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カテゴリ:芝居を観てきた。
  • イキウメ「ミッション」@シアタートラム
    [ 2012-05-11 23:57 ]
  • チェルフィッチュ「現在地」@神奈川芸術劇場大スタジオ
    [ 2012-04-30 22:24 ]
  • 毛皮族「演劇の耐えられない軽さだネッ」@神保町軽演劇仮設シアター(スタジオイワト)
    [ 2012-04-29 22:10 ]
  • オイスターズ「豆」@七ツ寺共同スタジオ
    [ 2012-04-27 23:27 ]
  • 劇団B級遊撃隊「土管2011」@姫池052スタジオ
    [ 2012-04-19 22:59 ]
  • 劇団牛乳地獄「衰退メノン」@G/pit
    [ 2012-04-07 22:06 ]
  • サンプル「自慢の息子」@七ツ寺共同スタジオ
    [ 2012-04-04 23:49 ]
  • 大人計画「ウェルカム・ニッポン」@本多劇場
    [ 2012-03-31 23:47 ]
  • キティフィルムPresents「破壊ランナー」@あうるすぽっと
    [ 2012-03-31 17:00 ]
  • 愛知県文化振興事業団(AAF)プロデュース「どこか行く舟」@愛知県芸術劇場小ホール
    [ 2012-03-25 18:41 ]
イキウメ「ミッション」@シアタートラム
観てきました。はじめてのイキウメ。
どうでもいいけど、最近、芝居見る直前に結構な疲労や睡魔が
襲って来たりするので、観劇前にコーヒーが欠かせません…。
ホントはコーヒーって飲みたくないんだけど…。

ある地方都市の一角、金輪町。
神山清巳は優秀な会社員。
幼い頃から常に周囲の期待を背負い、応えてきた。
兄の清武も、できる弟の平凡な兄、という立場に慣れきっていた。
清巳はある日、自宅裏の斜面を転がってきた拳大の落石を頭部に受け、
入院してしまう。十日程して会社に戻ると進行中の企画チームを外されていた。
不条理な出来事に苛立つ清巳を両親は慰めるが、
久しぶりに会った叔父の怜司は違った。
「自分にしかできない仕事なんて存在しない、本当の仕事を教えてやる」
怜司は主夫業の傍ら、密かに「本当の仕事」を持っている。
それは世界のバランスを取る重要な使命、と怜司は語る。
世界からの「呼びかけ」に応え、行為に移す。
その行為はどう見ても荒唐無稽で無意味だが、清巳にはその馬鹿馬鹿しさが新鮮だった。
(当日パンフより)


あのー、とりあえず言いたいのは…自分が最近思ってることを言ってくれてスッキリしたw
初見なので、実はこれまでの前川作品(イキウメとしての作品)が
どうだったのかはわかりません。だって、今回、演出が違う人だしね。
(でも何となく、いつもと変わらない予感もしましたけどw)
申し訳ないけど、チェルフィッチュの時にも触れましたけど、世の中の関心は
やっぱり地震と原発事故なのよ。
この作品も、前川さん自身のそれらに対するメッセージの表明なんだろうな、
と思ったけど、でもよくありそうなソレとは違いましたね…。ええ。
てか、自分、「うぉー!テーマが明確に見えたぎゃー!」ってとき、
大抵他人とズレてるんでハズカシイんですけど、でも、今回の芝居で一番感じたのは
「自分の言動に責任を持て」 ってことなのかなぁ、と…。てか、絶対そうだと思うよw

主人公の叔父さんは、世界のバランスを保つため、「世界からの呼びかけ」に応えて、
「内なる衝動」に従い、なんか意味不明なこと(でも、それが使命)をやっているw 
他人から見れば意味不明で、実の兄(主人公の父)はまったく理解できず、
全否定するが、「どうせ説明してもわかりゃしない」と、説明も拒む叔父。
それまではちょっと滑稽な感じで終わっていたが、
その使命を、弟子に熱心に仕込んだ結果、その弟子は、殺人未遂にまで発展。
まぁ、「内なる衝動」に従うとしても犯罪を犯しちゃダメだとは思うのですが、
でも、そうやって叔父に言われた弟子は、「アンタが言いだしたことだろうが」みたいなことを
言い捨てるわけです。←自分、このシーンが一番強烈でしたね…。
(この辺、何だか、赤軍派とかカルト教団とかついつい連想してまったんですけど)
叔父さんは責任を取って、世界のバランスを保つのをヤメちゃうわけですが、
その結果(なのかどうか知らんけど)、雨が降り続いて、主人公の家が土砂崩れに
飲みこまれるんですね…。みんなが「叔父さんがバランス取ってたんだから、
またバランス取って」と言っても、「呼びかけが聞こえない」といって動こうとしない叔父。
寧ろ周囲が動き出してから、叔父も合流して、バランスを保つ使命に向き合った結果、
雨は止むわけですが、この辺もねぇ…何か感じちゃうわけですよ(笑)

整理がつくようでうまくつけれないので、伝えきれないんですが、
ホントに、これまであったことを経た上での現在を、とある家族を通して、
舞台上で提示しとったなぁ、という印象。実に素敵な毒っ気。
なんなんだろ、ちょっと、だいぶ前に「オイル」を観たときの感覚に近い。
要するに、かなりボクのツボと突いていた、ということです。ハイ。らぶです。

あと、衣装を始め、スタッフワークも素敵だった。
特に衣装はねぇ。実にバランスが良くて、メモりたい気分になっちゃったくらいw
半抽象的な舞台美術も、芝居の世界観とマッチしてて、個人的には良かったです。

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イキウメ 2012年春公演 「ミッション」
(東京公演) 2012年5月11日~27日 @シアタートラム

