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今年観た芝居を振り返り、ベスト5を選んでみる。2014


大晦日ですね。
毎年恒例の、今年観た芝居を振り返り、ベスト5を選んでみたりするのをやります。
2014年に観たお芝居は以下のとおりでございます。
なんか、仕事が忙しかったんですけど(今年の月平均残業時間88時間近いので)、それでもまぁ、当初目標の月4本ペースはクリアしてました(笑) 
芝居53本(2回見たものも含む)、ダンス3本で、合計56回、劇場に足を運んだことに。あともう一息ってところで、最高記録更新はならず。いや、ホントはもう少し予定していたものもあるのですが、天候やら仕事やら、はたまた体調の関係で行けなかったものもあり、それも観てたら、60本は超えておりました。とはいえ、別に記録のために観ているわけではないのだが。

【芝居】
◆ 1月11日 SOM企画「サ××ド・オブ・ミュージック」@愛知県芸術劇場小ホール
★ 1月24日 theater045syndicate「12匹」@相鉄本多劇場
☆ 2月 1日 柿喰う客「世迷言」@本多劇場
☆ 2月 1日 ブス会*「男たらし」@ザ・スズナリ
☆ 2月 2日 FUKAIPRODUCE羽衣「女装、男装、冬支度」@座・高円寺1
☆ 2月11日 ロリータ男爵「しのび足のカリン」@下北沢ON・OFFシアター
☆ 2月15日 野鳩「村にて」@下北沢ON・OFFシアター

☆ 3月 2日 イマカラメガネ「ソノアトノシンデレラ」@下北沢ON・OFFシアター
☆ 3月 8日 ニッポンの河川「大きなものを破壊命令」@東京芸術劇場シアターイースト
☆ 3月 9日 ワンツーワークス「流れゆく庭 -あるいは方舟-」@赤坂RED/THEATER
★ 3月19日 KAAT×地点「悪霊」@神奈川芸術劇場大スタジオ
☆ 4月12日 NYLON100℃「パン屋文六の思案 ~続・岸田國士一幕劇コレクション~」@青山円形劇場
☆ 5月11日 快快「へんしん(仮)」@こまばアゴラ劇場
☆ 5月18日 財団、江本純子「人生、2ねんせい」@小劇場B1
◆ 5月24日 劇団オートバイ「Flower Girl」@市民ギャラリー矢田
☆ 6月 8日 ブルドッキングヘッドロック 「おい、キミ失格!」@三鷹市芸術文化センター星のホール
☆ 6月 8日 マームとジプシー「ΛΛΛ かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと----------」@東京芸術劇場シアターイースト
☆ 6月21日 FUKAIPRODUCE羽衣「耳のトンネル」@吉祥寺シアター
☆ 6月21日 ベッド&メイキングス「南の島に雪が降る」@お台場潮風公園特設テント
☆ 6月29日 新国立劇場「十九歳のジェイコブ」@新国立劇場小劇場
☆ 7月 6日 ハイバイ「おとこたち」@東京芸術劇場シアターイースト

☆ 7月 6日 劇団すごろく「おかげ犬」@シアターグリーン BIG TREE THEATER
☆ 7月19日 フェナントレン「スポンジドライバー」@せんがわ劇場
☆ 7月19日 ロロ「朝日を抱きしめてトゥナイト」@こまばアゴラ劇場
☆ 7月21日 サモ・アリナンズ「ビタジルダ」@下北沢駅前劇場
☆ 8月 1日 猫のホテル「愛さずにはいられない」@すみだパークスタジオ倉
☆ 8月 2日 KOKAMI@NETWORK「朝日のような夕日をつれて2014」@紀伊国屋ホール
☆ 8月 2日 大人の新感線「ラストフラワーズ」@赤坂ACTシアター
☆ 8月23日 ままごと「わたしの星」@三鷹市芸術文化センター星のホール
☆ 8月23日 KOKAMI@NETWORK「朝日のような夕日をつれて2014」@紀伊国屋ホール
☆ 8月31日 はえぎわ「ハエのように舞い牛は笑う」@東京芸術劇場シアターイースト
☆ 9月 7日 ジャブジャブサーキット「ディラックの花嫁」@ザ・スズナリ
☆ 9月21日 野鳩「自然消滅物語」@市田邸
☆ 9月23日 THE SHAMPOO HAT「風の吹く夢」@ザ・スズナリ
◆ 9月28日 オレンヂスタ「白黒つかない」@七ツ寺共同スタジオ
☆10月12日 東京芸術劇場「小指の思い出」@東京芸術劇場プレイハウス
★10月12日 地点「光のない。」@神奈川芸術劇場ホール
☆10月24日 悪い芝居「スーパーふぃクション」 @赤坂RED/THEATER
●10月25日 維新派「透視図」@中之島GATEサウスピア

