ここ最近の作風とは少し違うようなことが言われているらしい。
確かに、最後に自分が観た芝居(東京時代に赤坂で観た作品)に比べると
生バンド演奏もなくて静かめだった、といえばそのとおりなのだが、作品名は
忘れてしまったが、過去の作品(ビデオで観た)に舞台上の雰囲気が通じるものが
あったことや、やはり戯曲自体は、山崎色がでていたこともあり、個人的には
特に違和感を覚えることはなく。(違和感覚えるほどしょっちゅう
観ているわけではない、というのが最大の理由だが…)

17年ぶりだか18年ぶりに、故郷の中途半端な街(どうやら奈良県らしい)に
戻ってきた青年が「誰かに罠を仕掛けられている」という何ともサイコな
発言から始まる本作。そのサイコな出だしと、チラシにもある「罠にハメられたと
思い込む人間たち」というコピーから当初はその「罠」が一体何なのか、
という謎解きに関心が向かいがちなのだが、正直、その「罠」が具体的に
何を指していたのかは、最後までわかったような、わからなかったような…。

いくつかのパートに分かれて進む物語が、この街で、まさか全部が一つに
つながったとき、劇中に何度か出てくる「人生はドッキリだ」という台詞が、
脳内の電光掲示板にデーン!と表示され、知れば「わなわな」してしまう事実が、
全部一つの束になって、何も知らなかった人にズトッと入ってきてしまう。
このことこそ、何者かによる「罠」と言いたくなってしまうよなぁ…
なんて考えていた。自分も、ここしばらくそういうことに悩んでいて、
正直、気が狂いそうになっていた時期もあったので、自分なりに回収して
しまったところもありつつ。

2時間かからない程度の尺の芝居なのだが、盛りだくさんの伏線と、
終始疾走感のあるテンポで、最後には鮮やかなまでに、ストーリーとしては
回収してまとめているので、ストーリー自体が難解であるという印象はない。
むしろ、そのテンポと伏線の回収具合から、観劇後は軽い爽快感さえ
感じていたのだが、ただその分、まるで長い夢を見ていたかのような、
ところどころ靄のかかったところだったり、ザラッとした感触を残して
いかれることもあり、受け手によって印象が異なる作品だったのでは。
リアルな設定で、そしてネガティブな事象が起こっているのに、
それに対する感度が妙に鈍い、そんな長い夢を見た後のような感覚。
(多忙な時期に、仕事の夢を見て魘された、みたいなやつw)

関西の劇団らしい客演が2人出演していたのだが、NMB48石塚朱莉さんが、
劇団のカラーと大変マッチしていたのと、緒方晋さんが個人的にはこれまで
見たことない感じの演技をしていたのが、収穫。
もちろん劇団員の皆様もよかった(やっぱり山崎さんの演技も好きなのだ)。

というわけで、直前にさくっと予約を入れて、さくっと行った(実はお忍び)
大阪での観劇だったが、大変満足でございましたなのでした。以上。

------------------------------------------------------------------------------------
悪い芝居vol.19
「罠々」
(大阪公演)2017年4月8日~16日 @HEPHALL

作・演出:山崎彬
音楽:岡田太郎
出演:渡邊りょう、山崎彬、野村麻衣、植田順平、中西柚貴、北岸淳生、畑中華香 
長南洸生、東直輝、川人早貴、松尾佑一郎(以上、悪い芝居)
石塚朱莉 (NMB48)、緒方晋 (The Stone Age)
舞台監督:大鹿展明 美術:竹内良亮 照明:加藤直子
音響:児島塁 衣裳:植田昇明 映像:松澤延拓
舞台監督助手:進野大輔、佐藤かりん 宣伝美術:植田順平、野村麻衣
写真(メインビジュアル・メンバー):bozzo 演出助手:藤嶋恵、大益賢佑
メンバー:大川原瑞穂、米田優 制作:加藤恵梨花、阿部りん、畑中華香
協力:kasane、Quantum Leap*、The Stone Age、株式会社Showtitle、
DASH COMPANY、ナッポスユナイテッド、株式会社NEGA、リコモーション
主催:悪い芝居
京都芸術センター制作支援事業