作:前川知大
演出:小川絵梨子
出演:浜田信也、盛 隆二、岩本幸子、伊勢佳世、森下 創、大窪人衛、加茂杏子、安井順平
    太田緑ロランス、井上裕朗、渡邊 亮
美術:土岐研一  照明:松本大介  音楽:かみむら周平  音響:鏑木知宏
衣裳:今村あずさ  ヘアメイク:西川直子  演出助手:長町多寿子
舞台監督:棚瀬 巧  プロデューサー:中島隆裕


by yokusang_09 | 2012-05-11 23:57 | 芝居を観てきた。 | Trackback | Comments(0)
チェルフィッチュ「現在地」@神奈川芸術劇場大スタジオ
正直、今回も眠気を誘われる芝居でした…w
結構うつらうつらしてまったもんね…。横浜まで行ったのにw
ちなみに、眠いとよかった、ということとは別みたいです。
なぜなら後ろの人も同じこと言っとったでw
(いや、ぶっちゃけ前日からの疲れが予想以上に残っていたのですよ…)

『現在地』は変化をめぐる架空の物語です。SFみたいな。
わたしたちは、状況を変化させたいと強く望んだり、変化させなければと焦ったり、怒ったり、実際に変化に身を投じたり、それはできずにためらったり、常に冷静で穏やかであろうと努めたり、変化するしないを勇敢さ臆病さの問題として考えたり、考えなかったり、開き直ったり、自分の考えていることが正しいのかどうかの確信をどうしても欲しいと思ったり、正しい人間でいたい過ちを犯したくないと思ったり、たとえばその気持ちを過去に人類が起こした取り返しの付かない過失に準えようとしたりします。
『現在地』というフィクションの中の人物たちも、そうやって生きます。
―岡田利規


今までだってある意味フィクションだったと思うのですが、
今回はチェルフィッチュとしては、初めての「フツーのお芝居」なんだそうです。
確かに、どの人が何役で、というのが概ねしっかりしてたと思いますけど、
台詞だって一人が延々と説明的にしゃべりまくるとか、台詞喋ってない役者のいる場所とか、
空間の使い方とか、まったくもってしてチェルフィッチュだったよ…(笑)
あのセリフと関係のないノイジーな動きも健在だったし。
「これから、今までと大きく変化するってことがあるわけじゃない」みたいなことを
インタビューか何かで岡田さんがおっしゃっておったんですが、
確かに「大きく変化」はないですね…。それでいいんだけど。

物語の設定としては明らかに、東日本大震災と、それによって発生した
原発事故がモチーフになってて、まぁ、なんといいましょうか、
この1年ちょい(というか現在進行形で)で起きている身の回りのことを、
俯瞰的に、そして、"色んなこと"をそのまま、"色んなまま"提示した作品って感じです。
「フィクションは現実を映す鏡」と岡田氏は言っとらっせるようですが、
それらを、「フィクション」という若干のオブラートっていうか、
それなりにまとめて観客の前に提示してきた、という印象。
最近だと、「見え方は一つではない」というのは、実はツイッターで
それこそ原発再稼働反対派と賛成派を両方フォローすると面白いほどわかるんですけどw
もう一つの事象に対しての受け止め方が全然違うどころか、なんか最近なんて
それぞれのグループで起きてることとか報道のあったことが違うんではないか、
という気分になることもあります(あくまで自分の主観的な印象ですが)。
でも、まぁ、例えばそういうことなんだよね…。
「こんな世の中が落ち着いてないときだからこそ、自分をしっかり持ってないといけない」
みたいな台詞を言っとらしたんだけど、複雑な気持ちで、納得してました。

関東地方に住んでいる人と、自分のようにそれ以外(東海から西日本)に住んでいる人とは
温度差が違うってことは薄々(情報としてではなく)肌身で感じとったんだけど、
1年以上経って、一番強烈に感じた瞬間だったかもしれない。
千秋楽で観たので、事前に観た客の感想を目にすることがあったんだが、
賛否両論分かれているんだそうな。「まさにこれだ」という人と「今さらかよ」みたいな人と。
自分としては、まぁ、どっちも、といいますか…(笑)
今さら感もあるけど、1年経っても「今さら」なことが言えちゃうくらい、
この救いのなさは変わりがないってことなのかな、と。(むしろ事態は拗れてるように思える)
それよりなにより、なんか自分にとっては「ヘンなもんみちゃった」感の方が強いんだよねw
7人の女性が、何やらおかしなことが起きたというのに、淡々と「~だわ」とお嬢様言葉で
特段の感情も表に出さずに、ペラペラと喋りづつける。人間は死んでるし、地域はバラバラに
なるし、何やら他にもすごいことが起きている様子なのに。
でも、フィクションの世界に表現されている、そのある種の異常さが、岡田さんが言う
フィクションによって映し出される「現在地」なわけです。

あー…。ホント救いがない…救いがないよ…w
これ、もう一回みたいな。DVDにならんかな。

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チェルフィッチュ「現在地」(神奈川公演)
2012年4月20日~30日 @KAAT 神奈川芸術劇場大スタジオ

作・演出:岡田利規
出演:山崎ルキノ 佐々木幸子 伊東沙保 南波圭 安藤真理 青柳いづみ 上村梓
美術:二村周作 音楽:サンガツ 舞台監督:鈴木康郎 照明:大平智己
音響:牛川紀政 映像:山田晋平 トラマトゥグル/演出助手:セバスチャン・ブロイ
宣伝美術:松本弦人 企画・制作:KAAT 神奈川芸術劇場、precog
by yokusang_09 | 2012-04-30 22:24 | 芝居を観てきた。 | Trackback | Comments(0)
毛皮族「演劇の耐えられない軽さだネッ」@神保町軽演劇仮設シアター(スタジオイワト)
諸々の予定を縫い縫いして、行ってまいりました。
最後の軽演劇!
てか、前回の軽演劇を観に行ったあとに、
リトルモア地下って閉館になったのね。
まったく知らんかった!
そして、この軽演劇、照明以外はみんな団員が自分たちで
スタッフワークをやっているんだそうな。
まさか、出演する役者がかわるがわる音オペやっとるとは思わなんだよ!
芝居にかかわっている身として、なんかアツいものがありました。
あと、アンケートが地理学の先生とコラボになっとって、なんか極めて気になった。

