カテゴリ:映画を観てきた。( 53 )

「チョコレートドーナツ」@シネスイッチ銀座

c0025481_222773.jpg今年は、少し映画も見に行くようにしている。
東京って、単館系の映画館で知らないところがいっぱいあって、銀座だってシネパトスくらいしか知らなかったんだけどw、実はこんなところにもあった、みたいな。

ゲイカップルが、育児放棄されたダウン症の子供を養子として引き取ろうとして、様々な理不尽な仕打ちを受けるお話。
ぶっちゃけ、かなりよかったけど、泣いちゃったりはしなかった。
なんていうか、比較的短い映画なんだけど、同性愛カップル差別問題ということにのみ焦点があたっているわけではなく(里親が同性カップルでなければ、物語にもならないのかもしれないが)、障害児教育だったり、人としての生き様だったり、法制度だったり、様々なものに焦点が当てられた結果、「普通」であるはずなのに、「普通」であることに困難を強いられる彼らの苦悩なり、世の中の理不尽さと言ったものが、声を大にして叫ぶことなく、観客の心に伝わってきたという印象。

確かに、里子を引き取って育てることは容易ではない。まして、障害をもった子供ともなればなおことである。しかし、それをしたからといって、英雄になるようなことではない。事実、別に二人は英雄として描かれているわけではない。どこにでもいる幸せなカップルである。ただ、同性カップルというセクシャルマイノリティだったというだけで。この映画を観た観客は、誰もが、それが育児放棄から子供を救うという本質的な目的を果たす上で何ら支障を来すものではないということを認識するであろう。

結局、そういうことなのだ。本来、そんなことはとるに足らないことであるはずなのだ。同性だろうが異性だろうが、見たくない他人のキスシーンは見たくない。それだけである。
本質を見失った差別の結果、一番の目的であった子供の保護ということが達成されなかったこのあまりも情けないラストを忘れないでいたいな、と思う。もはやこれは、同性愛云々の範疇を越えた差別そのもの、いや、別に差別問題に限った話でもないのだが。

すみませんね、なんか偉くまじめに語ってしまって。でも、ときどき、本来の目的を見失った、訳の分からない机上の空論みたいな、無駄に知識と文章こねくり回してるような世界にうんざりしたりするんだて・・・。これ以上は言わないけどw

あと、初めて知った、ダウン症の役者さん。アイザック・レイヴァというお方だそうですけど。
彼がいい演技をするんですよね。コンパクトかつ的確な演技。すごくよかった。(ていうか、彼がいないと、成立しませんからね。この映画。)

いろいろとアツく感想を書いてしまいましたが、いろんな人に観てほしい映画だなと思いました。はい。
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by yokusang_09 | 2014-05-10 18:50 | 映画を観てきた。 | Comments(0)

「ヴィダル・サスーン」@センチュリーシネマ

c0025481_0171493.jpg
今年は映画をたくさん観る!
と言いながら、あんまり観れてないっす…。
あんま忙しさのせいにしてはいかんけど、
確かに今、忙しいんだて…。
こないだも「サニー」見逃してまったし!
でも、この映画だけはどうしても観たくて。
1,000円の日に行ってまいりました。
しかし、なんだ、最近の映画館はレイトショー割引ってやめたの…?

ヴィダル・サスーンって、最初はP&Gのシャンプーのブランドだと思っていて、
人名だと知ったのは、多分高校か大学に入ってからだったと思います…。
芝居の世界なんかも顕著なのですが、こういう感性とか才能の部分が大きな要素を占める
クリエイティブな仕事って、ビジネスとして拡大していくと、一般の人からは
その根源的な部分(←上手く表現できませんが)って、なかなか伝わらなかったりすると
思うんですね。むしろ「商業的」という単語にくくられて冷めた目で見られたり。
でも、商業的に成功するってことは、ビジネス的なテクニックもさることながら、
そもそも多くの人に支持される何かがあるわけで、その点においてヴィダル・サスーンは、
映画中の台詞で言うなら「美容界のアインシュタイン」、本当にすごい人だったんだな、と。
つーか、今の自分の髪型があるのも、ヴィダル・サスーンのおかげよね…。
(もちろん、ボブカットじゃないけどw)

才能だけでやってきたわけじゃなく、ものすごく苦労して成功した人だということ。
仕事に対しては大変に厳しい人だったということ。
それでも後進の育成に力を入れた人物だったということ。
健康オタクだったということ(笑)
長時間働くために体を鍛えまくっていたということ(!)