☆11月 2日 ILLIMINATIONS UG「遠心の轍」@絵空箱
☆11月 3日 ポムカンパニー「色のない虹」@シアター711
☆11月 8日 カムカムミニキーナ「G海峡~禍福はあざなえる縄のごとし~」@座・高円寺1
☆11月 9日 ベッドアンドメイキングス「サナギネ」(幼生サイド)@青山円形劇場
☆11月 9日 ベッドアンドメイキングス「サナギネ」(成体サイド)@青山円形劇場
☆11月15日 劇団競泳水着「別れても好きな人 2014」@こまばアゴラ劇場
☆11月15日 ミクニヤナイハラプロジェクト「桜の園」@にしすがも創造舎
☆11月16日 月影番外地「つんざき行路、されるがまま」@ザ・スズナリ
☆11月24日 毛皮族+あうるすぽっと「じゃじゃ馬ならし」@あうるすぽっと
☆11月29日 時間堂「衝突と分裂、あるいは融合」@ミニシアター1010
☆12月 7日 劇団チャリT企画「バイセコ」@座・高円寺1
★12月21日 チェルフィッチュ「スーパープレミアムソフトWバニラリッチ」@神奈川芸術劇場大スタジオ

☆12月23日 大人計画+Bunkamura「キレイ」@Bunkamuraシアターコクーン
☆12月27日 ろりえ「ろりえ」@シアター風姿花伝
【ダンス公演】
☆2月9日 ビルヂング「できることなら低空飛行」@スタジオ空洞
☆3月30日 珍しいキノコ舞踊団「金色時間、フェスティバルの最中」@世田谷パブリックシアター
☆10月11日 イデビアン・クルー「図案」@世田谷パブリックシアター

(凡例)
☆:東京 ★:横浜 ◆:名古屋 ●:大阪 
黒い文字のものは、感想未掲載のもの。


そしていつもの振り返りですが、使った金額は芝居だけで214,100円でした。思ってたよりだいぶ使ってますね…。
遠征旅費は大阪とか行ってるので、観劇がメイン目的の時に限定すると、35,650円でした。
流石、東京ばかりで芝居を観ているのですが、都内分についても行き先を分析をすると、下北沢11回、池袋8回で、あとはみんな似たり寄ったりの3回程度。自分でも意外なほど、行先が偏ってましたね…。

で、ベスト5を無理やり選んでみたいと思います。
なんか、今年はこれで。(観劇順)
・財団、江本純子「人生、2ねんせい」@小劇場B1
・ベッド&メイキングス「南の島に雪が降る」@お台場潮風公園特設テント
・ハイバイ「おとこたち」@東京芸術劇場シアターイースト
・維新派「透視図」@中之島GATEサウスピア
・時間堂「衝突と分裂、あるいは融合」@ミニシアター1010


でも、毎度の未練たらしく、次点候補も。
・SOM企画「サ××ド・オブ・ミュージック」@愛知県芸術劇場小ホール
・ワンツーワークス「流れゆく庭 -あるいは方舟-」@赤坂RED/THEATER
・ミクニヤナイハラプロジェクト「桜の園」@にしすがも創造舎


でも、毎度選ぶの大変なんですけど(過去のやつって記憶薄れるし)、今年は史上最高に変な芝居に1本も当ってない気がします。
東京で、それなりのやつばかり観ているからなのだろうか。
とはいえ、別に自分が観たいものを観ればいいだけの話であり、変なのにあたらないのが一番なのである。

ちなみに、来年は多分もっと観劇本数は減ると思います。
それには、いろいろ事情があるのですが、まぁ主に仕事関係ですかね。
スケジュールがしばらく読みにくい時期になるので。
あとは、優先順位的に他にやらないといけないことが多々ありまして。
それでも見たい芝居のチラシがどんどんたまっていくから困った(苦笑)