W演目「Wの悲劇」
出演:江本純子 金子清文 高野ゆらこ 高田郁恵 柿丸美智恵 / 延増静美
悪、希望、インチキ、金、嘘、私語。そして喜劇の方程式。江本扮するもはや何者かわからない者・達者田敏子と、金子清文扮する何者でもないおっさんが、毎回何らかのことでざわめいたり騒いだりふざけたり安らいだりする軽演劇のドル箱'おそば'シリーズもいよいよ最終章。この爆笑!この快楽!この刺激が!とことん!癖になる!
※名コンビによるシリーズものですが、シリーズ初見の方でも大丈夫。〈当たり日〉には江本純子の軽歌謡ショーがあります。

今までの総集編チックな要素も盛り込みつつ、相変わらずのどっひゃー感満載で楽しかった。
やっぱり女優を脱がしちゃったりする方がアガるわw
達者田敏子が映画化されて、ホンモノが出演するという設定で繰り広げられる物語。
なんか、江本さんが実にイキイキしとるんだよねw
あと、おっさん(金子清文)はイケメン俳優が顔を整形して完全におっさんになりきって
演じるという設定もあったせいなのか何なのかよくわからんけど、いつもより金子さんが
色つやがよい感じがして、艶っぽくて色男な感じだったのよかった。
(だって、いつもどえらい粗雑な扱いだもんね…)
本物のおっさんと俳優の区別っていうのは、狙ってたのか段々と
何ら区別がつかなくなってきて、実は、知らない間に
入れ替わっちゃってるんじゃないかというハラハラ感もありつつ。
(でもだからどうなんだってわけでもないんだけど)
それより、江本さんの達者田敏子と、最後に敏子になりきっている女優(延増さん)とを
実に絶妙に演じ分けているのが、江本さんの役者としてのパワーを
感じてまったといいますか。
きっと結構わかりやすくやってるんだろうけど、本人が本人じゃない人になって、
本人を演じるという三重構造なので、案外難しいと思うんだよね。あの滲み出させ具合が。
シリーズのラストということで、いつになくお祭り感もあって、満足度が高し。

X演目「オシッコ猶予中」
出演:羽鳥名美子 高野ゆらこ 町田マリー 延増静美 江本純子
そこには「シッコの地獄」が待っていた!集金中のパートタイマーが巻き込まれる怪薬物事件。もうダメ!私、踏み絵を踏み外します!実験的な軽演劇手法で送る予定の、浮き草のような若草のような儚く強い物語。どうせ罰当たりな人生だもの。破れかぶれなパンティーストッキングですもの。
※〈当たり日〉には、国内で活躍する著名な司会者を招いたアフタートークショーがあるかもしれません。

観劇中にコンタクトが外れるというハプニングに見舞われたものの、
眼力が弱い左目だったので、こんな形でそれに救われちゃうという複雑な状況…。俺がね。
これも、誰かが誰かをだますみたいな構造で、結構何だかわけわからん感じになっていたw
旅をしながらヤクルトを売り歩く、というストーリーのため、他のシリーズに比べると
(上手く言えないんだけど)若干散漫になりがちな印象だった…。ちょっとアレに近い。
「小さな恋のエロジー」的テンションに近い。違うけど。
延増さんの、キチガイじみたキャラクターがいい感じにアクセントになっていた。
ヤクルトでイける身体に慣れるとかw 美人がロングヘアーを振り回しまくって
白塗りでトリッキーな役をやるっていいなぁ。実にいいです。
延増さんのあのウェット感はやっぱ好き。
そして、やっぱ最終的には、美人3人が、オシッコだだ漏らしながらの演技とか…。
奇天烈すぎてたまらんすwww

Y演目「ああ夜景」
出演:柿丸美智恵 高田郁恵 延増静美 羽鳥名美子 江本純子 / 高野ゆらこ
崩壊する私の夜景。私の私のウェッティ、ウェットなパーマが雑にみだらに渇いていく。空に夜景がある限り。このアーバンナイトは誰のものでもないけれど私のものとなるその瞬間、いたいけなオオカミになる!ならない!わからない!切な過ぎる北東京ラブストーリー。爆弾は国家にお預けしておきます。
※〈当たり日〉には、海外で活躍する著名なデザイナーを招いたアクションファッションショーがあるかもしれません。

柿丸さん大活躍で、超ウレシスw
ちなみに、柿丸さんもロングヘアーを振り回しておりましたw
ワンシチュエーションなので、4作品中もっともコント芝居色が強かったかな…。
いいか悪いかは別として。(でもそういう言葉が嵌ってしまうと勝手に複雑)
ただ、話の流れとしては美しかったです。起承転結の流れとか。仕掛けのポイントとか。
でもあまりにスムーズで最終的なオチが、いかにも漫才(コント)っぽい感じで
終わってしまったのが、そりゃそうなんだけど、なんか若干残念な印象だったんだよね。
じゃあどうしたらいいのか、と言われると、まったく対案がないもんで申し訳ないんだけどw
あ、演出面でも大変まとまっておりましたし、
女優さんの純粋な演技力で勝負してた感じが好き。
ヘンなホテルのスタッフに振り回されまくる有名デザイナーのイライラ感は
お客のわたくしにもビシビシと伝わってきまして、段々イライラしてきちゃったもんねw
(つまらなくてイライラするわけじゃないですので、あしからず)

Z演目「女と報酬」
出演:町田マリー 延増静美 羽鳥名美子 高野ゆらこ 高田郁恵 柿丸美智恵 金子清文 / 江本純子
乙女が祈る。聖者が行進する。マリアはアベする。格調高きハードボイルド、ジャズと夢の世界。ハイスピード。色んな人が出てくる。驚愕と葛藤と衝撃が常に交錯するハートブレイクエンターテインメント。宝くじが当たらないと生活費がなくなってしまいますが、どうにかなるさとイージーな幸せを気球に乗せてどこまでも。
※〈当たり日〉には、お客様の夢を叶える素敵なショーがあるかもしれません。

