ままごと「わたしの星」@三鷹市芸術文化センター 星のホール

c0025481_20141943.jpg拝啓 Spica
お元気ですか。新しい星の生活には慣れましたか。
あなたがこの星を発ってから、こっちはずっと夏のまま。
星空を見るとつい、あなたを探してしまいます。
星に引力があるように、人にも引力がある。
わたし、あなたのことが大好きで、大嫌いでした。
この手紙が届くころ、あなたは夜空のどこにいるでしょう。
たとえ、どれだけ離れても、あなたはずっとわたしの星。

時報を合図に、少女と星の一生を描いた『わが星』。
その世界観を引き継いで、東京では2年ぶりとなる柴幸男の新作『わたしの星』が誕生します。出演するのは、オーディションで選ばれた高校生たち10人。今回はスタッフにも高校生が参加します。演劇を「ままごと」のようにより身近に。より豊かに― その思いを大切に、2009年の旗揚げ以来、さまざまな場所、人と作品を立ち上げてきた「ままごと」。この夏は東京で高校生たちと、新たな星の物語をつくり出します。



オーディションで選ばれた高校生たちが出演する、「わが星」の続編のようなスピンオフのような、なんかそんな話。
(実はおれ、あゆみの印象ってすごくあるんだけど、わが星って案外印象薄いんだよねw)

高校時代に演劇部だった僕は、この夏、劇場でとびきり特別な経験をしている彼らを観ながら、全国大会に出場したときのとか、羨望とか、そういう、いろいろ含めて、まぁ、懐かしい気持ちに包まれておりました。だって、なんかもーすんごい、他の地区の学校の作品を観てるみたいな気分だったんだもん。あの当時観た、東京の高校に対する感覚に近かったですね。まんまだがねw

でも、だからなんだろうか、等身大の彼らが演じている高校生がいっぱいでてくるお芝居は、変なノスタルジーというフィルターをかけたりすることもなく、するっと自分の中に入ってきて、するっと消化されていった。だって、混じりっけのない天然物の高校生だからね!

いろんな未来があって羨ましいなーって思っていたりはしましたけどw、でもそれぞれが、いろんな選択をしながらこれからの人生が続いていくって、そりゃ素晴らしいし、この一緒にいた時間って、偶然も偶然なんだろうけど、でも、そうそれって普通なことだと思うし、あんまり泣いたりしない。ノスタルジーには駆られるけど。

てか、この手の芝居で泣きまくってしまうというのがよくわからなかったりする・・・。いや、結構なノスタルジーに駆られて、こみ上げてくるものがあるのはあるんだけど、みんなそんなに過去が美しいんだろうか。
といいつつ、かつて自分もそんな時期があったことがあったので(道行く高校生の集団を眺めては、泣きそうになっていたという今にしてみれば病気みたいな時期)、そういう琴線に触れる人もいっぱいいるのかもしれない。最近は、ストレスがメンタルじゃなくて、自律神経に訴えかけてくるもんですから・・・。

でもさ、こういうのをそれなりに俯瞰して観られるってところがさ、もう、ぼちぼちヤングチームじゃなくてアダルトチームよね!!!!
と、寂しいことを考えたりもするw

ちらりと聞いたんですけど、オーディションで採用した高校生、経歴をみると、もうプロみたいな人もいて、実際、ほぼ未経験者みたいなのとプロみたいなのの差がかなりあったらしい。確かに、巧い下手はあったと思うんだけど、そこはかなり巧いこと演出したのか、演技指導したのかわかりませんけど、違和感なかったですけどね。僕がちょっと演劇部の大会作品的フィルターがかかっていたからでしょうか。

どちらかというと、この年齢になって自分が見慣れてしまった芝居(演技)と、まだ芝居というものに出会った直後の芝居(演技)との違いみたいなものを、地味に見せられた気がして、まぁ、自分の成長を実感しましたねw
いや、ほんでもね、高校生キャストはすごく良かったですよ。あの世界はなー、やっぱり天然物の高校生じゃないと表現できない世界観かもなー。

彼らにとっての夏休みの思い出に触れることができて、僕も少し、夏休み気分を味わうことができました。はいー。(仕事の電話なりまくりで、夏休みなんて取った気分じゃなかったしなぁ。)

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ままごと 「わたしの星」
2014年8月21日~8月31日
@三鷹市芸術文化センター 星のホール

作・演出:柴幸男
出演 <オーディションで選ばれた高校生>:生駒元輝、坂本彩音、佐藤まい、西片愛夏、西田心、札内茜梨、山田奈々緒、吉田圭織、吉田恵、吉永夏帆
高校生スタッフ:新井悠里、小俣七海、小出実樹、徳野絵美理、中村瑠南、町田将太郎
舞台監督:佐藤恵 美術:青木拓也 照明:伊藤泰行 音響:星野大輔(サウンドウィーズ)
衣装:藤谷香子(FAIFAI) 宣伝美術:セキコウ チラシ撮影:濱田英明 
演出助手:濱野ゆき子、高梨辰也(トッコ演劇工房)
制作:加藤仲葉(ままごと)、森川健太(三鷹市芸術文化振興財団)
制作統括:森元隆樹(三鷹市芸術文化振興財団)
製作総指揮:宮永琢生(ままごと|ZuQnZ)
特別協力:急な坂スタジオ 協力:株式会社キューブ、株式会社ボックスコーポレーション
企画制作:ままごと(一般社団法人mamagoto)、公益財団法人三鷹市芸術文化振興財団
主催=公益財団法人三鷹市芸術文化振興財団

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by yokusang_09 | 2014-08-23 17:11 | 芝居を観てきた2014 | Comments(0)


生きて名古屋に帰って来たよ。


by yokusang_09

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