以上です。
皆様よいお年を。
(なんとなく暮っぽい画像)
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by yokusang_09 | 2014-12-31 17:36 | 芝居を観てきた2014 | Comments(0)

ろりえ「ろりえ」@シアター風姿花伝

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ろりえ、解散とか休止なのかね?てか、てっきりそういうつもりで行きましたけど、アンケートに「DM希望の方は~」ってありましたけど・・・w

なので、そういう「解散だからね」的な目線で捉えるのは抜きにしますね。でも、解散風吹かせまくってたよねw アレにあらがう方が難しいよねw
まぁ、実際の劇団がどうなるかは置いといて、私と芝居の距離感だったり、実は高校を卒業するときには、もうお芝居をやることはないだろうと思っていたこととか、いつの間にか頭の隅っこに惰性でよけられていた懸案だったり、懐かしい思い出や感情やらが、ふんわりと想起されて、結果として個人的にハートウォーミングな芝居となりました。なんじゃそりゃw、って感じなんだけど、事実だからしょうがない。

ピチカートファイヴは、1999年に自分たちのグループ名をタイトルにしたアルバムを発表し、ファンの間では、このまま解散するのではないかと噂されましたが、最終的にはその次のアルバムでゲストをたくさん呼んでお祭り騒ぎして、そして解散してしまった。
というわけで、俺の中では「PIZZICATO FIVE」+「さ・え・らジャポン」ってノリで受け止めてしまったんですけど、でも構成としてはそうだったよね、と勝手に思っている。
でも、なんか「解散だから」的ヌルさを提示してきたかと思わせて、しっかりとろりえクオリティだったのはやっぱりよかった。青○団ディスとか、爆笑しましたw 「アンドロイド演劇、ロボットに街が乗っ取られる!」とかwww
無駄に、ガタイのいい男が裸になっていたり、性的倒錯とか、なんかもうなんなんだ。結局よくわからなかったけど、あたしゃ好きだよ。それが、ギラつかないところが好きだよ。

実はこれが今年の観劇納めだったのですが、いろんな意味で、観劇納めにふさわしいお芝居だったなと思いました。個人的には。いっぱい笑ったし、なんかハートウォーミングだったしw
自分もこれからのことを、そろそろちゃんと考えなくては、だなぁ・・・。はぁ。

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ろりえ 第9回公演
「ろりえ」
2014年12月26日~30日 @シアター風姿花伝

脚本・演出:奥山雄太 
出演:梅舟惟永、斎藤加奈子、志水衿子、徳橋みのり(以上ろりえ)
    安藤理樹(PLAT-formance)、岡野康弘(Mrs.fictions)、尾倉ケント、
    菊地奈緒(elePHANTMoon)、木村香代子、後藤剛範(国分寺大人倶楽部)、
    小林義典(クロムモリブデン)、高木健(タイタニックゴジラ)、中村梨那(DULL-COLORED POP)
    松下伸二、松原一郎、南美櫻(ハイブリットハイジ座)、村上麗奈
舞台監督:土居歩 舞台美術:三井優子 照明:南香織
音響:田中亮大(paddy field) 特殊造形:田畑美穂 宣伝美術:武内雄介 
宣伝写真:安藤優 振付:斎藤加奈子 WEB:徳橋みのり 当日制作:会沢ナオト 
制作協力:小林由梨亜 制作:金井要、徳橋みのり 製作:ろりえ
協力:マッシュマニア、zacco、elePHANTMoon、クロムモリブデン、国分寺大人倶楽部、
タイタニックゴジラ、DULL-COLOERD POP、ハイブリットハイジ座、PLAT-formance、
Mrs.fictions、にしすがも創造舎

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by yokusang_09 | 2014-12-27 23:41 | 芝居を観てきた2014 | Comments(0)

チェルフィッチュ「スーパープレミアムソフトWバニラリッチ」@神奈川芸術劇場大スタジオ

c0025481_15203836.jpg(あらすじ)
コンビニ × バッハ × ソフトクリーム
バッハの平均律クラヴィーア曲集第一巻 全48楽章にあわせてコンビニエンスストアが描かれる。
バイト店員、店長、客、本部スーパーバイザー、そして、陳列される数千種類の商品たち。
現代日本人の <聖地> 、コンビニで繰り広げられる、チェルフィッチュによる「黙示録(アポカリプス)」?!