地震の被災地なんでしょうか。瓦礫の中を、宝物を探してウロウロするボディコン着た
女チンピラ2人に、ハイティーン娼婦(←メリーさんかてw)に、
チャイナドレス着た女やくざ?に、セックス占い師に、びんぼっちゃまみたいな恰好した
修道女に、ワールドなんちゃらみたいなのに、侍というまったくつながりのない、
のっけからカオスっていうかどうなっちゃうの的なw
ボディコンと、娼婦と、やくざと占い師あたりは、まぁ関連見いだせるんですけど。
ただ単にギャーギャーやってるだけで終わっちゃうのかと思ったんですけど、まとまりが
内容にみせかけて、結構流れもあって、展開も面白くて、
あっという間に最後まで行ってまった。
最後の話のオチと合わせて、何だかちょっとだまされたみたいな気分。
でも、この知らない間に全力疾走してたっていう感覚は、新鮮すぎてちょっと衝撃だった。
最後の軽演劇で、最後の演目で、もっと(表現が適切ではないかもしれんけど)テキトーに
ワイキャイするだけかと思ったら、まったく裏切られました。ハイ。

今回の演目は、ぶっちゃけ前回と比べたら全部アタリだったです。全部楽しかった。
毛皮族、アタリハズレがデカイと言われますが、今回は確実にあたりだったと思います。
軽演劇、シリーズで上演するのはこれが最後らしいんですが、
今後は全国で展開しちゃったりするらしい。名古屋でもやってほしいなぁ。
でも、まずは1月の本公演ですな。1月末に高円寺らしいです。楽しみ!

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毛皮族 毛皮族の軽演劇WXYZ「演劇の耐えられない軽さだネッ」
2012年4月12日~29日 @神保町軽演劇仮設シアター(スタジオイワト)

作・演出:江本純子
出演:江本純子 町田マリー 柿丸美智恵 羽鳥名美子 高野ゆらこ 延増静美 
高田郁恵 金子清文 ほか
※出演者は演目毎により異なります
宣伝美術:two minute warning
WEB:rhythmicsequences
協力:マッシュ、ゴーチ・ブラザーズ、クレイ、スターダス21、ダックスープ、アズランド、スタジオイワト
制作:Little giants  プロデューサー:ますいめぐみ  企画製作:毛皮族
by yokusang_09 | 2012-04-29 22:10 | 芝居を観てきた。 | Trackback | Comments(0)
オイスターズ「豆」@七ツ寺共同スタジオ
仕事無理やり抜け出して観てきた!
実は、オイスターズの公演って一度も観たことがなかったのです…。
唯一あるのは「はだか道」だけ? 理由はと聞かれても知らんのだけど…w


まず、一言。 → おもしろかった!!
以下、わたくしの個人的な感覚で書き連ねます。
おそらく理解に苦しむこともあるかも…。
まぁ、いつものことかもせんけど!

まぁ、ぶっちゃけてしまうと、自分は不条理劇というのは
大好物というわけではないのです…。
だって、たいていなんか地味なイヤらしさがあるがんねw 
あと、イライラ感w (←これはほぼ高校時代の苦い経験が原因だと思われる)
あの灰汁がね、どうもね…。(むちゃくちゃ言っとるけど無視してください)
今回の作品は、その持ち味の苦味(みたいなもん)も残しつつ、自分好みの味付けに
なっておりましたので、極めてのど越しさわやかって感じだったです。ええ。
ルームシェアして住んでいる男性2人が始めた連絡ノートがいつのまにやら交換日記みたく
なってきて…という仕掛けが、個人的には実にスキでした。
てか、大人になってからやる交換日記って案外楽しいんだてw
大学4年の時に、何故か親友ヤマダと半年間だけやっとったんだけど。
(まぁ、ブログを書くことになってヤメたw)
途中から又貸しの又貸しでやってきた女が幅を利かせて仕切り始めるシーンとかは、
個人的にはなんか世相を映してますよね…って思いました。
(フェミニズム的な話じゃないよ。後から、横から美味しいところだけ掻っ攫ってく感じが)

なんか、あと、そのせいなのか、いろいろと総合的に愛くるしい感じになってた。
あの3畳間(?)の空間に人が枝豆のようにキュンキュン詰まっていても、
悪い意味で暑苦しくないし、あまり狭くないし、大道具(箪笥とか)と、
衣装と役者のバランスが絶妙で、大変洗練された印象。
だからこそ、スッと入ってくるってもんが、どこの誰の芝居でもそうなんだけど、
今回の芝居に関してはやたらとそれを感じてしまった。
なんででしょうね…。好きだったのかね。

今津君が、白いシャツじゃないものを着ていたのが印象的でした。

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オイスターズ第11回公演 「豆」

2012年4月27日~30日 @七ツ寺共同スタジオ

作・演出:平塚直隆 
出演:山田マキオ、河村梓、田内康介、二瓶翔輔、高瀬英竹、空沢しんか(フリー)、
   今津知也(オレンヂスタ)、古川聖二/平塚直隆(ダブルキャスト)
舞台監督:柴田頼克(電光石火一発座) 演出助手:空沢しんか
照明プラン:今津知也(オレンヂスタ) 音楽:青井美都・河村梓  宣伝美術:奥田マニファクチュア
制作協力:空沢しんか・ココノネココ(フリー) 劇団スタッフ:中尾達也・伊藤寛隆・新見要次・吉田愛
企画・制作:オイスターズ
by yokusang_09 | 2012-04-27 23:27 | 芝居を観てきた。 | Trackback | Comments(0)
劇団B級遊撃隊「土管2011」@姫池052スタジオ
名古屋の劇団を東京まで観に行く気力はあまりないので(笑)、
名古屋でやってくんないかなーって思ってたら、やってくれた!


【あらすじ】
独り暮らしの女のマンション。
突然その天井から一本の土管が付き出した!

全く違った二つの世界を土管が繋ぐ、近くて遠いある日の出来事。





毎回手を加えてはいるようなのですが、元々は1996年に書かれた作品なのだとか。
1996年って…。16年前…。ええっ!?

