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サモ・アリナンズ「ビタジルダ」@下北沢駅前劇場

c0025481_1614251.jpgいやー、特に深い感想なんてないですよ(笑)
でも、てっきり解散なり活動休止なんだと思っていたので、こうして観られることが嬉しいというのはあります。
そりゃあね、一度観てみたかったよ、小松さんのカンパニー。

時々思うことがありまして。
本当に素晴らしく馬鹿馬鹿しい話でも、尺に応じたストーリーって必要。例えば吉本新喜劇だって、ちゃんと1時間で笑いと涙の人情劇みたいな構成になってるじゃないですか。要するにそういうことなんですけど。

その点において、別に作りこんだ感とかがあるわけではないのですが、でもきちんと興味を持たせて2時間近く、コントのノリで引っ張っているってのはすばらしいやんねー、とかふと思ってしまった。なんかね、とことんバカに見せかけて、だからこそなんだろうけど、そういうのがすごく気になってしまったのよ…。

駅前劇場みたいなハコで、立派な経験のある舞台俳優たちが、まぁ、信じられないほど惜しげもなく贅沢にバカやってる姿はホントにありがとうございました、って感じです。役者もすごく楽しんでやってましたしね。(アドリブと思しきところもまたすばらしい。ああゆう感覚も久し振りに味わいました。)あと、久ヶ沢徹の演技の幅の広さを実感させてもらいました…。あの人、なんか、なんでもやっちゃうのね。色んな意味で。そして、家納ジュンコ先生もやっぱりいい仕事してました。

なんか、とにかくガハハと笑って、元気が出ました。
ちょっと疲れてはいたんだけど。
(だいたい、開演時間と劇場を間違えましたからね・・・)

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サモ・アリナンズプロデュース第26弾
「ビタジルダ」
2014年7月16日~21日 @下北沢駅前劇場

作・演出:小松和重ブラザーズ
出演:小松和重、家納ジュンコ、佐藤貴史、大政知己、中澤功、月野木歩美、
    平田敦子、久ヶ沢徹

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by yokusang_09 | 2014-07-21 18:07 | 芝居を観てきた2014 | Comments(0)

ロロ「朝日を抱きしめてトゥナイト」@こまばアゴラ劇場

c0025481_2081239.png観に行くべきか少しだけ迷ったんですけど、結局行くことにしてしまったロロ。

わたしゃ、正直、恋愛物が好きなわけではないので、リリカルな作風自体は嫌いじゃないのですが、そこにボーイミーツガール的なロマンティックさが重なると、ちょっと苦手だったりします。よって、「LOVE02」はぶっちゃけるとそこまで得意な作品ではありませんでした。(ぶっちゃけてまったw)

今回の作品は、前に観た作品に比べると、ストーリーはよくわからなかったのですがw、それでも自分の中にはすっと入ってくる作品に仕上がっておりました。

てゆーか、ロロで描かれているものと夏祭りって設定って、結構マッチする組み合わせなんじゃないかなと。祝祭的な空間と、それと同時に漂う哀愁的な雰囲気。ワッショイやっている一方で、人が死んでいくみたいな。

今回もいろんなモチーフがあったけど、一つ目立った物に、死と再生みたいなものがあったのかなぁ、と。それは、肉体的な死でもあるし、社会的な死だったりもするわけですが。そこからの再生って何だろう。結局、過去に回帰することなんだろうか。勇気ある撤退ということも、前向きなものとして位置づけてもいいんだろうか。というか、ちょっとこの話の設定、微妙に「あまちゃん」くさくない?(笑)

なんてことをもやもや考えていた。

ただ、この芝居、冒頭にも言ったんですけど、よくわからないんですよ。よくわからないくせして、なんか、でもちょこちょこ落ちてくるんですよね。まぁ、これ以上の解説があまりうまくできないのでやめておきますけどw
僕は結構、あの「あまちゃん」的なものに対する、無邪気な救いと残虐性について考えていましたし、妄想で生き続けるかつてのヒーローという存在について、やたらとひっかかってました・・・。まぁいいや。

あと、もう一つ落ちてくるっていうものに、なんか今回はやっぱり、演出と役者の関係みたいなところも大きいかなと。結構男優陣が頑張っていた印象があって、うん、そうだね、男優がかなりGJでした。だからなのか、リリカルなんだけど、あんまり甘くなくて、それが今回のモチーフに対してもよかったのかもしれない。まぁ、少なくとも、私にとっては、それが良かったです。

以上。

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ロロ vol.10「朝日を抱きしめてトゥナイト」
2014年7月11日~21日 @こまばアゴラ劇場
脚本・演出:三浦直之
出演:板橋駿谷、亀島一徳、篠崎大悟、森本華、伊東沙保、大橋一輝(範宙遊泳) 
    大場みなみ、小橋れな、島田桃子、山口航太(はえぎわ)
アニメーション・イラスト:ひらのりょう フライヤーデザイン:たかくらかずき
美術:中村友美 照明:工藤雅弘 音響:池田野歩 衣裳:藤谷香子(FAIFAI) 
舞台監督:鳥養友美 演出助手:中村未希 
広報:浦谷晃代(Diet Chicken) 制作助手:つくにうらら(カミグセ) 制作:坂本もも
協力:ギフト、範宙遊泳、はえぎわ、FOGHORN、FAIFAI、Diet Chicken、カミグセ、シバイエンジン
芸術監督:平田オリザ 技術協力:鈴木健介(アゴラ企画) 制作協力:木元太郎(アゴラ企画)
企画製作:ロロ、さんかくのまど、(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
主催/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場