コンビニを舞台にした芝居を作ろうと思ったのはなぜかというと、たぶんそれは、コンビニを相対化したかったからです。コンビニと自分を切り離すことができる可能性を、もっていられるようにしておきたかったのです。だって、それはとても難しいから。コンビニはわたしたちの内面に、あまりにも浸透していて。    
岡田利規



私たちの生活にむちゃくちゃ根ざしまくっているコンビニ。かつて実家で暮らしていたころはまだ大手チェーンのうち一部は近所に進出していなかったため、お芝居のチケットを獲ったりするのに苦労した覚えがあります…。できた瞬間、ありがたくも当たり前の光景になるのですが。

当日パンフには「チャラチャラ~っとしたノリで観てください」みたいなことが書かれていたので、当日の自分の心身の調子のこともあり、遠慮なく「チャラチャラ~」っと観ていたのですが、こうやって観てみると、なかなかハードで驚きの世界ですね…。デンマークに行った時もセブンイレブンあったし、フィンランドにも駅ナカコンビニくらいのものはあったんですけど、ちょっと雰囲気が違う感じがしていて(海外だから、ってだけの可能性はあるが)、なんか、やっぱ日本のコンビニって、現代日本の象徴的存在なのかもしれない。良くも悪くも。

観客側としてもチャラチャラ~っと軽いノリで観ていて、芝居の方もこれまで(「現在地」とか)に比べたら、圧倒的にフザけたノリで、劇中に出てくる、コンビニ店内のこととか、SVがいて云々とかだって一応それなりには聞きかじったことはあるし、日本人にしてみればそんな衝撃的なこととかもないんですけど、でも、段々と、随所にブラックユーモアが散りばめられた形で、「コンビニと自分を切り離」した状態のものを提示された時に、「ンぐぐ…」って感じになっちゃう。

ピコピコした電子音(っぽい音)によるバッハの旋律と、役者が全員マイクを使っていることと、「スーパープレミアムソフトWバニラリッチ」という、明らかに空虚なタイトル(劇中に登場する商品名でもある)が、そこに追い打ちをかけてきて。とはいえ、現代日本に生きている私に抗う手段なんてないし、別に抗おうとも(現時点では)思っておりませんが、自分の生きている社会ってそんなに空虚なもんなのかなぁ…なんてことを考えたり。(この先、話を進めると芝居と関係ない方向に進むので省略します)

正直、現在地とかはかなりお腹いっぱいだった、というか眠かったので、こんな感じの作品の方が結構好きだったりします。「あ、こんな感じのも新たにやるのね」というのが正直な感想。(長いこと見ている人からはこの手のコメントは驚かれますが。)それにしても、全員キャラが際立ちまくっていて、全員愛おしかったなぁ。おまけに、全員どこかしら突っ込みどころ満載だし。変な動きとか満載だから、別に無駄がないとかそんな印象は全くなかったんですけど(笑)、7人の役者で、実に濃密で空虚な世界を作り上げていたなーって感じでした。自分にとっては、ある意味「スーパープレミアムソフトWバニラリッチ」だったわ。いい意味で。

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チェルフィッチュ
「スーパープレミアムソフトWバニラリッチ」
2014年12月12日~21日 @神奈川芸術劇場大スタジオ

作・演出:岡田利規
出演:矢沢誠、足立智充、上村梓、鷲尾英彰、渕野修平、太田信吾、川﨑麻里子
美術:青木拓也  衣装:小野寺佐恵(東京衣裳)  舞台監督:鈴木康郎
照明:大平智己  音響:牛川紀政  編曲:須藤祟規
主催/KAAT神奈川芸術劇場(指定管理者:公益財団法人神奈川芸術文化財団)
企画・制作/KAAT神奈川芸術劇場、プリコグ
助成/平成26年度 文化庁 劇場・音楽堂等活性化事業(特別支援事業) 
協力/急な坂スタジオ
Theatre der Welt 2014 (マンハイム/ドイツ)委嘱作品
製作:チェルフィッチュ
共同製作:Theatre der Welt 2014 (マンハイム/ドイツ)、KAAT神奈川芸術劇場(横浜)、LIFT-London International Festival of Theatre (ロンドン/イギリス)、Maria Matos Teatro Municipal (リスボン/ポルトガル)、CULTURALSCAPES(バーゼル/スイス)、Kaserne Basel(バーゼル/スイス)、A House on FIRE co-production, with the support of the European Union