[PR]
# by yokusang_09 | 2017-04-08 22:56 | 芝居を観てきた2017 | Comments(0)

2017年春のおしゃれ散財記録(その2)

c0025481_21403491.jpg



前回、腕時計やらストールやら買ったって話をしましたが、
その後もちょっと買い物しておりまして。
とはいえ、必要を感じていたものしか買っていないのですが。
洋服に関しては。

ここ数年ずっと欲しいといっていたのに買えてなかった
ストライプシャツですが、素材感が気になってhaversackのに。
なんだかんだで、よく服買うエリア=銀座~有楽町にて。
しかし、そのあと、大阪の梅田で見かけた、某ブランドのストライプシャツも
極めて良すぎたので、危うく買いそうになったけど我慢…。
そんなにストライプシャツばっかりあっても仕方がないから…。
あとは、春夏に被るキャップを買いました。こちらは大阪で。
案外お値打ちだったんですよ、これ。だもんで。
頭大きいし顔大きいしなので、いろいろ気を遣わなかんのだけど、
いいのに出会えたら、やっぱりそれはうれしい。

それと、先日、国立新美術館の草間彌生展に行ってまいりまして。
なんか、グッズとかが森美術館っぽいなぁ、とか思ってたんですけどw
展覧会もよかったし、この図録自体もよかったので、久しぶりに図録購入。
なかなかの存在感を放っております、我が家の本棚でw

あと、池袋で芝居観た後、芸劇の前でフリマやってたんですけど、
そこで見つけちゃったポーチ。レトロなテキスタイルがかわいい。
もうオッサンだけど、そんなの無視して購入。(カラーリングも好き)
PC周辺用品ってゆーか、まぁ、外付けの光学ドライブやハードなんぞを
入れてまいる所存。それでスタバ行ってノマドしちゃうw

まぁ、春だでよ。
出かけると楽しいし、物欲刺激されるがんね。
[PR]
# by yokusang_09 | 2017-03-23 21:39 | ファッション | Comments(0)

SPAC「真夏の夜の夢」@静岡芸術劇場

c0025481_125019.jpg【作品について】
その恋、気のせい!?いいえ、木の精のしわざかも…
妖精、悪魔、人間が繰り広げる、SPAC「祝祭音楽劇」の真骨頂!
世界的に活躍する劇作家・演出家の野田秀樹が、シェイクスピアの恋物語を大胆に潤色。富士山麓の「知られざる森」を舞台に、原作には登場しない悪魔メフィストフェレスを忍び込ませ、見る者を夢と悪夢のはざまへと誘う。その巧みな言葉遊びに、宮城聰ならではの機知に富んだ演出と躍動感あふれる打楽器のリズムが絡み合い、幻想的な森の異世界が立ちあがる!2011年に初演、14年にはロングラン上演を成功させ、「フェスティバル/トーキョー15」のオープニングを飾ったSPACの大ヒット作が、三たび、静岡芸術劇場に堂々登場!!
(SPAC ウェブページより)


以前からその評判は聞いていたのですが、今回初めて観ちゃいました。
SPACの「真夏の夜の夢」。実は野田秀樹が潤色したバージョンだったんですね。
なので、まんまシェイクスピアではないわけで。そういえば、初めてこの劇場来た時も、野田秀樹のシェイクスピア作品を元にした昔の脚本だったんだよな…。(「三代目りちゃあど」でしたね)

作品解説は、劇場で配られる当日パンフに詳しいのでそちらにお任せします…。
http://spac.or.jp/culture/?p=706

野田秀樹潤色という時点で、なんかちょっと小難しそうかもしれない…と構えかけていたのですが、まぁ、確かにちょっと難しくなっていたかもしれないのですが、それほど苦もなく。なんといいますか、作家の若さもあるし、作品そのものというよりも、シェイクスピアに生意気かつ果敢に挑んぢゃる!みたいな、そういう感じがするのよね、野田さんがシェイクスピアを扱うと。(そこが生意気感なのかしらんw)