もちろん単純に知らなかったことを知ったという面白さもあるわけですが、
なんか色々と勉強になったよ…。
ちなみに、2012年5月に本人は亡くなられておりますが、
映画にはご本人が出演しております。
(ニュースを聞いたときは、正直、ごく最近まで存命だったことに驚きだったんですが…)
まー、おじいちゃんなわけですが、すんごいカッコイイの。
でも、この歳になっても、上述したような自分を形成する要素(経験、自信、感性といった
内的なものや、身体などの外的なもの)って、しっかりと表出されちゃうんだなぁ…ってのも
スクリーン越しにしみじみと感じちゃいました…。
(これもなかなか認識してもらえんのだよね)

まま、そんな感じで、美容業界に働く人だけでなく、(役者など含めた)クリエイターにも、
ビジネスマンにも観てほしい作品だった。あと、オシャレっ子はもちろんね!

ただ、これ、もしかして日本向けに一部カットでもしたのかなぁ…って思いたくなるような
話の流れとしてのつなぎの悪さがあった気がしたんですけど、どうなんかしらん…。
俺の注意力が瞬間的に散漫だっただけ?

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by yokusang_09 | 2012-07-01 23:45 | 映画を観てきた。 | Comments(0)

「ヤング≒アダルト」@センチュリーシネマ

とある方の評価に「ビデオで観れば十分」といって厳しめの評価を
しとらっせる方がおみえになって、結構話題になっとんのに、
そんなんなんきゃ?と思いつつも、映画のビデオなんて借りる習慣が
あれせん自分は、気になる映画はちゃんと劇場に足を運ぶのでございました~。
仕事が急遽暇になったので、早退して、洋服買って、
映画の日に1000円ですけどね!
(もう、なんか、最近、なるべく毎月1日は、映画観ようと考えている)

c0025481_16594136.jpg【あらすじ】
37歳になるメイビス(シャーリーズ・セロン)は自称作家だが、現在はゴーストライターとして“ヤングアダルト”(少女向け小説)を執筆中。バツイチで恋人ナシ、心の友はアルコールと愛犬という彼女はある日、一通のメールを受け取り、故郷へ帰ることに。昔の恋人バディ(パトリック・ウィルソン)と再会するメイビス。いつまでも大人になれない、そんな規格外の彼女が大騒動を巻き起こした果てに見つける“真実”とは……。(MovieWalkerより)

「ビデオで観ればいい」というのは、アレだわ。
映画の演出方法が、ビッチな主人公に合わせたような手法だったってとこが
そう思わせるんかしらん…(笑)
アメリカ映画なのに、意外なほどミニシアター系な作りだったので、ちょっと驚いたw
というか、物語だって、舞台はアメリカだけど、なんか全然外国っぽくないというか、
日本でも、まったくそのまま有り得そうなストーリーに、衝撃を受けちゃったよ…。
こういう、田舎が憎くて街に出てきて、久しぶりに帰ってみたら云々みたいな話って
やっぱなに、万国共通なんでしょうか…。

都会出身で、思春期に田舎に引っ越したことで、故郷=都会好きが
決定的になった自分としては、田舎時代は別に黒歴史じゃないんだけど、
田舎が嫌で都会(ミネアポリス)に飛び出した気持ちがわからんでもないし、
というか、独身でビッチじゃなくても、これ、誰しもが何かしらの心当たりがあって、
ちょっとチクチクすることない?(笑)
俺は、別にありもしない古傷がちょっと刺激されてまったよwww
(だいたい、ニューヨークじゃなくて、ミネアポリスってところが、
また変にリアルだがんね…。東京じゃなくて名古屋、みたいなw)
あとは、チクチクとは別に、「あるある」ポイントが、3か所くらいはある(爆)
(結婚の知らせは突然なのに、なんか子供が生まれたことは律儀に
報告してくるとかね!)

