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THE SHAMPOO HAT「風の吹く夢」@ザ・スズナリ

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初めて観ることになったシャンプーハット。
赤堀さんの作品イメージってたぶん完全に別の人とごっちゃになってしまっていたので、よく思い出せなかったところがあり、そのあたりも含めて、こいつはいかねば!的な感じで行っちゃいました。しかもよくみたら、客演が妙に豪華だったしw

で、で、なんですけどね。
ぶっちゃけ、最初の雰囲気はかなり苦手でしたw だって、赤堀さんの土木作業員姿って似合いすぎだし、ああやって怒鳴る人知ってるし、大垣出身のあの人も何なんだてー!って感じだったし、全体的な頭の悪い具合に当初はかなり耐えられなかったw
(いやー、芝居なんだけど、芝居を通り越して顔がひきつってきちゃったのよねw)

でもさ、よく考えてごらんよ。赤堀さん、作演で出演だよ?ダメなわけがないじゃん。とか思いましたけど、別に思わなくても、だんだんとこの頭の悪いオッサンたちのことが愛おしく思えてきて、最終的には面白かったですw 不思議だわー。でも、リアルには、絶対に仲良くなれないタイプだとは思う。

なんなのかねぇ。あのつまらないプライドとか、あんなに強がってる人間の弱い小市民的姿とか、そういう誰にでもある姿を上手いことあぶり出してるなー、とかね。せりふ大声で怒鳴り散らしたりしてるから、一瞬派手なことやってるようにも見えるんだけど、実は描かれているモノだったり、演出的にも結構ミニマムだし、無駄がないというか。

個人的には、高校の時の恩師や、大学の先輩の芝居趣味を思い出したりしておりました。しっかりと根っこのある演出の方向性なんかを。
ともすれば、何でもなく過ぎ去っちゃうような、舞台上で描かれているものは、実にくだらない一日だったりするわけですが、ソレがこんなにも、しかめっ面をさせたり、愛おしく思えたりって、ああ、なんかそこなんだな、と。そんなこといちいち言ってんじゃねーよ、って感じなんですけど、たぶん赤堀さんの体格と、その恩師なり先輩なりが少し体格と、にじみ出る本人のキャラクターが案外似ていたから、しみじみ実感しちゃったんだと思います。

すんませんね。超絶個人的でw

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THE SHAMPOO HAT 第29回公演
「風の吹く夢」
2014年9月10日~23日 @ザ・スズナリ

作・演出:赤堀雅秋
出演:赤堀雅秋、黒沢あすか、野中隆光、児玉貴志、日比大介、滝沢恵、駒木根隆介 
    遠藤留奈、勢古尚行、池田成志、銀粉蝶
舞台美術:杉山至 舞台監督:伊東龍彦 照明:杉本公亮 音響:田上篤志(atSound)
衣装:坂東智代 宣伝デザイン:坂村健次 舞台収録:原口貴光(帝斗創像)
舞台写真:引地信彦  プロデューサー:西田圭吾 制作:Little giants
協力:フライング・ボックス、吉住モータース、オフィス・メイ コムレイド、エースエージェント、
   ダックスープ、アドベックス2 
企画製作:HOT LIPS 

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by yokusang_09 | 2014-09-23 18:55 | 芝居を観てきた2014 | Comments(0)

野鳩「自然消滅物語」@市田邸

c0025481_1152696.jpg東京芸大の近くにある、古いお屋敷が会場となった今回。
いやー、最初、裏口に回ってしまい、入れない!!と焦りました…。
前回の、「村にて」のあの独特のシュールさにハマってしまい、
今回も行ってしまった野鳩。

まぁ、今回もとってもシュールでした…。

古いお屋敷で、まるで小津映画を彷彿とさせるような夫婦のやりとり。
そこからだんだんと、ちょっと変わった訪問者がやってきては、
やがて全員去っていく・・・という、あらすじだけ言ってしまえば
本当にそれだけなのですが、なんなのかなぁ。
この古い家屋の残る上野の片隅で、ひとしれずこんなことが
起こっているという事実(?)が、すごくふわ~っとした気分にさせるんですよね。
客席まで包み込む「何してたんだっけ?」と言いたくなるような、
あのふわふわとした空気感。それがたまらんかったなぁ。

小津映画みたいなんだけど、でも妙に現代的な人・モノが出てきたりして。
そのグチャグチャ具合も、またこの空間の輪郭線を曖昧にしてくれる。
実に心地よい時間でした。 役者さんも、前回公演を経て、勝手に愛着w
雪港さんは、はっきり言ってキンタロー。みたいだった(笑)
あんな姿、王者舘では観られないよねw
あとは、またしても奥様役の方が、凄まじい自然な色気を放ってた。やばい。

それにしても、「自然消滅物語」とは、なかなか秀逸なタイトル。
というか、まぁ、そんまんまなんですけど、俺もこんな風にフワッと
消えていきたいなぁ・・・とかね。考えてしまいました。ハイ。
最近、あんまり今の欲望にだけしたがっていると、
老後破産するんじゃないかとか考えてウジウジしちゃうから!