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by yokusang_09 | 2014-12-21 17:58 | 芝居を観てきた2014 | Comments(0)

ぶらり、初めての仙台へ

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ふらりと日帰りで仙台に行ってきました。
「はやぶさ」じゃなくて「こまち」に乗って。

実は、仙台はこれが初めて。
仙台在住の友人の案内で、まずは牛タンで腹ごしらえ。
その後、瑞鳳殿と青葉城址を訪れる、という伊達正宗三昧(笑)
だって、やっぱ仙台って言ったら伊達正宗像でしょうよ!
この日は、仙台では珍しく雪が降っていて、情緒がありました。
(東北っぽくていい、と思ったけど、友人が寒くてムカついていたので自粛w)

さらにそこから、せんだいメディアテークに足を伸ばし、震災関連の展示を見た。
色んな立場の人のインタビュー映像やら、作家の展示やら。
実は、こうした「展示」という形で東日本大震災に触れるのは、
おそらく昨年のあいちトリエンナーレ以来だと思う。
発災当時、名古屋に住んでいた自分としては、正直に言ってしまうと、
少し実感に乏しい部分あったのだが、
被災地だった仙台という場所でこうしたものに触れると、少なからず
心が揺れ動くというか、リアリティを持って迫ってくるものがあった。
見終わった後に感想を口にするにも、少し言葉ばないと言い表せなかった。
1.8万人が死んだ一つの地震ではなくて、あの地震で、一人の人間の死が
1.8万人分あったのだ。

メディアテークのある定禅寺通り(ザ・杜の都仙台な場所の一つ)では、
数日前から、光のペーシェントが始まっていて、メチャクチャ綺麗だった。
綺麗なライトアップなんて、東京にはいくらだってあるのだが、
東日本大震災前から続いていた仙台の冬の風物詩が、
こうして今も開催されていることに、なんというか、感慨深いものがあった。
でも、本当にキレイなんだよね。感慨深くなった後みると、余計に。
イチャついてるカップルにもイラつかなかったよw

なんか、グルメに、歴史に、震災に、最後はイルミネーションって、
日帰りノープランの割には超堪能しちゃったよ。初仙台。
最後は、宮城産の牡蠣やらお酒やらひっかけて、
お土産もいっぱい買ったし、完全なる大人の修学旅行だな、こりゃw
(まぁ、翌日には風邪がぶり返して寝込んでましたけど…)

案内してくれた友人に大感謝。
ありがとうございました☆

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by yokusang_09 | 2014-12-13 23:09 | たびにでたがね。 | Comments(0)

劇団チャリT企画「バイセコ」@座・高円寺1

c0025481_1492566.gif舞台は駅裏の路上。
ビミョーな演奏で冴えないストリートミュージシャン。
幹事なのにサークルコンパの集合場所で迷子になった大学生。
どこからともなく自転車に乗ってやって来る男。
一台ずつ放置される自転車。
恋人が自衛官というギャルは「彼氏を戦場に送らないで」と不慣れな署名集め。
向かい側ではネトウヨだかネオナチだかのグループが物騒な演説。
素通りする人々……。
こうして路上は自転車<バイセコ>で埋め尽くされていく……。


自転車がいっぱいでてくる、という事前フレコミだけで観てきてしまったのだが(笑)別に自転車マニアなわけではなく、ちょっと気になっていたのです。以前から。チャリT企画。

どこかのJR東日本の駅前が舞台。(自分は勝手に中野だと思っていたけど)その駅前での様子が90分描かれているのですが、その様子はどこかおかしい。

「自衛軍」の隊員として派遣され、イスラム国に拘束された彼氏を救出するために署名活動に精を出す女性。メンバー全員とちっとも合流できないサークル飲み会の幹事。売れっ子バンドのライブに行くのに、結婚式に出席するような格好をしたOL。何かから逃げようとする親子。そして周りは冬の服装なのに、夏の格好をしてお見合いに向かう姉妹。マンションのモデルルーム案内の看板を持っているバイト君は、マンションの場所がぜんぜんわかっていない。何かがおかしい。かみ合っていない。