故郷が嫌で都会に飛び出して、そこそこうまくやってはいるんだろうけど、
でも順風満帆ではなくて、年齢もいい感じになってきちゃった主人公メイビスと、
吃驚するくらい何も変わっていなくて、相変わらずの田舎町で、退屈なんだけど、
(いろんな意味で)健やかに小さな幸せを築いているかつての恋人や同級生。
都会に出て行ったメイビスからしてみたら、そろそろ田舎の思い出って美化される
存在だったのかもしれないが、田舎だって同じだけ時間は流れているわけで、
同級生も同じように年齢を重ねているわけです。
良くも悪くも、変わってないのは街並みだけだがんね。
田舎時代が黒歴史化しとると、本人たちからしてみれば、余計にエグい
んだろうけど、まぁ、ありきたりな対立構造だとは思うんですけど、
今の時代だからこそ、その先に見える、もっと大きな対立構造が
透けて面白いなぁ・・・って思っちゃった。(我ながら、こういう構造好きだね・・・)
しかも、舞台はどういうわけか、アメリカだしね!(←ここが日本人の自分にはデカい)

あと、金髪女優が着ると、キティーちゃんもあんなにオシャレなのかと
ビビりましたがw、こういう女性が、キティーちゃんのスウェットを着ているのが
「イタい」「ビッチ」というのも、これも何、日米共通なんきゃ?(笑)
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by yokusang_09 | 2012-03-01 15:58 | 映画を観てきた。 | Comments(2)

「J・エドガー」@109シネマズ名古屋

c0025481_1824354.jpg残業後にレイトショーに行くぜ!って意気込んで行ったら、
なんとミッドランドでレイトショーやっとらんくて、ヒエーッ!って
なったけど、急遽109シネマのレイトショーに行くことになりました。
こういうとき、スマホの方が便利なんだよね…。
ガラケーで頑張りましたけど。でも、109は時間が遅すぎて、
初めてエンドロールの途中で帰ってきましたよ…。
どんでん返しがあったらどうしようかと思ったよ…。

一言で感想をいえば、自分は面白かったです。
全体に漂うクリント・イーストウッド感もよかったし。
あと、J・エドガー・フーバーという人物について調べてみると、
エピソードなどが、そうやって映画の中に組み込まれていたか~という発見も楽しい。
(特に、同性愛者疑惑とか、服装倒錯者とかっていう疑惑に対しての処理の仕方)
まぁ、ディカプリオが特殊メイクで挑んだ晩年のJ・エドガーがメガネかけてた姿は
途中からナベツネに見えてまってしょうがなかったけどwww
キャラクターと重なって、ますますナベツネだったwww
(ある意味成功なんだけど、別にナベツネはモチーフにされちゃおらんのだけどw)

鑑賞しながら気になったことが2点。
一つは、J・エドガーの生涯とアメリカ社会の成長の描き方について。
何なんだろうね、あの距離感。
J・エドガーが生きた時代と、アメリカが次第に世界の覇権を握っていく時代は
同じ時期だもんで、当然リンクしてくるわけですが、歩調を合わせていたかと思えば、
アメリカ社会の方が先に行ってしまったり、一方でJ・エドガーの方が
ずっと先見の眼差しを持って発言行動していたり。作品の性質上、
ある程度は伝記モノ的要素を持っとるもんで、現代の立場から見たら当然なこともあるけど、
ただ、この2つの軸をまとめて、イーストウッドの現代アメリカ社会に対する、
やんわりとした批判的なメッセージを感じてまったり。
あとは、伝記モノが持つ(ある種の)メタ構造が、作品内にも現れてくるのも印象的だった。
最終的な種明かし(?)は、ラスト近くの、クライドの家での食事シーンでの会話で、
「君が(過去の犯罪者を)逮捕したわけじゃない」「マスコミに嘘をつくのはいいが僕に
嘘をつくのはやめてくれ」みたいな台詞の部分。結局、自分が観てたものは
なんだったんだろうね…。FBIが有名になって映画のモチーフになったりした、という
昔の時代のシーンを踏まえての台詞だったから、最後の最後に、えらいメタ構造だがー。
って思ってまったんだけど。
てか、この映画の中の多重構造(そしていろんな要素)っていうのが、実に上手いこと
層をなして、エンタメでも、単なる伝記でもない作品に仕上がってたと思う。