手前に3つの土管。そして、奥の台所には、天井から土管が突き出している!
アトリエは何度か(公演以外の時に)お邪魔したこともあるのですが、
どうやってあんなふうになっているんだろう…と素朴に謎でした(笑)
でも、このアトリエ公演ならでは、って感じはやっぱり好き。
ツー・シチュエーション(舞台の奥と手前で違う世界が展開していく)っていうのは、
確かにあまり見たことない感じだったような気がしたけど、まぁ、あんまり違和感も感じずw
てか、自分の好きなB級の不条理劇だったもんだで、何でもえーんだて、んなこたぁ。
よく考えると最近あんまり見てないのかもしれんのですが、最近、シニカルとかブラックとか
まぁ、平たく言うとイヤらしさみたいな部分がドバーン!って出た感じが
自分の中では印象に残ってまっとるもんだで、このバランス感は個人的にはヒットでした。
ブラックとかシニカル、っていうよりは、ナンセンスっていう印象の方があったかな。
(あのパジャマとかサイコーにナンセンスだったしねwww)
若干想像力が及ぶようなところで、思いもよらない仕掛けだったり
(いい意味での)悪ふざけだったり。
ほんで、なんか、結構いい話だったんだよね。
ちょっとくたびれた木曜日の仕事帰りには嬉しい感じだったがんねw

あぁ、バランスとかっていうところでいうと、演出や台本もさることながら、
キャスティングもだいぶ影響しとるんかなぁ。…ってそりゃしとるだろうけど。
まどかさんは相変わらず、可愛くて素敵だったし、久しぶりにお見かけしたヒート猛さんも
かっこよかったし、チンチン丸出しの人もおったしw
(ああいうのみると、俺が前張り作ったろか!!とか言いたくなるwww)
あと、吉村さんは、横浜で以前お見かけしたことがあったのを、
演じてるところを見てようやく思い出しました…。
昔から在籍して見える役者さんも出とらしたし、よく考えてみるとそんな知らん人ばっかり
っていうわけじゃないんですが、パッと見の印象にも、
ちょっとこれまでと違うようなバランスを感じておりました。僕が勝手にですけど。

まぁ、いろいろなんか書いてみたりしましたけど、要するに好きなの。
ってことだわ。

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劇団B級遊撃隊 「土管2011」 (アトリエ公演)
2012年4月12日~15日、19日~22日 @姫池052スタジオ

作:佃典彦
演出:神谷尚吾
出演:山口未知・佃典彦・斉藤やよい・長嶋千恵・まどか園太夫・吉村公佑
    小熊ヒデジ(てんぷくプロ/KUDAN Project) ・ ヒート猛(スクイジーズ)
舞台美術:左甚五郎 大道具:徳留組  音響プラン:椎名KANS(Garage inc.)
音響協力:後藤佳子 小道具:才谷組  照明:エジソン太郎 衣装:上海リル's
演出助手:桃田将幸 銅版画:森田朋 宣伝美術:みちこJAPAN 制作協力:折込ネットワーク
制作:向原パール・池野和典

 

by yokusang_09 | 2012-04-19 22:59 | 芝居を観てきた。 | Trackback | Comments(0)
劇団牛乳地獄「衰退メノン」@G/pit
観てきました。今回は、パズル星団の高倉さんが脚本らしいのですが、
だいぶ手を加えたため共作という形になったんだそうです。
脚色とか潤色じゃだめじゃないのかね(笑)

ボクらは 何を信じればいいのか
ボクらは 誰に騙されているのか
ハシとハシラで繋がれた街
ウエとシタは混ざり合うのか
どれくらい残っているの?
刻一刻と迫り来るlimit
誰にも止める術はない
廻り続ける歯車の城で
滴の落ちる音がする
えんとつそうじの天使が言った
「雨が全部きれいに洗ってくれるのよ」


SFということだったのですが、なんかどえらいスペイシーなのを想像していたら、
別にそうではありませんでしたw
ぶっちゃけ前回の作品と、ある意味扱っている題材は似ていた気もするもんで、
ついつい比較してまうんだけど、個人的には今回の方が台本は面白かったかな。
桐原君が以前所属していた放電家族みたいな、素舞台(に近い)に、椅子が置いてあって
役者が座って何やら本を読んどる、という美術(なのか?)は、
今回のお話からすると下手に作りこんでしまうよりはずっと正解だったように思う。
でも、なんかなー、ちょいちょい残念だったんですよね。
細かいところまで演出の手がまわってないと言いますか…。
ちょっと粗が目につくところがちょいちょい(笑)
桐原先生のちょっと粗削りなくらいの演出って嫌いじゃないんですけど、
そうじゃないところに気が付いてしまって、映像も面白かったし、話も面白かったので、
もちっと細かいところにまで気がまわったら、より面白くなったんじゃないかと思うと
うーん、やっぱ残念だったなと思っちゃうわけです。
でも、台本は面白かったし、前回よりも少ない役者の数で、あのSFな世界観を
見せていたのはやっぱよかったんですけどね。

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牛乳地獄act.6「衰退メノン」
2012年4月6日~8日 @G/pit

作:高倉麻耶(パズル星団)・桐原工務店
演出:桐原工務店
出演:佐野かおる、桐原工務店、小崎康史、林俊輝(劇団新生)、大橋謙一
舞台監督:はせがわ工務店 道具:牛乳地獄 照明:桐原工務店
音響:林俊輝 制作:KWS企画 宣美:オレンヂスタ美術部

by yokusang_09 | 2012-04-07 22:06 | 芝居を観てきた。 | Trackback | Comments(0)
サンプル「自慢の息子」@七ツ寺共同スタジオ
先日、新百合ヶ丘で女王の器を観てきたわけですが、引き続いて。
だって、名古屋に来るんだもんで、都合があるならいかなかんがねー!

【あらすじ】
ある男がアパートの一室に独立国を作る。
アパートの隣の部屋には、騒音に近い音楽を聴きながら洗濯物を干す女。
ガイドに連れ添った母親が男の作った国を訪ねる。
日本からの亡命を試みる兄妹を連れながら…
そこから、彼らの奇妙な同居生活が始まる。
誰かの物語に組み込まれたり、忘れ去られたりと、
自分の物語すらかすめ取られていく登場人物たちの点滅劇
(劇団HPより)


こちらは、最新作というわけではなく、岸田を獲った時の作品。
ついつい、「女王の器」と比べてまうでかんけど、もともと展開されている世界が
広そうに見せかけて狭いもんでか(笑)、こっちの方がまとまりはあった気がする。
より何かにフォーカスがあってる、とでもいえばええんかしらん。
とはいえ、感想としては、わかるようでわからん、括りきれない何かが溢れ出る、という
2月と全く変わらない感想なのですがw、まぁ、そうなのです。
でも、「不思議な感覚」というのとはちょっと違ったかな。これも上手く言えないんだけど。
いろんな要素がある中で、一つ一つがちょいちょい引っかかって、でもそれが
綺麗な言葉で整理がつけにくいのです。でも、まったく嫌な感じじゃないの。