そして、お見合い相手はいつの間にか別人に変わっているし(←ここは爆笑だった)、署名する女性はいつの間にかDVDデッキ扱いされているし、飲み会幹事は、全然違う集まりと結びつけられるし。てっきり上には線路があるのかと思っていた壁は、実は向こう側があって、なんか人がよじ登ろうとしてくるしw
 
絶対に変。そして、だんだんと増えていき、最終的には歩く場所がなくなるほど増えていく自転車。最後には、総理大臣の演説と共に、喪服を着た集団がぞろぞろと歩いてくる。やっぱり、この世界はおかしい。
ふんだんな時事ネタと、なかなか強烈な風刺効かせたこの舞台、何かを言いたいんだと思うんだけど、でも総体としてなにが変なのかが言い表せない。1つ1つは確実におかしいんだけど、なにを意味しているんだろうか。

それは、作品としては作者の主張の弱さみたいな言い方もできるのかもしれない。でも、実際に今日の世の中で起きていることだって、そうそう1つ2つのことに収斂されるわけではない。というか、今の時点ではそれに気づくことは難しいようにも思う。小さな「おかしい」がやがて大きな「おかしい」に繋がるものなのか、それとも気づかず進行するおおきな「おかしい」の漏れでるヒントとして小さな「おかしい」が散見されるのか。折しも1週間後は衆院選。別に投票を促す作品ではないのだが(笑)、ちょっとまじめにどこに投票するか考えようかなって思ってしまった。

やだ、まじめになっちゃったよ!
そんな難しいことは置いといて、シュールでナンセンスで不条理で面白かったんだけどね。駅前という設定で、あれだけバラバラの様子がまるで一つの話として修練されて見えるのも面白かったし。エピソードの同時進行具合だったり、リンクのさせ方は、別に脚本を書く人間ではないんですけど、それでもやっぱ巧かったよなぁ。自転車がいっぱいでてくるのも、「駅前」という設定を考慮すると実にナチュラルで、でもビジュアルには刺激的で。

風邪引いて寝込んでたからあまり調子よくなかったんだけど、ぐいぐい80分集中しちゃいました。

-----------------------------------------------------
座・高円寺 冬の劇場20 日本劇作家協会プログラム 
劇団チャリT企画 第27回公演
「バイセコ」
2014年12月3日~7日 @座・高円寺1

作・演出:楢原拓(chari-T)
出演:松本大卒、内山奈々、ザンヨウコ、岡田一博、異儀田夏葉(KAKUTA)、飯塚克之
熊野善啓、前園あかり、大石洋子(俳協)、久保田南美、浪打賢吾、室田渓人、小杉美香
鐵祐貴(東京ジャンクZ)、エンドー・チェーン(ピストンズ)、土田卓(弾丸MAMAER)、曲瀬尚希
青木沙織、青瀬たっぺい、海老沢英紀(アロハ工房)、小田原直也、近藤なつみ(ロージーとハワイマンズ)
佐川誠、長井明日美(はっぽる☆しゅてぬ~る)、濱屋純、宮原健太(劇団モデーンカンパニー)、守屋惠美
舞台監督:川田康二 照明:伊藤 孝(ART CORE) 音響:島貫 聡 舞台美術:門馬雄太郎
衣装:久保田早織  スチール:鈴木淳 宣伝美術:BLOCKBUSTER・NO DESIGN  
当日運営:新居朋子 制作協力:横井祐輔(犬と串) 制作:チャリT企画
カンパニースタッフ:teamC.T.K(下中裕子・木原未緒・田中有希子・他)
協力:イマジネイション、ウィーズカンパニー、MC企画、KAKUATA、krei inc.、東京ジャンクZ、
俳協、ピストンズ(50音順)
主催:劇団チャリT企画  
提携:座・高円寺/NPO法人劇場創造ネットワーク  後援:杉並区

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by yokusang_09 | 2014-12-07 18:03 | 芝居を観てきた2014 | Comments(0)


生きて名古屋に帰って来たよ。


by yokusang_09

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