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by yokusang_09 | 2014-07-19 22:03 | 芝居を観てきた2014 | Comments(0)

ハイバイ「おとこたち」@東京芸術劇場シアターイースト

c0025481_33233.jpgこんにちは、岩井です。 今回はタイトル通り、男たちの話です。 別に男に限った話にするつもりもないのですが、 自分や自分の身の回りにいる人たちが、 「なるべく今のままでいたい」と思いながらも、 年月による色んな変化にはどうしても逆らえない、 といった話になると思います。 最近の身の回りのアホ話から、老後、死んじゃうまでを イェイイェイ描きたいと思います。 (劇団HPより)

いやあ…身につまされるといいますか、これ、全く他人事じゃないね。しかもこの芝居の構造を考えると、ますます恐ろしい(笑)

冒頭、普通に若い(見た目30~40代くらい?)の男性が出てきて、介護施設にボランティアにやってきたようなシーンから始まるんですが、実はそのビジュアルで80歳代とかで、「もうご飯は食べたんですよ~」みたいな志村けんのコントのようなやりとりがありまして。まぁ、不思議なシーンながらも、いきなり冒頭から大笑いさせてもらうわけなのですが。

その後、主人公とその友人3人の合わせて4人の人生物語が、だいたい大学卒業後くらいのところから始まっていくわけですが、これがサクサク進んでいく。そして、みんな衣装とか殆ど変化なし。シーンに必要な変化はあるんだけど、年齢の変化に伴う衣装やメイクのチェンジはほとんどナシ。別に、そのことにケチをつけたいわけではありません。心地よいスピード感とリズム感で、ちょいちょいギャクを挟みながら(だいぶ笑わせてもらいました)、あっという間に話は進んでいきます。面白いからどんどん引き込まれちゃう。逆にこのペースで2時間やれるのか?って思ってしまうほど(笑) あと、こんなにサクサクと人生進んだらいいのにな、とかってちょっと思ってしまったり。。。

ただ、それなりの年齢(60過ぎ)のシーンに差し掛かったあたりから、「サクサクと衣装やメイクのチェンジもなく」展開してきたことの、まぁ、メタ的というべきなのか、恐ろしさを実感するわけですわ…。

だって、結構そんな感じじゃない?自分の人生、振り返ってみると。リアルな人生において、別に30代になったからと言って、なにか突然スイッチが入ったり、(芝居的な意味での)場面転換や衣装チェンジなんかないじゃん。結局のところ、年齢を実感したとしても、「世間から見た○○歳代」を生きるわけではなくて、私は、そのまま「私」を生きているだけ。だから、なんだかんだで、「私」というものの変化に対して、「私」自身がもっとも鈍感であるような気もするんですよ。

でも、やっぱり時間は経過しているわけで、世間との関係では、私は「私」かもしれないけど「30代男性」なわけです。知ってるんですよ、流石にそんなこと。知ってるんだけど、究極的にはわかってないんだと思うんですよね。だから「まだまだ」と思っていても、全然「まだまだ」じゃないわけですよ…。自分の頭ではきちんと理解していなくても、そんなこととは関係なしに、時間は過ぎて、人間は老いていくものなのです。

ちなみに、最後、主人公は、呆けてしまい、本当は80歳代なのに、自分を50歳代くらいだと思っているし、それが、冒頭シーンに繋がっていくわけです。もう笑えれんわね…。

なんか、そういう、「このまま生きていく」ことの覚悟とか怖さとか、そういう、最近一人でウジウジ悩んでたりするようなことを、舞台上でばばーんと提示されてしまいまして、正直言って、身につまされすぎて、精神的には半泣き状態でしたw
これからの人生のこと、もうちょっとしっかり考えていかないとね…。うん。

なんか語ってしまった。
あの、ホント最近よく考えていることで、あまりにもグッサグッサきたもんで。
でも、内容的にもグッサグッサきて、おまけに芝居としても
かなり面白かったんだから、かなり最高ですね、ハイ。
(役者使いがまたしても堪らんかったなぁ。菅原永二がやっぱいい。)

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ハイバイ 「おとこたち」
(東京公演)
2014年7月3日~7月13日 @東京芸術劇場シアターイースト

作・演出:岩井秀人
出演:安藤聖、岩井秀人、岡部たかし、菅原永二、永井若菜、平原テツ、用松亮
舞台監督:谷澤拓巳・上嶋倫子 舞台美術:秋山光洋 照明:松本大介 
照明操作:榊美香 音響:中村嘉宏 音響操作:高橋真衣 映像:トーキョースタイル 
衣裳:小松陽佳留 衣裳演出部:熊井絵理 演出助手:郷淳子 記録写真:曵野若菜 
WEB:斎藤拓 宣伝美術:土谷朋子(citron works) 票券:冨永直子(quinada)・吉田直美 
制作:藤木やよい、富田明日香、西村和晃 プロデューサー:三好佐智子(quinada)
協力:小熊ヒデジ、鈴木励滋、コムレイド、クリオネ、krei inc.、レトル、至福団、松本デザイン室、
une chrysantheme、名古屋演劇教室、シバイエンジン

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by yokusang_09 | 2014-07-06 17:20 | 芝居を観てきた2014 | Comments(0)


生きて名古屋に帰って来たよ。


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