この作品でも大きな布が使われておりまして、でも、これが
どうやら作品を作っていくうえで重要なブツらしい。
てか、この布でいろいろ遊んでいるところから脚本を書くみたいなことを言っとったような…。
普通、芝居ってどちらかというと(プロット段階のも含めて)戯曲が先にあって、
そこからエチュードなり、スタッフとの話し合いだったりってことに
なるんだと思っとったんですけど、どうやら松井さんの場合はそうでもないらしく。
その辺が大変興味深かったんですけど、ただ、そうすると、
いや別にそうじゃなくても、松井さんってかなりの妄想族でエロいよね…w
って思いました…。←どらめちゃ超絶ほめてる

てか、真面目にエロくないと、あんな作品にならんがね…w
直接的にエロいわけじゃないのに、なんなんでしょ、あのエロさ。
(ぶっちゃけ、女王の器のときも薄々思ってはいたんだが、今回はよりハッキリクッキリ)
エロいなんて言っちゃいかんね。とっても官能的なのです。
あと、バカげたギャグをドヤ顔でぶちかましてるわけでもないのに、
随所にちりばめられたユーモア。(結構笑いが起きてました)
そして、ラストにまるで絵画のように舞台上に立ち上がるハイアート的な世界(画)。
小奇麗に表現はされていたけど、それでもやっぱりどっちかっていうと
下衆なネタ(笑)で構成されていた世界だったのに、気が付けば最後にゃ
あんなに芸術的に見せつけられちゃうなんて…!
もう参りましたっていうしかないがねw
いや、圧倒されました。すげー才能だよ。
いいもんみたぜーって興奮しながら、帰りました。

しかし、あれだぁね、青年団系で言えば前に五反田団来てたけど、
客のリアクションが全く違ったのがウケたwww
まぁ、五反田団は結構クセモノだからね…。俺は好きなんだけど。


by yokusang_09 | 2012-04-04 23:49 | 芝居を観てきた。 | Trackback | Comments(0)
大人計画「ウェルカム・ニッポン」@本多劇場
大人計画総出演の新作を書く!
それが自分にとってこれほど緊張する仕事になるとは・・・・
大人計画という魑魅魍魎の古巣! 
後には引けない。ふり返れば屍の山が睨みつけてくる!
行くも地獄、戻るも地獄の道なれば・・・・ 
どうやら、ここに帰るときが来たようだ!
おいしい仕事でふやけた、やっこさんのお手並み拝見と、
舌舐めずりして俺を待つ、奴らの元へ・・・・
刃は、錆びちゃいねえ!ピアノを無暗に動かすんじゃねえ!
犬だ! 犬を持ってこい!とりあえずでいい!手ごろな犬だ!(「CoRich舞台芸術!より)


年度末の東京のメインはこっちだったんです…。
今回も、DM先行で取ったら最前列でした。わははは!
つーか、東京で有名な劇団を見るときに結構な確率で同行している、
後輩のオオサワ君から、直前に入った(これもいつも行く)下北沢駅北口の
シャノアールで告げられた、「今回、3時間芝居っすよ」にどらめちゃ衝撃を受ける…。
ちょっと!7時スタートで3時間芝居って!帰れんかもしれんがんw 
(この日はムーンライトながらで帰る予定だったのです…)

猫背さん体調不良で降板だけど、大人計画全員集合で3年ぶりの新作。
いきなりオープニングでみんな並んで、いろんな格好して「ウエルカム」してくれますw
みんな、クドカンや阿部サダヲとかっていうけど、
個人的には、伊勢さんや宍戸さんの方が大人計画感じちゃうんだなー。

正直、外国人と前後編の2部構成っていうのが、クセモノだったな…という印象。
途中に休憩を挟んでの二部構成の場合、たいていは前半がどうしても説明っぽくなる
(起承転結の、起承部分に妙にボリュームが割かれる)もんで、
逆に、日本語がよくわからない外国人が、個性的すぎる日本人たち(笑)に囲まれて
翻弄されて疲弊する様子を描くにはちょうどいいのかもしれないんだけど、俺も
ちょっとお腹いっぱいになりそうでした…w
ただ、これはたいていの芝居にあることなので、まぁほぼどうしようもないと思うんですけど。
あとは、ただ一人の外国人俳優の存在。
よりによってこの集団にブチ込むかw って思ったりもしたんですけど、
そのなんてゆーのか、役柄(キャラクター設定)もそうだし、
おそらく製作過程においても存在したのであろう、劇空間に対する戸惑い的なものが、
結構観客側にも伝わってきてまったのよね、
狙った以上とは言わんけど、俺の予想以上に。
大人計画って、今回見て思ったけど、ホントに人気俳優を何人も擁しているとはいえ、
「劇団」として芝居を見せてくるから、余計にそれが際立ったのかもしれません。
正直、前半は結構その感覚に慣れるのに
ちょっと時間がかかったというか手こずったんだわね。
あのブラックユーモア具合とか、ナンセンス具合は松尾節だなぁ、とは思ったんですが、
若干の冗長さとあいまっちゃって…ええ。
まぁ、小ネタは泣いちゃうくらい満載だったから、手こずりながらもしっかり楽しかったけど!
池津さんの金賢姫→北朝鮮のニュースキャスターネタとか、大好きすぎたしw
宍戸さんの楳図ネタとかも、どらめちゃ大好きでしたw