もうひとつ気になったのは、あれだよ、主人公の生き方だがね。
あんだけ仕事の鬼になれるって、単純に羨ましかったし。
すぐに「もう誰も信用できない」ってウジウジするところとか、生涯独身で、
クラウドやガンディーといった信頼できる人と長年一緒にいるとか、
ああ、なんか、結構気持ちがわかるところがあるんですけど(笑)
しかし、あれだて、一番羨ましかったのは、スーツを買いに行くところ!
ファッションの趣味がガチッと合う同性の仲間が近くにいるっていいよなぁ…。
(趣味が合う同性の友達はいるんだけど、そう身近にいるわけではないのです)

まぁ、そんなわけで、いろいろと面白かったです。
映画の終わりの時間がもう少し早ければなおよかったです!!
(CM減らせ、は厳しいと思うもんで、まーちょっと早めに開演して~)
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by yokusang_09 | 2012-02-09 00:24 | 映画を観てきた。 | Comments(2)

「ヒミズ」@センチュリーシネマ

折角映画の日にお休みが取れたのに、体調不良でなかなか起きれんくて、
ハシゴする予定が、この1本しか観れんかった…。
今年は映画をちゃんと見るっていうのが目標だもんで、観るでよ!
てなわけで、1本目は、地元愛知県出身の園子温監督作品「ヒミズ」だぎゃー。

c0025481_2342880.jpg住田佑一(染谷将太)、15歳。彼の願いは“普通”の大人になること。大きな夢を持たず、ただ誰にも迷惑をかけずに生きたいと考える住田は、実家の貸ボート屋に集う、震災で家を失くした大人たちと平凡な日常を送っていた。茶沢景子(二階堂ふみ)、15歳。夢は、愛する人と守り守られ生きること。他のクラスメートとは違い、大人びた雰囲気を持つ住田に恋い焦がれる彼女は、彼に猛アタックをかける。疎ましがられながらも住田との距離を縮めていけることに日々喜びを感じる茶沢。しかし、そんな2人の日常は、ある日を境に思いもよらない方向に転がり始めていく。借金を作り、蒸発していた住田の父(光石研)が戻ってきたのだ。金の無心をしながら、住田を激しく殴りつける父親。さらに、母親(渡辺真起子)もほどなく中年男と駆け落ち。住田は中学3年生にして天涯孤独の身となる。そんな住田を必死で励ます茶沢。そして、彼女の気持ちが徐々に住田の心を解きほぐしつつあるとき、“事件”は起こった……。“普通”の人生を全うすることを諦めた住田は、その日からの人生を“オマケ人生”と名付け、その目的を世の中の害悪となる“悪党”を見つけ出し、自らの手で殺すことと定める。夢と希望を諦め、深い暗闇を歩き出した少年と、ただ愛だけを信じ続ける少女。2人は、巨大な絶望を乗り越え、再び希望という名の光を見つけることができるのだろうか……。(goo映画より)

実は園作品は初めてだし、原作も読んだことないんですけどね…。
古谷実の漫画は、一番読んだことあるのは稲中ですw
東日本大震災後という設定に変えらえて、登場人物の設定も原作と大きく変更されとる
とのことだったんですが、まぁ、原作知らんもんで、お構いなしに観てましたw
でも、住田くんの周りにいるホームレス達は、完全に古谷ワールドっぽい感じで、
オッサン達がワイキャイ走り回る姿とか、くすくす笑ってしまった。(かわいいw)