元々は結婚式の余興用に書かれた作品なのですが、野田版は悪魔(メフィスト)が登場することで、単純な喜劇ではなくて、ハラハラドキドキの展開に。舞台も富士山のふもと(ご当地!)だし、登場人物の名前も日本風に変っているし、いかにも野田さんな言葉遊びもてんこ盛りだし、かなり大胆に潤色しているのに、でも、意外と(?)基本線は外していないからなのか、やっぱり「真夏の夜の夢」なんですよね。

まぁ、小劇場演劇らしいといえば小劇場演劇らしい戯曲だとは思うのですが、戯曲だけでも、なんか不思議な感覚を覚える作品なのに、ここにもう一つ、宮城演出が加わることで、本当に不思議な夢の世界を見ているような、そんな気持ちになるわけです。決していい夢というわけではないですが。

実は、前半、特に開演後暫くは、どうもノリきれていなったんです。芝居に慣れてない人からしたら、「うわー…」って感じだったと思うし(芝居を観慣れていない中学時代を思い出した)、ちょっと造作感が強いというか。多分、ビジュアルとファンタジー感が相まって、イカニモ感が強かったんだと思います…。でも、段々ノれてきて、気付いたら、本当にハラハラドキドキしながら舞台上の登場人物達の行く末を、それこそ手に汗握る勢いで見守っちゃってて、こりゃまた、純粋な気持ちで面白いもの見ちゃっていた…という。(奈良の時と一緒w)

全体を通じて感じたのは、この戯曲の面白さのプリミティブな部分が、実に丁寧に抽出されていた印象。演出だけでなく、カンパニー全体から作品に対する愛を感じる。
途中、意外とがっつり客イジリする場面があって、それが案外、観客を舞台に引き寄せる仕掛けになっていたのが印象的でした。実はこの時の公演、前日に役者さんが怪我をしてしまったらしく、その影響で、演出の宮城さんが出演していて役者から盛大にイジられるとかも大変思い出に残るエピソードw(その結果、ク・ナウカ方式(?)が一部導入されていて、アレの印象が強い私は、それはそれで満足だったんですけどね…)

なんといいますか、冒頭でも「小難しいかも」と身構えたと言いましたけど、逆に最後、自分でも驚くほど、特に何かを持って帰るって感じでもなく、身軽かつ楽しい気持ちで終わっちゃったんですよね…。もちろん良い意味です。手に汗握って、ハラハラドキドキ、難しいこと考えずに楽しんじゃった。

確かに「演劇は難しくない」のコピーに偽りなしですわw 
実は、GWも新作を観に行くので楽しみにしています。

----------------------------------------------------------------------------------------
SPAC 秋→春のシーズン 2016-2017 #5
「真夏の夜の夢」
2017年2月25日、3月5日、11日、18日、19日、20日
@静岡芸術劇場

作:ウィリアム・シェイクスピア 小田島雄志訳『夏の夜の夢』より
潤色:野田秀樹
演出:宮城 聰
出演:赤松直美、池田真紀子、泉陽二、大高浩一、春日井一平、加藤幸夫、河村若菜、木内琴子、
貴島 豪、小長谷勝彦、桜内結う、佐藤ゆず、鈴木真理子、大道無門優也、たきいみき、
武石守正、ながいさやこ、本多麻紀、牧山祐大、森山冬子、吉見亮、若宮羊市、渡邊清楓、渡辺敬彦
音楽:棚川寛子 舞台監督:内野彰子 舞台美術デザイン:深沢 襟
照明デザイン:岩品武顕 [(公財)埼玉県芸術文化振興財団]
衣裳デザイン:駒井友美子 演出補:中野真希
演出部:神谷俊貴、横田宇雄、市川一弥 美術助手:佐藤洋輔
照明操作:神谷怜奈 フォロースポット:小早川洋也、板谷 航、加藤悦子
音響:原田 忍、澤田百希乃  ワードローブ:清 千草、川合玲子
ヘアメイク:梶田キョウコ、高橋慶光  技術監督:村松厚志  
英語字幕翻訳作成:エグリントンみか 英語字幕翻訳協力:アンドリュー・エグリントン 
制作:尾形麻悠子、雪岡純 宣伝写真:小濱晴美  宣伝美術:坂本陽一(mots)
撮影ヘアメイク:YUKI & RENA(La SUPREME 新静岡セノバ)
主催・製作:SPAC – 静岡県舞台芸術センター  協力:NODA・MAP
支援:平成28年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
ふじのくに芸術祭共催事業