しかし、これが休憩明の後半になると、このブラック・ナンセンス具合が
見事に花開くといいますかw
まぁ、これも二部構成にありがちなパターンではあるんだが、
それにしても、この前半で貯めこんだエネルギーの放出具合がハンパなかった。
物語としての展開が、というだけじゃなくて、9.11から始まり、
現代の日本(それは、偶然にも震災と原発事故後、といった方が言いのでしょう)に
おいて、おそらくみんな腹の底に抱えているであろう想いや感覚を、切って投げつけてくる
あのパワーたるや。(特に、ラストに平岩紙が吐き捨てる台詞が強烈だった!スカッとしたw)
前半の悶々具合からの反動で、すんばらしく「はうぁぁあ!すっきりー!」って感じだった。
あと、まさか、あの爺さんによって、最後にあんな風に終わるとも思わなんだしね。
最後の最後で、パンフお買い上げして帰りましたとさw
あと、後半のネタは、前半よりも爆笑でした…。ナンセンス具合爆発www
演劇部の稽古のシーンとか、爆笑でしたけど、あれって、
チェルフィッ○○とか、ままご○とかでしょw
さらに、最後の最後にヒトラーに仕える「オリザ博士」って、
どう考えても平田オリザだったしw(ここ、完全に一人でホンキで吹き出しましたwww)

いやー、ホントに、テレビじゃなくて舞台でしか見られない、カンパニーとしての作品を
見せてもらったって感じで、最終的には大好きでした。
次回は、コクーンでふくすけですか。これも行くしかねーな。うむ。

by yokusang_09 | 2012-03-31 23:47 | 芝居を観てきた。 | Trackback | Comments(0)
キティフィルムPresents「破壊ランナー」@あうるすぽっと
劇団の人と5人で18きっぷで上京。
いつも一人で行くのに、こんなの初めてだがね。
途中強風で湘南新宿ライン止まってて
(「横須賀線が止まってる」だけじゃすぐ反応できんかったっすよ…)
間違って平塚から立つ羽目になってまって、エラかった。。。

半ば伝説化している舞台の、10年ぶりの再演。
思い入れの強い同行者に対して、実はピスタチオって全然見たことない自分…。
(80年代っぽいイメージでいたんだけど、実際は90年代だしね)
てなわけで、なーんも考えずに観ました。
なーんも考えてないので、好きな人にはぶん殴られそうな感想で申し訳ないんですけど…。

【あらすじ】
西暦2700年代。人々は、生身の人間が超音速で走るプロスポーツ「ソニックラン」に熱狂していた。今日も世界中のサーキットで、プロランナーたちがチェッカーフラッグを競い、デッドヒートを繰り広げている。気まぐれな走りの【キャデラック】、サーキットの貴公子【イグレシアス】、悪天候に強い【ブルーナイト】、本能の走りで競争相手をなぎ倒す【ピラニアJ】、美しき女侍【カルリシア】、チームプレイの【リッチモンド兄弟】…。そんな中、黄金のランニングスーツに身を包み、デビュー以来負け知らずの10期連続ワールドチャンプ、どんな相手も寄せ付けない人類最速1.71音速のレコードを持つ男…【豹二郎ダイアモンド】がいた。
はたして、豹二郎を抜くランナーは現れるのか。全てのランナーの挑戦を真っ向から受け、2707年、後に「人類史上最も熱いシリーズ」と呼ばれた豹二郎ダイアモンド、最後のワールドシリーズが、旧大陸アリゾナサーキットで開幕する! (公演特設HPより)

いやー、アツい!ホントにアツい!
パワーマイムにスイッチプレイ、ソニックランに、カメラワーク演出。
ああ、伝え聞いてた西田シャトナーだよ~。 って、ありがたがってまったw
近頃流行りの芝居とは、全然逆の流れを行く、どらめちゃパワフルでスピーディーな
展開には、正直、途中息切れしかけて、置いてかれそうになりましたがw
ド直球の、アツい、かっこいいヤツらのストーリーに、頭をからっぽにしてワクワクしてまった。

ただ、なんとなーくなんだけど、同行者と自分自身の温度差も感じたんだよね。。。
なんでなんだろうって思ってたんだけど、どうやらみんなが感想として口にしていた、
「『週刊少年ジャンプ』感」というキーワードに原因があるっぽい…。
耳鼻科通いしてるときにしか読んでなかったからね…(遠い目)。
大したことねーよ、って思うかもしれませんけど、ワクワクしながらも若干周りとの温度差
や距離感があったっていうのって、小学校のころのジャンプ漫画に対する距離感と
ほぼ同じだってことに気が付いちゃったのよ…。ええ。誰にもわかんないだろうけど!
しかし、この「ジャンプ感」っていうキーワードは、この芝居の魅力を伝えるには的確すぎるw
そうなんだよ、少年ジャンプ的ワクワク感および距離感なんだてー。

あとは、「アイドル役者」ってのもひとつポイントですかね…。
まぁ、商業っぽいキャスティングって言い方もできるのかもしれませんが。
カッコイイし(←またジャンプ感を煽っとるw)、華もあるんだけど、初演とかはもっと凄い
熱気だったんだろうなぁ…ってやっぱり感じちゃって、
そう思うと、初演や最初の再演が観てみたい願望に駆られるんですけど…。ムリよね。
でも、それでも、(役も役者自身も)カッコイイ奴らが、舞台上で必死に駆け回る様子は、
やっぱりアツくて、見応えありました。
(メインがアイドルだけど、脇は結構小劇場系だったりしとるんだけどね)

芝居って、たいていアレコレ考えることが多いんだけど、あと、「考えなくてもいい芝居」って
いうのも大人向けだったりするんですけどw、こういう気持ちで楽しめる芝居ってのも
あんまり観とらんかった気がするので、四の五の言わずに、面白かったです。はい。
※リッチモンド兄弟、期待しとったのに出てこんかったね。。。
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キティフィルムプレゼンツ 「破壊ランナー」
2012年3月29日~4月3日 @あうるすぽっと