って、そんな笑える作品なのかは知りませんが、自分としては、終始、
クスクス笑いつつも、スクリーンからバンバン押し寄せてくる気迫に圧倒されとりました。
コマ割りが目まぐるしいって印象でもないんだけど、引きの画とかアップの使い方が、
自分的には結構漫画的で、無意識に観客に登場人物の心理を
見せつける手法とか面白かったし、何より、中学生二人の、悲惨すぎる状況や、
それでもやっぱり青い(若い)二人や、キッチュなんだけど、実際に発生した、
震災後という設定をつくることによって、以前ほど「漫画的」にも見えない、
まわりの登場人物や(映画の中における)人々を取り巻く世界とかに、
身体はずーっと緊張しっぱなしだった。
そして、あんなにウソ臭いキレイごとの台詞として出てきていた、
「希望」とか「がんばれ」って言葉に、最終的に(皮肉なのか曲がりなりにもなのか)
収斂されていく「絶望」は、わずかな希望の光なのかもしれないけど、
被災地以外の日本国民に対する、遠回しな皮肉(?)のようにも(勝手に)感じられて、
一人で「あ~。」って思ってまったりw

うーん。なかなか感想がまとめにくいんですけど(笑)、とにかく圧倒されたし、面白かった。
その一言に尽きるw

あー、ただ、こんなこと言うと殴られそうですけど、園子温監督っていうのは、なんか
演劇界で言うなら三浦大輔(ポツドール)みたいなポジションになっとるんかしらん…。


ヒミズ公式サイト
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by yokusang_09 | 2012-02-01 18:56 | 映画を観てきた。 | Comments(2)

「コクリコ坂から」@109シネマズ名古屋

c0025481_0302594.jpg意外と評論家とかが推していたりするのもあって、
これも映画の日に観てきちゃいました。
劇場でジブリ作品観るのは、
「ポニョ」以来かしらん。

職場の後輩(20代中盤)が、「フッツーですよ」って
言っとったんだけど、
確かにフツーでした…。何のひねりもない(笑)
でも、このフツーがじわじわ来るんだけど…。

ワシ、そこまで年齢行っとらんのだけどw、でも、高校生って未来溢れとるし、
この1950年代~60年代だって未来ある時代だし、今思えば不便なことととか
沢山あるかもしれんけど、やっぱこんな時代だからこそ、(別に地震や原発に
始まった話じゃなく)ある種羨ましかったりするわけだがね。
多分、ワシ周辺より上からは、そう思うんじゃない?(昭和50年代生まれまで?)
でも、その「羨ましさ」って、単なるノスタルジーとかないものねだりじゃなくて、
このタイミングで公開されとるってことに、また意味があるんだと思いますけど。
「震災からの復興」、だけじゃなくて、もう少しいろんなものを含んでると思う。
その辺含めて、"今、見たい感じ"だったかしらん。

正直、そこまで宮崎アニメみてるわけじゃないもんでアレですが、
それでも作画が荒いとか、いろいろ気づいちゃいましたけど、
(あと、露骨にCG利用しとるってわかるんですよ…。妙な実写感がでて嫌なんだて。)
あと、なんか脚本を追ってるだけって気もしんこともないんですけど、
(だいたい、なんでまた尺が短いんだて?2時間ちゃんと作らんの…?)
その辺踏まえて(というか、まぁ、目を瞑れる範囲ってことで?)、
悪くない、っていうか、結構スキだったりするw
余計なひと言付け加えとくと、俊クンカッコよかったしwww
しかし、これがこんな理由でスキっていうのは、やっぱりワタシが意外と、
中身に関しては歳食っとるもんででしょうか。。。
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by yokusang_09 | 2011-09-01 23:46 | 映画を観てきた。 | Comments(0)

