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国産ジーンズ発祥の地・児島へ遊びに行ってみる。

かなり久しぶりに岡山に行ってきました。
エクスプレス予約のポイントで、往路はグリーン車。
人生初の新幹線グリーン車!超快適!このまま博多まで行きたい欲が出てまうw
で、メインの用事は、夜の観劇だったのですが、昼間はフリーだったので
少し足を延ばして、児島まで。(マリンライナーで20分ちょっとの距離です)

c0025481_09594970.jpg

岡山県といえば、学生服に代表される繊維産業が盛んな地域ですが、
児島は、ジーンズ生産が盛んな地域なのです。国産ジーンズ発祥の地と言われています。
まぁ、最近ちょっとジーンズ欲しいかも、と思っていたこともありまして。
ジーンズストリートを散歩してまいりました。
写真は、横断幕のように商店街に掲げれらた各店舗のジーンズ。
(児島ジーンズストリート http://jeans-street.com/
言ってしまえば、地方の寂れた商店街の空き店舗にボコボコと
ジーンズ専門店が軒を連ねるエリアでして。
自分が言った5月のGW明けの時期はかなり閑散としているらしいのですが、
GWとか混む時期は凄いらしい…。(つまり緩急が激しいらしいです)

地元のメーカーがお店を出しているので、店頭にはハギレが安く売られていたりして、
ちょっと問屋街みたいな雰囲気もあって面白かったぁ。岐阜を思い出すw
ビッグジョンの店舗では、縫製ミシンや、洗いをかけるためのマシンの
展示もあってちょっとした社会見学気分も。ファッションと社会科、たのしい。
あとは、元々が児島の中心市街地の商店街なので、新しく作られすぎてない、
街の存在がベースにあるのも、個人的には良かったです。
あとは、店員さんがみんな商品に詳しいし、何より洋服好きが
ビシビシ伝わってくるので、ジーンズに限定せずとも服好きとしては楽しい。

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自分は結局のところ、ジーンズに関しては自己との対話が少なすぎた結果、
欲しいものが定まらず、キャンバスシューズを買いました。
PRASという、児島の帆布を使用した、久留米製のスニーカー。
でも、ブランド的には岡山発みたいです。
実際に履いてみると、靴そのものに色んな表情があって楽しい。
長く愛用したい一品。

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児島は海が近いのもいいな、と思っております。
児島駅を降りて町と反対側の出口に出ると、すぐに港がありまして。
そこから瀬戸内海をぼーっと眺めるのもいいんです。すぐに島が見えるし。
まぁ、ぶっちゃけこれが一番やり勝ったことなのかもしれないがw
瀬戸内の空気は、名古屋と違ってカラッとしているので、
多少気温が高くても気持ちいい。
結局、しばらくぼーーーーーっとして考え事したりしてました。
(今年の夏のファッション、とかw)

あぁ、もっと頭空っぽにして、瀬戸内海を愛でながら、ぼーっとしていたい…。
今年の夏も海水浴いこー。(たぶん、行き先は茨城県だけど)
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by yokusang_09 | 2017-05-27 17:59 | たびにでたがね。 | Comments(0)

劇団唐組「ビンローの封印」@鬼子母神

c0025481_2217462.jpg[物語]
1991年、4月6日未明、アマダイ漁で台湾沖に繰り出した漁船が、正体不明の海賊に襲われる。当時その海域では、同様の事件がたびたび起こっていた。
舞台は一年後の東京。元無線技士・製造は、肩に魚の燻製を乗せ松葉杖をつきながら街をさまよい歩いていた。あの海賊の一人は製造の胸に、血にも似た赤いしぶきを吐きかけ去った。製造は、その胸に吐きかけられた謎の染みを見るたびに、襲われた船、その後の乗組員の運命を思い、怒りが冷めずにいる。
たどり着いた偽ブランドの地下マーケットで、製造は日本に密航してきた男と出会う。彼こそは、あの台湾沖で製造に赤い飛沫をかけたあの海賊!目深にかぶった帽子を払い飛ばすと、男と思っていた者は実は女だった――――。その女、ヤン・カウロンによると、赤い染みは台湾のタバコ店で売られているチャイニーズガム、「檳榔」であるという。果たしてヤン・カウロンは敵か味方か? つかの間の道行から、製造は日本に密航してきたヤン・カウロンの不思議な世界に引き込まれていく。
1991年、実際に起こった事件を元に、唐十郎が描いた大海原の復讐劇!荒れ狂う巷の大海原へ、紅テントが今出帆する!!(劇団ブログより)



まだ20歳にぎりぎりならない頃、再開発が始まる前の豊田市駅前の更地(今は大きなビルが建ってます)で観たのが、唐組の芝居だった。そのころはまだ唐さんも出演していて、途中でへらへら笑うような感じで、水槽に入って登場してきたのと、ラストシーンでパネルごとテントの外に役者が飛び出していくのが、すごく印象に残っている。
タイトルはすっかり忘れていたが、ネットで調べたら「闇の左手」という戯曲だったようだ。(便利な時代になったなw)