作・演出:西田シャトナー
出演:磯村洋祐(劇団EXILE)、大河元気、平野良、保村大和、松雪オラキオ(弾丸ジャッキー)
   川隅美慎、細野今日子(劇団競泳水着)、平栗里美、宮崎陽介、森渉、原田篤、長尾奈奈(無名塾)
   内山智絵(少年社中)、大村わたる(柿喰う客)、仲井真徹(SET)、熊代悠喜、國津ココ
照明:杉本公亮 音響:田上篤志 美術:長田佳代子 舞台監督:大竹竜二 ヘアーメイク:中原雅子
衣装:山田恭子 宣伝美術:末満健一 スチル撮影:ノザワトシアキ WEBデザイン:瀬川祐 
キャスティング協力:玉山悟 制作:紫音史おり 小畑幸英 制作デスク:冨田日出子(キティフィルム)
アシスタントプロデューサー:佐藤由香(キティ) 
プロデューサー:高橋正行(キティフィルム) 登紀子(アプリコットバス)
企画:多賀英典(キティフィルム)
協力:劇団たいしゅう小説家 アプリコットバス 企画・製作:(株)キティフィルム
by yokusang_09 | 2012-03-31 17:00 | 芝居を観てきた。 | Trackback | Comments(0)
愛知県文化振興事業団(AAF)プロデュース「どこか行く舟」@愛知県芸術劇場小ホール
ダブルキャストだったんですが、自分が行ったのはAの方でございました。
(両方はスケジュール的に厳しかったのよね。申し訳ありません…)

今回の公演、演出家が鈴江さんってところでもまた注目されていたみたいですが、
個人的には、野地さん美術っていうも大変気になっておりました。
折り込みのあったパンフとか事業団が発行している雑誌とかを見ると、
何やらいろいろと面白い経緯があるってところが、作品と直接関係ないところでワクワクw
その中で印象的だったのが、公共関係のところの戯曲賞として、
コレに出すのっていいのか?って話があった、という話。
…そういう目線ってあるんだね。ワシ、別になーんも気にしーせんけど。
(いつも思うが、これは心の広さなのか、無関心なだけなのかどっちなんだろうw)
だいたい、そんなにキツい内容じゃなくない?(笑)

【あらすじ】由香子は一人暮らし、
三十五歳ってちょっとヤバい齢かもしれない。
郵便局のバイト、出会い系サイトが楽しい。
恋愛とごちゃまぜにしない。
わりきってくのがコツだ。
ある日出会ったのは、家庭集会に来てた男だった。
妻の紹介で支部の青年代表をさせられてる三十六歳の男。
由香子は熱心な信者の娘だったから、
背徳? って笑いながら関係結んじゃった。
ひそかに、ふたつの半端な魂の間に、
救いが生まれたのかもしれない。 (愛知県文化振興事業団HPより)



戯曲の設定では30代後半の二人ってことだったんだけど、そう見えたんだけど、
随分と若々しい感じだった。
(実際、男優は20代前半だもんね。でも、30代とかいけるもんね。素敵だがー)
その若々しさっていうのが、何だろう、自分にとっては現実味も増させるし、
芝居として救いがあった気もする。
「街の人」というコロスが出てくるからアレなんだけど、
もともとは(セリフがあるのは)2人芝居で会話劇。
でも、2人で会話劇って言うと、このシチュエーションからして、もっとドン詰まりの、
犬も喰わないとか言われそうな修羅場がおっぴろげられるのかと思ったら、
意外なほど解放感があって、
(もちろん良い意味で)ちっとも息苦しくないし、こざっぱりしてた。ええ。
まるで主人公の女性のように。
だいたい、笑いが起こるような芝居だとは想像もしてなかったしねw
あと、あんなに机やいすがぶっ飛んだりするとも思っていませんでした…。
(どんな構造しているんだろう、あの机といす。軽いのか、
それとも俳優さんの力がすごいのか)

色んな人の感想で、女が「こんなひどい奴がいてね」って話している他の男と、
登場人物の男が結局同じようなことをしているのに、それに気づいていなくて、
その姿が醜いみたいなことを言っとらっせるんだけど、
確かにそうなんだけど、でもあれって、ああゆう男女関係だけじゃなくて、
きっと誰でも心当たりありそうでそういうところで、ちょっとウジウジしかけた…。
色々とね、悩むわけですよ。仕事関係で。この1年間、仕事に関しては
充実感も大変あったけど、ウジウジとたまるストレスの類も結構ありまして…。
あんまりうまくそれを吐き出せれないから、職場で飲み会があったりすると、
隠し切れずに漏れ出すという自分的に失敗をちょいちょいしちゃうんですよね。むー。
今年に入ってから、特に。そして、あとで反省している。
でも、自分だってそうなのかもしんないんだよね。
ヘンなやつなんですよ。自分だって。
と、いうようなことが観劇後にアタマをかすめました。なんじゃそりゃ。

でも、きっとあの芝居って何かしら引っかかるものがあるんじゃないかと
思うんですよね。そのせいか、別に登場人物の二人が別にそんな他人ごとに
思えない。(どの程度、心に直接チクチクやってくるかは別としてw)
みんな。それを随分と高いところからみんな観るっていうのが、
なんつーか、自分の頭の中や日頃の行動をまさに俯瞰しさせらるような気がして、
それはそれで、すっきりというか目が覚めました…。
うん。スッキリ芝居。…やっぱ全然まとまらない感想だぁね(笑)
でも、楽しかったんだけどね。面白かったですよ。ハイ。

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愛知県文化振興事業団プロデュース
第10回AAF戯曲賞受賞作 「どこか行く舟」
2012年3月22日~25日 @愛知県芸術劇場小ホール

作:室屋 和美
演出:鈴江 俊郎
出演:A:赤石 薦亮(桐朋学園芸術短大)、山浦 咲月
    B:高原 靖典(舞夢プロ)、黒宮 万理(少年王者舘)
街の人々(AB):稲垣 美智子、 岩月 まゆみ、 KUBOMI、 栗本 美紀子、桑原 美貴子、
          酒井 あすか、佐竹 孝雄、髙木 敏雄、長谷川 公次郎、畑佐 ひとみ、
          原 千晶、 深見 優、真都山 みどり、 山田 淳一
作曲:橋本 知久 舞台美術デザイン:野地 恵梨子(劇団オートバイ) チラシ原画:坂井 佑香里
舞台監督:村瀬 満佐夫  照明プラン:鈴江 俊郎  照明オペレーター:則武 鶴代
音響:椎名KANS(Garage Inc.) 舞台美術制作:柴田 頼克(電光石火一発座)
宣伝美術:KINGS ROAD   制作協力:加藤 智宏(office Perky pat)
企画製作:(財)愛知県文化振興事業団
by yokusang_09 | 2012-03-25 18:41 | 芝居を観てきた。 | Trackback | Comments(0)