「海洋天堂」@名演小劇場

気づいたら、1年ぶりの映画でした…。信じられん!
ホントはいくつも見たい映画があったんですが、全部逃しておりました。
で、うまいこと1日に夏休みが取れたので、1,000円で見ちゃうもん!
と意気込み、いざ映画館へ。
ジェット・リーが、ノーギャラ・ノーアクションで挑んだ作品。
c0025481_615161.jpg【あらすじ】
水族館で働くシンチョンは、泳ぐことが何よりも好きな自閉症の息子・ターフーを男手ひとつで育ててきた。
ある日、シンチョンは自分が癌に侵され、余命わずかだと知らされる。残された時間で、自分亡き後も息子が普通に暮らしていける術を見つけなくてはならない。ようやく世話をしてくれる施設は確保した。
しかし、父にはまだ息子に伝えるべきことが残されていた。


ああ、久しぶりに映画見て泣きましたw
物語はとってもシンプルなんですが、そこの陰には大きなテーマが!とか、
お涙ちょうだい!とかでもなくて、役者とスタッフが丁寧に作りあげた、
ホントに見たままの世界だし、メッセージだし、って感じ。
いつもお世話になっているsabunoriさんの感想を読んでから行ったんですが、
すんません、感想がほとんど一緒なのでw、あんまり書くことがないんですがw、
「平凡にして偉大なすべての父と母へ」というメッセージがすべてを物語ってます。
ストーリーに驚くようなどんでん返しもないし、ホントそんだけなんだけど、
そのことを、こんだけ実直に、このクオリティで作品に込めるっていうのは
なかなかできんことですよ…(だいたい、説教くさかったりお涙頂戴系だったりしてまう)。
まぁ、自分は、子供もいなけりゃ結婚もしてないし、両親も健在ですけど、
そういうことじゃなくて色々考えてたりすることもあるので、
こういう要らん手の込んでない作品は心にしみます。

それにしても、ジェットリーがね。
こんなにオジサンだったっけ?って思ったんですけどね(笑)
でも、自分の中のイメージが、意外にも5~8年前くらいで止まっているっぽいもんで、
そうなのかもしれん…。けど、やっぱ、体が鍛わっとるもんで、ただのオッサンじゃない
色気があるんだわー。
だって、近くのよろず屋さんのお姉さんが恋心寄せちゃうんだし。
(別にやらしい意味で言っとるわけじゃないでね!)
ストーリーの本筋とほぼ関係ないけど、秋からまたトレーニング再開しようと思いました。
ハイ。(最近また痩せたんですけど、これは、確実に筋肉が衰えているからです。。。)
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by yokusang_09 | 2011-09-01 18:51 | 映画を観てきた。 | Comments(2)

「トイレット」@ミッドランドスクエアシネマ

駒ケ岳に行く代わりに、ミッドランドで観て来た。
なんか、すんごい人気で、上映回を遅らせて見た。

c0025481_13582.jpg『あらすじ』
「みんな ホントウの自分で おやんなさい」
「人生は退屈の繰り返しに耐え忍ぶことだと思う」そう信じて生きてきたプラモデルオタクの青年レイ、引きこもりピアニストの兄モーリー、エアギアターで自分のスピリットを表現しようとする大学生の妹リサ。
バラバラに生きてきた3兄弟が、生前母親が日本から呼んだ“ばーちゃん”と一緒に暮らし交流していく中で、次第に心の扉を開いていく…。
(チラシより)


「かもめ食堂」「めがね」に続く、荻上直子監督最新作。
「プール」はわかりやすいけど、違うと思っとったら監督が違いましたけど、
今度は、ちゃんと荻上さんですんで(笑)
カナダでロケだったらしーんだが(しかし登場人物はアメリカ人って言われとる)、
そして、登場人物はみんなカナダ人らしいんですが(英語の字幕だもんね)、
なーんか、日本っぽかったですw ある意味、「かもめ食堂」に通じるテンション。
「めがね」や(監督は違うけど)「プール」に比べると、説教臭くないというか、
ヘンな造作感がないというか、わたしゃ好きでしたよ。
むしろ、「ばーちゃんと心が通じ合って兄弟が自立していく」みたいなのが
宣伝段階でストレートに出とるもんで、いいんじゃないかと思います。
家族が云々って時点で「プール」と同じなのに、監督が変わるとこうなるんかとは思ったが。