それから早16年近くが経過し、その豊田公演ぶりに唐組の芝居を観た。
実はここ数年、観る芝居の幅(ロケーション含め)が広がってきたこともあって、どうにもテント芝居が観たい欲が高まっていたのである。で、このタイミング。行くっきゃないがね!
唐組の紅テントといえば、新宿・花園神社のイメージなのだが、今回は雑司ヶ谷・鬼子母神。雑司ヶ谷、降りるの初めてだけど、池袋から1駅離れるとこんな雰囲気なのね…。

正直、だいたいの話の流れはわかるのだが、でもよくわからないところもありつつ。
でもそれぐらいの感覚が、逆に緊張感あって楽しい。特にこの手の芝居だと。
ただ、多分、割と福原さんの芝居で、このテンションに触れていたせいか、思いの外、観慣れている自分がいて、そんな自分に自分で驚きだったが…。いや、むしろアングラ臭のする福原脚本は、元ネタは唐組なのだが…。

心がわしづかみにされて、ひきつけられるとはこのことか!という位、もう舞台にくぎ付けだった…。(あと桟敷だけど観やすかった。)劇中、少しよそ事考えたりしちゃう瞬間が、どうしてもあるのだが、それでも眼球だけは舞台から逸れること一切なし(笑)
(おそらく)初演当時の雰囲気も残しつつ、程よくアップデートされていると感じる部分もあり、
あとは戯曲のリズム感やら演出のスピード感が素晴らしくて、ずっと楽しい。誰が敵で味方かわからないミステリー性、そして、舞台上に広がるアジアの雑多で猥雑な空気感が、テントというロケーションと相まって、もう本当に、アツイの一言。
そして、ちょっと前の香港映画なんかにありそうな感じがして、ちょっと懐かしい。
てか、なんか、唐組の芝居に期待することの殆どが出てきていたのではないのかと。個人的には。
女子のおっぱいも出してたし(でも、全然やらしくなくて、むしろかっこいい)。それと、主人公の製造役の俳優さんが、もう汗ともヨダレともわからない汁をガンガン垂らしながら演技されていて、そういうアツイ演技も素敵。(あの方、この冬ブス会出るんでしょ…?)

16年前に観た作品のことを詳細に覚えているわけではないので、作品の良し悪しよる比較はできないのだが、ただ、自分もそれなりに年齢や観劇経験を積んできたこともあって、あの頃より何倍も楽しめたことは確か。
あと、自分が好きで観ている数々の芝居の原点を見せられたような、そんな感覚にもなった。
キャラメルボックス観ると、「演劇的な心が整えられた~」って思うのだが、テンションは全く違うけど、唐組も「演劇的な心が整えられた~」って気になる…ような気がする。てか、した(笑)

いやー、楽しかった。すごく純粋に楽しかった。

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劇団唐組 第59回春公演
「ビンローの封印」(東京・雑司ヶ谷公演)
2017年5月20日、21日、26日、27日、28日 @鬼子母神

作:唐十郎 
演出:久保井研+唐十郎
出演:久保井研、辻孝彦、藤井由紀、赤松由美、岡田悟一、南智章、清水航平
福本雄樹、河井裕一朗、福原由加里、全原徳和、大嶋丈仁、
重村大介(唐ゼミ☆)、熊野晋也
チラシ原画:KUMA・篠原勝之 宣伝美術:間村俊一
データ作成:海野温子 作曲:安保由夫

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by yokusang_09 | 2017-05-20 22:15 | 芝居を観てきた2017 | Comments(0)

SPAC「アンティゴネ 時を超える送り火」@駿府城公園 紅葉山庭園前広場特設会場

c0025481_1283193.jpg【あらすじ】
舞台は古代ギリシャ・テーバイ。先の王オイディプスは自らの出生の秘密を知り、国を追われる。その妻であり母でもあるイオカステは自死を遂げた。残された二人の息子ポリュネイケスとエテオクレスは王位を競って争い、ポリュネイケスはアルゴスに追放される。やがてポリュネイケスはアルゴス勢を率いてテーバイに攻め入り、エテオクレスとの一騎打ちとなるが、オイディプスの呪いを受けた兄弟は相討ちとなって共に果てる。そして王位はイオカステの兄クレオンのものとなった。クレオンは国を守ったエテオクレスを手厚く葬り、反逆者ポリュネイケスの死骸を野に晒して野鳥の餌にすることを命じ、これに反した者を死罪に処すことを決める。だが、オイディプス王の娘アンティゴネは王令に従わず、いさめる妹イスメネにも抗して、兄ポリュネイケスに埋葬の礼を施すことを決意する…。(劇団ウェブサイトより)


今年のGW後半のイベントは、静岡に観劇旅行なのでございました。
というわけで、SPACの新作「アンティゴネ」観てきちゃいましたよ。
今回は、静岡芸術劇場でなく、駿府城公園に設置された野外劇場ということで、
気分も高まっちゃうわけで。