[PR]
# by yokusang_09 | 2017-03-20 19:51 | 芝居を観てきた2017 | Comments(0)


生きて名古屋に帰って来たよ。


by yokusang_09

プロフィールを見る

S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

おしらせなど

☆気軽にコメントしてちょお
*エキサイトIDをお持ちでない方はコメントを入れるときに、ご自分でお好きなパスワードを入力してください。

☆記事の内容に関係のないコメント・トラックバックはこちらの判断で削除させていただく場合があります。

☆現在、スパム対策として、当ブログの記事にリンクのないTBを拒否する設定にしています。(エキサイトブログはリンク無しでも可)。

お気に入りブログ

フランス落書き帳
広島きのぴーワールドヽ(...
勝手気ままに書き綴りたいこと
おてんば日記~~魅惑のゲ...
パルケのひとりごと
やっとかめ どっとこむ
北欧建築ゼミ アアルト
グッドデザイン フォー ミー
龍眼日記 Longan...
smilecircle
近代建築ゼミ Moder...
-since 1984-...
ユロ*グラフィック ニュ...
メンズファッション塾-ネ...
コペンハーゲン mell...
青山おしゃれ古着店
バンコク mellow ...
グッドデザインニューヨーク
橙通信/堀江宏樹ブログ
WITH LATTICE

カテゴリ

全体
ナゴヤだがー。
芝居を観てきた2017
芝居を観てきた2016
芝居を観てきた2015
芝居を観てきた2014
芝居を観てきた2013
芝居を観てきた2012
芝居を観てきた2011
芝居を観てきた2010
芝居を観てきた2009
芝居を観てきた2008
芝居を観てきた2007
芝居を観てきた2006
芝居を観てきた2005
映画を観てきた。
ファッション
多事争論@ナゴヤ
探検・発見@ナゴヤ
のみくい@ナゴヤ
おでかけ@ナゴヤ
アイチだがね。
物欲との死闘
ギフもええよ。
ナガノの近く。
よそんとこ
たびにでたがね。
よくさん日記
芝居稽古日誌
東京暮らし
このブログのこと
未分類

最新のコメント

>秋津さま 私も初めて..
by yokusang_09 at 23:40
ご来場ありがとうございま..
by 秋津ねを at 18:23
>やっとかめさん ..
by yokusang_09 at 21:58
記事とは直接関係ないんで..
by yattokamedagaya at 14:23
>やっとかめさん ..
by yokusang_09 at 00:43
別の回転レストランに、昔..
by yattokamedagaya at 16:17
>やっとかめさん そう..
by yokusang_09 at 02:07
そうなんですよね。 ス..
by yattokamedagaya at 10:36

最新のトラックバック

物質文明、情報社会と融合..
from dezire_photo &..
ヤング≒アダルト
from 龍眼日記 Longan D..
ヒミズ
from 龍眼日記 Longan D..

以前の記事

2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
more...

タグ

(167)
(137)
(48)
(48)
(38)
(37)
(33)
(28)
(20)
(20)
(20)
(14)
(13)
(9)
(8)
(6)

検索

最新の記事

公演のご案内(衣装として参加..
at 2017-06-18 15:33
国産ジーンズ発祥の地・児島へ..
at 2017-05-27 17:59
劇団唐組「ビンローの封印」@..
at 2017-05-20 22:15
SPAC「アンティゴネ 時を..
at 2017-05-05 23:07
クロムモリブデン「空と雲とバ..
at 2017-04-29 22:27
芝居流通センター デス電所「..
at 2017-04-29 16:50
コトリ会議「あ、カッコンの竹..
at 2017-04-22 15:51
悪い芝居「罠々」@HEPHALL
at 2017-04-08 22:56

ブログジャンル

つぶやき
演劇