ただ、指摘する声が多いみたいですが、若干もたいまさこ演じる「ばーちゃん」の
キャラクター設定(つーか、演出)が、何だったんだろ?ってところはあるかな…。
英語が喋れんくて、いっつも仏頂面のばーちゃんと、一体どーゆープロセスを経て
一番上の兄(モーリス)と、妹(リサ)は心を開いたのか、とか。
バカ丁寧に描く(つーか、説明する)必要もないけど、スルっとはいかんのも事実。
わからん、というよりはブラックボックスに近い描かれ方なんだがんね。だで、余計。
(しかし、ここで丁寧に説明してしまっては、「プール」と一緒になっちゃう。)

ただ、結果的に日本人キャストを罇真佐子だけにして、しゃべらせんかったってーのは、
なんか個人的には、映画として正解だった気がしとる。
あと、最終的に「ばーちゃん」が死んだことも。予定調和なかおりがしても死んで正解。
予定調和なかほりがしたって、流石にちょっと最後感動したもんね。ウルッってきた。

最後のレイがウォシュレットに感動するシーンは、「キミはそんなにアナルが感じるのか」
って一瞬思っちゃったけどwww、日本人としてはちょっと誇りに思ったぜ!
しかし、ワシは痔になりやすいので、あの水流は刺激が強くて苦手なのです…。
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by yokusang_09 | 2010-09-04 21:34 | 映画を観てきた。 | Comments(0)

「ビルマVJ 消された革命」@名古屋シネマテーク

c0025481_17315.jpgあのデモからまーはいそんなに年数が
経ってまったんか…って感じですが。
2007年にミャンマー(ビルマ)で起きた
反政府デモのドキュメンタリー。
実はミャンマー国内はビデオ撮影等は
禁止されとるらしく、(外国メディアであっても厳しく制限)
そこをかいくぐってVJ(ビデオジャーナリスト)達が
隠れて撮影を行い、そしてそれを海外メディアに発信している。
(ワシらがテレビで観た長井さんが殺害される映像もソレ)
あの、鮮やかなの色の法衣をみにまとった大量の僧侶が街を行進する姿は
ブラウン管通じてだけど(←当時も今も、ウチはまだアナログだでよw)覚えとる。
アウンサンスーチーさんのところまで行ったんだよね。
でも、外国人ジャーナリスト(日本人)が殺害されたニュースが放送されてから
日本のニュースでは、なんか、「日本人が殺された」ってところに
やたらと焦点が集まった気がして(あくまで個人的な印象ですが)、
その後、どうなっちゃったのかイマイチ知らんかった…。
さすがに、結果的に鎮圧されてしまったことは知っとるけど。

この映画、なんか、すっごく感想を述べにくいのよ。
感想がないわけじゃなくて、心に思ったコトをどう表現して良いのかわからん。
呆気に取られたし、感動したし、憤りを覚えたし、鳥肌も立ったし。
なんか、観るのが一番いいと思うのよ。まぁ、こんなこと言ってはなんだけどw
とりあえず、一番心に響いた台詞はVJが言う、「世界は我々に無関心だ」の一言。
それと、ここ最近の世界情勢を見てると、軍事政権が倒された後の
ビルマのことをついつい考えちゃんだわね…。
「どうなんだろ。」…って思ってしまうことが悲しい。