ギリシャ悲劇ということで、事前にあらすじを探して読んでみたものの、
それが上記のような内容が故に案の定、登場人物名から脳みそが受け付けず、
予想していたより複雑な話ではないことまではわかったけれど、全然頭に入ってこず…。
割と原作どおりに演じられると聞いていたので、こりゃ困った…と、入場待ちの列で
軽く絶望していたのですが…。しかし、やはりそこはSPAC、そんな観客の思考パターンを
予想していたのか、冒頭に極めて分かりやすくあらすじの説明があり一安心。
(しかもこれが超わかりやすいw)
で、本編が始まって驚いたのですが、まぁ、なんと、殆ど、冒頭のあらすじで
説明したことしかシーンとして出てこないのです(笑)ホントなんだてw

ただ、その割には、冒頭暫くは掴みがイマイチだったかなぁ、という気もしつつ。
なんか、美術の密度+出演者の多さの影響で、思っていたよりも、最初に
一気に入ってくる情報量が多いのと、乱暴な言い方かもしれないけれど、話の要点を
見せていくような構造の割には、特に最初は朗々と古典風の長台詞が続いたりするので、
少しその構造に慣れるのにやや時間がかかっちゃったんですよね。演出的な構造を
掴めてしまえば、あらすじで説明したことしかやっとらんで、超安心なんだけど(笑)

と、最初にケチをつけたものの、全体を観た感想としては、やはり、超クール。
その一言に尽きます。とにかくカッコイイ。音楽も美術も衣装も、勿論演出も。
この作品で、シンプルに掲げらえてた「人倫と政治の対立」というテーマが、
やはり今の時代に刺さるんですわ。この作品を今のフランスで上演するって
なかなか刺激的だよなぁ、ってどうしても思っちゃう。

自分の信念を貫いて、理由の如何を問わず、亡くなった兄を弔おうとする主人公
(アンティゴネ)と、反逆者を弔うことを禁じる国王。古代ギリシャなのに、
「死ねばみな仏」という言葉が頭をよぎりましたけどw、
「死者を弔う」という倫理的・宗教的にきわめてシンプルな行動をとる若い女子=
アンティゴネに観客はついつい肩入れしてしまうのですが、しかし、国王側の立場に立って、
少し今どきな解釈の仕方次第ではアンティゴネの主張と言動は、原理主義とか過激派とか
そういう見方もできてしまうわけでして…。
それでも、芝居を素直な心で観ていたら、やっぱりついつい若い女子に
肩入れしちゃうんですけど(笑)、倫理的・宗教的道理と法律的・政治的道理ということは、
いかなる場所&時代においても存在したことだとは思うのですが、そう簡単に
優劣を付けて丸く収まることでもないと思うのですね。自分には、二つの立場があることと、
時としてそのバランスを取ることの難しさを、シンプルにそのまま提示していたのかなぁ、
なんてことを考えておりました。

それと、アヴィニヨン演劇祭で上演することを前提に作られているせいか、
外国ウケしそうな要素もチラチラとありましたな。
「弔い」というテーマと、日本的な要素の取り込み具合のバランスが実に見事。
劇中にずっと流れていた音楽は、読経時の木魚のリズムのようだったし、
劇中に差しはさまれる唄のシーンも、「ナントカ音頭」のような、
殆ど盆踊りなのですが、盆踊りは元々は死者の供養のために踊るものなわけで。
(ちなみに舞台でやっていたのは河内音頭らしい。)
舞台美術も(水を張っているのだがw)枯山水みたいで、冒頭に僧侶が登場することもあり、
寺院を連想させるし、最後の精霊流しなんて、盆踊り以上にそのものなんですけど、
まぁ、やっぱり日本的なわけです。もし自分が日本人じゃなくて、
フランスでこれ観たら、多分大喜びしてると思う(笑)

…というような話を、観劇後、静岡おでんのお店で、ビールとおでんに囲まれながら、
偶然居合わせたお客さんとしたりしてました。あー、楽しかった。(&美味しかった)


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ふじのくに野外芸術フェスタ
第71回アヴィニョン演劇祭オープニング招待作品
SPAC「アンティゴネ 時を超える送り火」
2017年5月4日~7日 @駿府城公園 紅葉山庭園前広場特設会場

作:ソポクレス 翻訳:柳沼重剛
構成・演出:宮城聰
出演:美加理、本多麻紀、赤松直美、阿部一徳、石井萠水、泉陽二、大内米治、大高浩一、
加藤幸夫、貴島豪、榊原有美、桜内結う、佐藤ゆず、鈴木真理子、大道無門優也、武石守正、
舘野百代、寺内亜矢子、永井健二、布施安寿香、牧山祐大、三島景太、宮城嶋遥加、森山冬子、
山本実幸、吉植荘一郎、吉見亮、若菜大輔、渡辺敬彦
音楽:棚川寛子 空間構成:木津潤平 衣裳デザイン:高橋佳代
照明デザイン:大迫浩二 ヘアメイク:梶田キョウコ
製作:SPAC-静岡県舞台芸術センター

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by yokusang_09 | 2017-05-05 23:07 | 芝居を観てきた2017 | Comments(0)


生きて名古屋に帰って来たよ。


by yokusang_09

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