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野鳩 「自然消滅物語」
2014年9月18日~28日 @市田邸

作・演出:水谷圭一
出演:佐伯さち子、ワタナベミノリ、加瀬澤拓未(ロリータ男爵)、服部竜三郎、雪港(少年王者舘)
照明:増田純一 小道具製作:中島香奈子、當間英之 宣伝美術:水谷圭一
野鳩:村井亮介、すがやかずみ、佐々木幸子

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by yokusang_09 | 2014-09-21 21:09 | 芝居を観てきた2014 | Comments(0)

劇団ジャブジャブサーキット「ディラックの花嫁」@ザ・スズナリ

c0025481_2119014.jpg人里はなれた山奥にひっそりとたたずむ
謎多き研究施設「虚空荘」。
アウトドアグッズに身を包んだ北見雫が
やっとの思いでたどり着いたのは、
入山して4日目のことだった…。


なんか、結構久しぶりなんじゃないかと思っているんですけど、少なくとも去年はスズナリで観られなかったので、結構久しぶりなんだと思います。ジャブジャブ。
以前共演したことのある伊藤くんが加入したあたりからごぶさたしていて、若い人が加入してどんな感じなのかなぁとは思っていたんですけどね。

人里離れた研究所が舞台のお芝居。一瞬サナトリウムかとも思いましたが、そうではなくて。そして、なにやら生命倫理に反するような研究をしているというところ(笑)

やっぱり安定のはせクオリティは、久しぶりに観ても健在で、若い役者さんが入ったおかげで、劇作的にはむちゃんこ閉じた空間ではあるんですけど、何か時代に開けたような感じがしたw 
ストーリーとしてはなんちゃってSFミステリーって感じなのかな。でも、はせさんの描く世界だとこれくらいの塩梅が心地いい、とうか、この具合がやっぱり楽しみで観ちゃうんだと思う。
しかし、あの人里離れた、という設定は、何かあるんだろうか。自分の場合、隠居願望はありますけど、どっちかというと都会に身を潜めたい気分だったりはするんですよね。まぁ、僕の事情なんて関係ないですけど。それに、人里離れてた方がストーリー的には盛り上がるもんでえーんだけどw(そこらへんもSF的だよね。理研じゃああいう世界観にはならんw)

しかし、久しぶりかもしれないけど、今回は以前観た作品に比べても、面白かったなぁ、という印象。結構な出演者の数だと思うんだけど、キャラクターがそれぞれ立ってたんだよねぇ。キャスティングもよかったし。たとえば、栗木さんのオネェは、なんかやっぱり役者としての巧さが際だっておりましたね。かつて、猫ホテの芝居を観たときの衝撃を思い出した。あとは、岡本さん。よかったわー。作品全体の空気感の重要な一端を担っておりましたね。ストーリー上の重要な役どころとは別の、作品の空気感。あの役については、彼女じゃなくては、たぶんあの空気感は出せていなかったでしょう。

つーか、名古屋の小劇場で観ていた芝居を、下北沢でも大箱寄りのスズナリで観られるというこの事実をちょいと噛みしめてみたりしてはいたのですが、ちょっとだけケチつけると、個人的には、若干ではあるんだけど、粗が目についてしまった部分もあったので、そこのところは残念だったかなぁ・・・。演技面とか演出面というよりは、なんかもうちょっと細かい、全体的な(薄い)部分で。自分も、ぼちぼちこの劇場で観ておるもんですから。テンション芝居じゃなくて、大人の会話劇が故に、あと、スズナリだから見えちゃう部分もあるんでしょうけど。まぁ、でもどうしても許せないわけではないんですけど、ただ、その結果として「なんちゃって」がチープに見えてしまったら悲しいかな。
なんてことを勝手に考えておりました。はい。すんません。

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劇団ジャブジャブサーキット 第53回公演
「ディラックの花嫁」
(東京公演)2014年9月5日~9月7日 @ザ・スズナリ

作・演出:はせひろいち
出演:はしぐちしん(コンブリ団)、栗木己義 ♥、荘加真美 ♠、咲田とばこ、コヤマアキヒロ
中杉真弓、岡浩之、なかさこあきこ、伊藤翔大、西田亮太、ioya*yotias(eighter)
岡本理沙(星の女子さん)、栗木美穂(フリー)、まどかリンダ(フリー)、永田真里奈(フリー) 
照明:福田恒子  音響:松野弘  舞台美術:JJC工房  舞台監督:岡浩之
宣伝美術:石川ゆき  制作:劇団ジャブジャブサーキット
制作協力[東京]:高橋俊也(THEATRE THEATER)

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by yokusang_09 | 2014-09-07 16:43 | 芝居を観てきた2014 | Comments(0)


生きて名古屋に帰って来たよ。


by yokusang_09

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