うー。恐ろしく取り留めのない事を断片的にタラリンチョと書いただけw

あ、一つ思ったこと。
ああゆう、ちょっとエンタメ仕上げ(進行上、一部芝居的な要素を入れる)て、
ドキュメンタリーの手法としてはアリなの?
おれ、ああゆうの観たことなくて。ムーアさんとかだって、突撃リポみたいだし、
もっとインタビューを重ねてくような感じだと思っとったのね。
勿論、堂々とカメラを回して撮影できる内容でも情勢でもないわけだし、
表現としてはアレで的確だし効果的なんだけど、素朴に疑問だっただけ。

あー、やっぱし取り留めのない感想がデレデレーって感じw

でも、コレは観るのが一番だて、やっぱし。
ほんで、自分の心に生じた感情とか考えとかを、
そのまま受け止めるのがいいような気がします。
きっと、なんか、後々の自分に繋がる気がすんのね。根拠ないけど。

ビルマVJ 消された革命 オフィシャルサイト
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by yokusang_09 | 2010-07-01 23:44 | 映画を観てきた。 | Comments(0)

「こまどり姉妹がやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ!」@シネマスコーレ

c0025481_3571324.jpg
結構前から気になっとって、観損ねたーって思っとったら、
名古屋で上映されるってことだもんで、観てきた。
なんか、シネマスコーレ、ちょっとおじさんくさいにおいがしました…。
で、上映される映画が「こまどり姉妹」だで、なんか、リアルよね…w

ザ・ピーナッツが陽に対して、陰といわれた(らしい)こまどり姉妹。
実は、ずーっと前になんかのドキュメンタリー番組で観たことあるんだわ。
「こまどり姉妹」のハナシって。
だで、実は年齢の割には(笑)、彼女達の生い立ちは知っとったんだわね。
でも、そっからだいぶ経つし、なんか、気になってまったのよ。
(ちなみに、ザ・ピーナッツは愛知県出身なのだ!西稜高校中退なのだ!)

この人たちって、やっぱ生ける昭和史ですよね…。
ま、年齢的にそんな人たちはぎょーさんおるんですけどw、
(だって、高齢社会だよ!)
樺太に住んで、引き上げてきて…って、三浦綾子の世界かてw
こんだけ絶頂とどん底を味わった2人のエピソードをこの歳になって知ると、
なんか、失礼かもしれんけど、ちょっと勇気付けられる。
映画の中で、一番印象的だったのは、冒頭に出てくる
「私たち、歌手になりたくてなったわけじゃないんですよ」という一言。
彼女達は生活のために、歌い手の道を進み始めたんだわね。
なんか、このさばけ具合、ある意味でかっこいいなー、というか。
でも「カッコイイ」とは違うか…。なんてゆーか、ホントに神様から
与えられた「食扶持」とでも言やぁえーんかしらん。
でも、その「食扶持」が結局彼女達を苦しめた部分もあったんだと思うと
これまた皮肉だとも思うし。でも、「芸は身を助く」を
これ以上体現した人がおるんかしらん…とも思うし。
いろんな意味で、歌手としての人生が運命だったんだなって感じ。

ぶっちゃけたハナシ、最近、自分はやっぱり仕事で生きてくしかないんかと
思うわけですよ。余暇活動に精を入れとるようにみえると思うけどw
それ以外に、自分を形作るってゆーか、社会に対するステータス的な
(じゃないけど、なんていえばえーの?)モンを形成できん気がして。
(わからん、結婚とかできるならそーゆー道もあるんでしょうよ。)
だもんで、アラサーになってから、改めて「こまどり姉妹」の半生をみて、
「あー、自分も覚悟を決めて頑張らなきゃ」って思ったんだわね。

ま、そんなわけで、アラサーとかその辺にこそ
観てほしい映画な気がしました。

面白いよ。多分、エンディングとかリマスタリングしてあると思うし。

それにしても、スコーレ、今後のラインナップが気になりすぎる。
キャタピラーもそうだけど、他にも諸々。休暇ごとに通わんとかんかもwww

映画「こまどり姉妹がやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ!」公式サイト
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by yokusang_09 | 2010-07-01 17:08 | 映画を観てきた。 | Comments(0)


生きて名古屋に帰って来たよ。


by yokusang_09

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